yh氏の日記

主に買った本を、メモがてら、ずらずら書いていきます。他に言葉集めなど。過去記事鋭意編集作業中。

今日買った本

■今日買った本。計985円。

 

a)書肆鯖通販にて。

1・谷川俊太郎・文、中村ノブオ・写真、なかのまさたか・AD『あしあしはだし』福音館書店 ¥985

 

b)某所にて。

2・獅子文六『コーヒーと恋愛(可否道)』角川文庫 ¥0

 

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 a)にて本を65冊売却した売上の一部で、1の本を購入したのだが、それが本日届いた。b)は某所で譲っていただいたもの。

 1:1997年7月1日発行の月刊予約絵本「年少版・こどものとも」通巻208号のペラペラ版。

 2:表紙絵は村上豊ちくま文庫で復刊されているが、この角川文庫版は初めて見た。

今日買った本

■今日買った本。計670円。

 

a)ブックオフ徳島川内店にて。

1・尼子騒兵衛『落第忍者乱太郎 38』朝日新聞社 ¥110

2・狩撫麻礼・作、かわぐちかいじ『ハード&ルーズ 7』双葉社 ¥60

3・伊知地国夫・写真『そうだったのか! しゅんかん図鑑』小学館 ¥500

 

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 空港に某氏を迎えに行った帰りに、a)へ。閉店前の1時間くらい滞在した。¥100引きクーポンを使用した。

 1:収集中の漫画。

 2:全7巻の漫画で最終巻を見つけたので試し買い。

 3:同行者が見つけて買ったもの。

今日買った本

■今日買った本。計1500円。

 

a)アジア砒素ネットワークより郵送にて。

1・川原一之『和合の郷 祖母・傾山系土呂久の環境史』 ¥1500

 

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 204/3/28に郵送希望のWebフォームに入力して、a)より2024/4/3に受け取ったもの。

 1:非売品で、発行者は著者に同じ。本の代金は¥0で、送料・包装代など諸経費¥1500として、これを代わりに振り込んだ。サブタイトルの山系は、大学時代によく登りに行っていたエリアで、それだけで懐かしい。土呂久という地名にピンとこなかったので、ちょっと調べてみたら、砒素鉱山の集落だったそうで、そういえば、祖母・傾エリアのベースキャンプによく使っていた尾平エリアには、鉱山の廃坑があちこち目についていたなあという記憶が蘇ってきた。そうか、あの辺りは砒素が採れていたんだなと。そんな感じで、興味が湧き読んでみたく、送っていただいたのだった。

今日買った本

■今日買った本。計2104円。

 

a)VALUE BOOKS通販にて。

1~10・山本おさむ『赤狩り THE RED RAT IN HOLLYWOOD 1~10巻』小学館 ¥1750

11~13・尼子騒兵衛『落第忍者乱太郎 37,40,45』朝日新聞社 各¥118

 

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 2024/3/31に注文した商品の1~10が、本日2024/4/2に届いた。11~13は、その2日後だったかに、別便で届いた。保管していた倉庫の場所が違かったようだ。

 1~10:収集中の漫画で、3巻分所有しているのだが、今回セット売りで安かったので買ってしまった。

 11~13:欲しいだろう人がいるので購入。

今日買った本

■今日買った本。計283円。

 

a)ヤフオクにて。

1・宮川やすえ・再話、田島征彦・絵『ごちそうのでるテーブルかけ』文研出版 ¥283

 

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 a)にて2024/3/29に落札した商品が、クリックポストで2024/4/1に届いた。

 1:ペラペラ版で所有していた絵本。ハードカバーがあると知って、そちらが欲しくなり落札した。

今日買った本

■今日買った本。計3630円。

 

a)9kにて。

1・わだよしおみ・作、わかやまけん・絵『ちちんぷいぷい』ポプラ社 ¥550
2・佐々木潔・作/絵『ゆきのひ』講談社 ¥580
3・赤羽末吉・作/絵『おへそがえる・ごん 1 ぽんこつやまのぽんたとこんたの巻』福音館書店 ¥2500/3

4・赤羽末吉・作/絵『おへそがえる・ごん 2 おにのさんぞくつやっつけろの巻』福音館書店 ¥2500/3

5・赤羽末吉・作/絵『おへそがえる・ごん 3 こしぬけとのさまの巻』福音館書店 ¥2500/3

 

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 a)の店に、4冊ほど絵本を売りに行こうと思ってHPを見に行ってみると、珍しく夜営業をやっているらしかったので、行ってきた。

 1:和田義臣。

 2:文字なし絵本。

 3:既読既所有の巻。3~5は箱入りでセット売りだったので、重複したけど買った。またこの第1巻だけa)へ売りに行ってみても良いなと思っている。

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今日買った本

■今日買った本。計370円。

 

a)ヤフオクにて。

1・楢山芙二夫『魔の聖域』毎日新聞社 ¥370

 

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 3/24に落札した商品が、3/27にゆうメールで届いた。

 1:帯付だった。装画が藤本蒼。カバーだけでなく、本体にも同じ絵がモノクロで印刷されているのと、カバー絵の一部が、扉絵にも使われている。本作は、角川ホラー文庫化されているが、そちらでは藤本蒼装画ではない。

今日買った本

■今日買った本。計3010円。

 

a)二階町三番街書店にて。→初入店。

1・広瀬鎮『サルの学校』中公新書 ¥50

 

b)真善美堂にて。→初入店。

2・山田正紀『チョウたちの時間』角川文庫 ¥300

3・庄野直美・編著『ヒロシマは昔話か』新潮文庫 ¥600

4・小島信夫『墓碑銘』潮文庫 ¥350

5・寺山修司『誰か故郷を想はざる 自叙伝らしくなく』角川文庫 ¥260

6・森内俊雄『使者』角川文庫 ¥250

 

c)喫茶フリーダにて。→古本販売棚がある。喫茶も利用。

7・モーリス=センダック/マシュー=マーゴーリス・作、モーリス=センダック・絵、山下明生訳『子いぬのかいかたしってるかい?』偕成社 ¥600 honeycombBOOKS

8・谷川俊太郎/灰谷健次郎/上野瞭/今江祥智/長新太/岩瀬成子/白川高司/高田桂子/亀之園智子/なかえよしを/柴田香苗/比木田平/神沢利子『こどもの世界 童話館』サンケイ出版 ¥600 おひさま

 

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 姫路文学館の企画展「生誕120年記念 木山捷平展」をやっているのだが、今日、その観覧券があれば、世田谷ピンポンズ氏のライブ「木山捷平をうたう―おき忘れた下駄に雨がふる―」が無料で見られるということで、日帰りで姫路に行ってきた。私は木山捷平作品を一冊も読んだことがなく、おそらく一篇の短篇や詩も読んだことがないから、人物を全く知らないで見に行ったのだが、企画展を見るだけでも2.5h程度かかり、見応えのあることあること。昼は文学館からほど近い水戸珈琲店で。ライブは14時から1.5h超あり、新曲として木山捷平の詩を歌った作品が4つ(船場川(せんばがわ)は数年前に作ったので新曲扱いしなかった)聴けた。喫茶大陸が姫路にあること、文学館1Fの常設展を見たことで、白鷺飛んで大手門の白鷺とは、白鷺のように白い姫路城の異称だと知り得た。ライブ後、同行者を姫路駅まで送り届け、単独行動で、まずb)へ。無人古本店だが、角を折れたところの店舗の人が管理をしているようだ。モーションセンサー付きのカメラが動作しているのか、ときどき電子音が鳴って、棚を見よう集中する意識を邪魔する。何とか1冊買えた。それから、古本販売棚があるc)へ。少なくとも3店舗の古本屋さんからの古本や新刊が並んだ買える棚があった。カウンターの向かって左端に座らせていただいたのだが、カウンターの上、チューリップと水仙と胸像が、同じ配色で(下から緑、白、スミレ色)帯を成しており、春の虹のような奇跡的な光景だった。この日のお客さんで誰か気づいた人はいただろうか。水仙がそろそろ元気がなくなってきていたので、翌日の花はもう違うものになってしまっただろう。この光景にあまりに感動してしまった。振り返ってみても、ここまでの喫茶店カウンター体験はかつてない。夜のバーには、これに類似するような感動はなくはないのだが。この花を見つけ挿した店主のどこまでが意識的に為された部分だろうか。私には訊けなかった。

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今日買った本

■今日買った本。計1040円。

 

a)ヤフオクにて。

1・アイザック・B・シンガー・作、ユーリ・シュレビッツ・画、関憲治訳『ヘルムのあんぽん譚』篠崎書林 ¥1040

 

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 a)にて3/19に落札した商品が本日3/23にゆうパケットで届いた。

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今日買った本

■今日買った本。計7555円。

 

a)ミニ和田岬一箱古本市 於 アコークロー舎にて。→初入店。

1~3・泰三子『ハコヅメ 交番女子の逆襲 1~3』講談社 3冊で¥150 豆球文庫

4・わかつきめぐみ『言の葉遊学(あそびがく)』白泉社 ¥100 本の小筐 栞

5・山本ゆりこ『チーズケーキの旅』女子栄養大学出版部 ¥250 まちあるき

6・服部文祥『息子と狩猟に』新潮文庫 ¥100 アコークロー舎

7・キャロル・セベンセン・原作、堀内誠一・絵、岡本一郎・文『おおおとこのおくりもの』学習研究社 ¥100

8・石井桃子・訳、太田大八・絵『三びきのこぶた』福音館書店 ¥200

 

b)ネオン街の弁当屋 乙(おと)にて。→初入店。喫食利用、本購入無し。

 

c)1003にて。→移転後、初入店。

9・中尾町子・原案、中川正文・文、四国五郎・絵『ムッちゃん』山口書店 ¥330

10・谷口ジロー『晴れゆく空』集英社 ¥715

11・野溝七生子『梔子(くちなし)』ちくま文庫 ¥1320

12・衣巻省三、山本善行・撰『衣巻省三作品集 街のスタイル』国書刊行会 ¥3850

13・横田順彌『古本探偵の冒険』学陽文庫 ¥440 えらんだ堂

 

 

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 第4回目のリベンジ開催を期していたa)だが、何とまた悪天で開催中止となってしまった。がっかりしていたが、昨日の昼に中止発表したその日の夜には、アコークロー舎という古本屋さんが店を会場として提供してくださるとかいうオファーが実行委員宛にあったらしく、a)のところに書いた通り、ミニ版として(40箱出店予定が最大20箱までの出店となって)開催されることになった。私は、会場となる古本屋さんのことを全く知らなかったので、そこへの初入店もできることもあって、会場へ行ってきた。1Fがカレー屋さんで、2階から4階が古本屋。古本屋は建物の裏から入る。出店者とお客さんでぎゅうぎゅうの会場はアットホームな雰囲気がむんむんして、楽しかった。b)は、もともとa)に出店予定だった方の経営する店舗で、そちらで一人古本市をするということだったので、そちらへも寄ってみた。本は買えなかったが、なかなか足を踏み入れないエリアの面白店舗で、折角なので昼ごはんとしてホットサンドなどを食べた。地下鉄で少し移動して、ときどき通販を利用しているc)へ。古本と新刊が、4:6くらいの割合の品揃えかな。古本は、他店舗や委託販売のようなものが多いようだ。ビルの5階にあるのだが、こちらも店内お客さんがたくさんいて、静かな熱気が充満していた。また地下鉄に乗ってコインパーキングに戻る前に、ぎょうざ大学という店で餃子を3人で10人前食べて帰った。ぎょうざ大学は、昔は追加オーダーできていたように思うが、新型コロナウイルス流行の影響でシステムを変えたのかな。

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 7:学研の月刊幼児教育絵本で、第29巻第9号・昭和52年12月号のペラペラ製本のもの。

 8:福音館のペーパーバック絵本。

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今日買った本

■今日買った本。計6953円。

 

a)富岡公民館にて。

1・辻信一『ナマケモノ教授のムダのてつがく 「役に立つ」を超える生き方とは』さくら舎 ¥1700

 

b)附屋書店阿南店にて。→初入店。

2・ユリー・シュルヴィッツ・作/画、瀬田貞二訳『よあけ』福音館書店 ¥1320

 

c)suruga屋にて。

3・安野光雅『旅のスケッチ イギリスI』文春絵はがき文庫 ¥190
4・清水達也・作、小沢良吉・絵『ひびけ、チンドン』教育画劇 ¥437
5・かこさとし・作『きみはタヌキモを知っているか 食虫植物とぼくたちの関係』小峰書店 ¥304
6・籾山千代・作/絵『知識図絵 日本の伝統 能』大日本図書 ¥171
7・ロバート・クェッケンブッシュ・作/絵、中野完二訳『いちばんうれしいおきゃくさま』佑学社 ¥209
8・ルイーズ・ファティオ・作、ロジャー・デュボアザン・絵、岡本浜江訳『ペンギンのヘクター』佑学社 ¥209
9・小沢良吉『ねこのべんごし』フレーベル館 ¥1330
10・ヘルメ・ハイネ・作/絵、大島かおり訳『てんごくの土ようび』佑学社 ¥380
11・くじらいいくこ『Blue Jean 1』小学館 ¥152
12・山本おさむ『ぼくたちの疾走 14』双葉社 ¥152
13・山本おさむ『ぼくたちの疾走 15』双葉社 ¥133
14・永島慎二『かかしがきいたかえるのはなし』ふゅーじょんぷろだくと ¥266

 

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 a)にて某氏の講演会があり、その場にてイベント価格で新本を購入。著者にサインをいただく。講演の冒頭でジェーン・グドールの言葉が出てきて、いつか図書館で借りて読んだ『いつもみていた ゆめをかなえた女の子ジェーン・グドール』で知ったチンパンジー研究家のことだと思い出して、自分の読書歴と重なるものがあり、ちょっと感じ入るものがあった。それから第一部の講演全体から、2の絵本の内容と大いに重なるところがあり、おそらく著者はこの絵本を知っているだろうな、著作の中で一度は引用しているのじゃないだろうか、と思って1を買ったときに少しお話をしたら、どうやら2の本を知らないらしかったので、思い切って中休み時間にb)へ行って、プレゼント用に買ってきて、講演が終わった後、押し付けがましくてどうしようか迷ったがえいやっと講演者にプレゼントした。我ながら頭のおかしな聴講者である。さて帰宅して、c)より3/10に注文した本たちが、本日3/16にゆうパックで届いていた。c)での買い物には、CD『JUST LIKE HONEY 『ハチミツ』20th Anniversary Tribute』¥1300も含まれていたのだが、そちらは本ではないので上記にはわざと記載していない。

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 3:いつ使うんだ、いざ使おうとして切り取ることができるかどうか、とかいろいろ思うのだけど、つい欲しくなる絵はがき文庫。

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 5:

 6:全3巻のシリーズ「知識図絵 日本の伝統」のうちの1冊。他に、歌舞伎と相撲があり、いずれも籾山千代・作/絵のようなので、ぜひ読んでみたいところ。

 7:アメリカ創作絵本シリーズ5。

 8:ペンギンのヘクターシリーズの第1巻。

 9:小沢良吉ねこシリーズの第5巻に相当。

 10:

 11:収集中の漫画。かなり状態が悪いものが届いて悲しい。ワレ、背ヤケ、他店の値札シールついたままでしかもその時の値札シールは¥10の表記。

 12,13:収集中の漫画。

 14:珈琲文庫の第2巻。1995年刊行のものを入手したが、2003年に新装版が出ているようだ。何篇か既読のような。「旅人たち1~3」は、hontoの電子書籍『青春裁判』で読んだようだ。「チビ」以降もどこかで読んだ気がする。SonyのReaderの電子書籍かもと思ったけど、違うようだ。あとがきを読むと、"その作者が自分のために、それを描かねば生きれなかった、と言ふ作品もある"とのことで、そんなお金のためでなく描かれた作品たちが読める。というか、対して永島慎二作品を知らないのだけど、貸本作品でない永島慎二漫画を読むと、全部そんな作者の必然的な思いの発露でしかないといった切羽詰まった切実・痛切な作品ばかりで、本当に心に届く・触れられるようなところがある。詩情に溢れて、読者が自分のために描かれたと勘違いしてしまうようなところがある。今回一冊通して読んで、やっぱり心がぬくもった。

今日買った本

■今日買った本。計100円。

 

a)VALUE BOOKS通販にて。

1・尼子騒兵衛『らくだいにんじゃらんたろう にんじゃやしききょーふのおるすばん!』ポプラ社 ¥100

 

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 a)に3/9に注文した本が、ゆうメールで3/13に届いた。

 1:某氏がはまっている乱太郎の本が安く見つかったので、購入。

今日買った本

■今日買った本。計3700円。

 

a)おかやま表町ブックストリートにて。→初会場入り。

1・『上林暁・外村繁アルバム』角川書店 ¥100 しらとり文庫

2・谷川俊太郎・編『わらべうた 上』冨山房 ¥200 Finder+

3・谷川俊太郎・編『わらべうた 下』冨山房 ¥200 Finder+

4・トミー・ウンゲラー・絵と文、麻生九美訳『メロップスのわくわく大冒険 1』評論社 ¥200 tricco

5・トミー・ウンゲラー・絵と文、麻生九美訳『メロップスのわくわく大冒険 2』評論社 ¥200 tricco

6・イ・ヨンギョン・文/絵、神谷丹路訳『あかてぬぐいのおくさんと7にんのなかま』福音館書店 ¥500 tricco かみやにじ

7・『Spectator Vol.42 新しい食堂』エディトリアル・デパートメント ¥700 ネジマキネコ

8・青来有一『爆心』文春文庫 ¥100 ayumi書房 読書会

9・長田弘『死者の贈り物』ハルキ文庫 ¥100 三月三日書店

10・島田潤一郎『90年代の若者たち』岬書店 ¥500 本屋、ある朝裸足で

11・さいとふゆじ・作『のうさぎのえ』福音館書店 ¥100 マミィ

12・さいとふゆじ・作『ぼくのむらはね、ぶん』福音館書店 ¥100 マミィ

13・ドストエフスキイ、米川正夫訳『ドストエフスキイ前期短篇集』福武文庫 ¥300 小品(こしな)

14・永島慎二・作/構成『夜明け(雑誌の切り抜きを前所有者が簡易製本したもの)』 ¥300 たかつか

15・川崎大治・文、太田大八・絵『はなたれこぞうさま』そしえて ¥100 吟遊堂

 

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 2024/2/23~3/10まで、おかやま文学フェスティバル2024という本関連のお祭りがあり、その中のイベントの一つであるa)が本日開催。アーケードで一箱古本市とプロの古書店や新刊書店などが古本や新刊、個人制作物などを売っていた。ものすごい人出に圧倒されつつ、しっかり見て、回ったら、開店時刻から見ていたものの、閉店間際の時刻までかかった。アーケードには、かなりマニアックな専門店が多くて、岡山市の文化レベルの高さを感じさせた。

 1:1962年刊行の『角川版昭和文学全集 第9巻 上林暁・外村繁』角川書店の付録。

 2:

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 4:古本ではなかなか見ない第2巻と並べて売っていたので、この1巻から同時購入。ブタのメロップス夫妻とその息子4人(4匹?)たちの冒険譚が3篇収録されている。と書いたが、夫人は基本的にハウスキーパーをしていて、冒険帰りの男たちをスイーツを作って待っている。篇にもよるが、ウンゲラー新人時代の作ということで、色遣いが限定されている。白と黒の他に、許された色は、薄茶、水色、緑がかった水色、薄だいだい色の最大4色となっている。3篇目の「メロップス一家の地底探検」が思いがけず洞窟探検譚で、洞穴ものを常に探している私には嬉しい発見だった。ヘッドランプや縄梯子の用意をしたり、洞内二次生成物の説明があったり、測量やスケッチをしたり、古代人?の生活の痕跡の調査があったりと盛りだくさん。ゴムボートまで持ち込んでいるのだから、恐ろしい装備の量で、普通は体力が持たないだろうなと思う。最後は、ギャングの隠したものを発見して、その回収に便乗して洞外に脱出。

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 7:「かわらばんくんと読む食堂早わかり画報」(構成と文:編集部、作画:三好吾一)が9ページにわたって掲載されている。

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 11:こどものとも年中向き、1988年12月1日発行のペラペラ版。

 12:こどものとも年中向き、1990年3月1日発行のペラペラ版。

 13:

 14:1968年刊行の月刊誌『希望ライフ』(内容的に1月号か?)に掲載された作品。

 15:そしえて民話絵本。扉にシール&判子跡有。童話館出版で再販されている。

今日買った本

■今日買った本。計450円。

 

a)ブックオフ徳島田宮店にて。

1~3・山本おさむ『赤狩り 1,2,4』小学館 各¥110

4・ユーフラテス『コんガらガっちあっちこっちすすめ!の本』小学館 ¥120

 

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 某氏をランチイベントに送った後、一時間半くらい暇だったので、a)へ行ってみた。

 1~3:収集を開始した漫画。全10巻ある。

 4:同行者が求めたもの。ピタゴラスイッチのスタッフが作った本だそう。と分かると、何となくそれっぽいところがある。アプリクーポンを使って、¥100引きで買えた。

今日買った本

■今日買った本。計7450円。

 

a)Book&Coffee coyomiにて。→初入店。

1・大谷英之・写真、大谷淳子・文『ありがとう大五郎』新潮文庫 ¥200

2・エヴェンキ民話、アンナ・ガルフ・再話、内田莉莎子訳、小野かおる・絵『カンジカおばあさんのおきゃくになったうさぎたち』福音館書店 ¥100

3・マルシャークの詩より、内田莉莎子訳、清水義博・絵『ぼくはだいくさん』福音館書店 ¥100

4・ラディヤード・キプリング・作、寺村輝夫訳、長新太・絵『ぞうのはなはなぜながい』集英社 ¥200

5・ドロシー・バン・ウォアコム・文、エロール・ル・カイン・絵、辺見まさなお訳『ね、うし、とら……十二支のはなし 中国民話より』ほるぷ出版 ¥600

6・モーゼス・ガスター・文、光吉夏弥訳、太田大八・絵『りこうなおきさき』岩波書店 ¥500

7・ハロルド・クーランダー/ウルフ・レスロー・文、土方久功・絵、渡辺茂男訳『山の上の火』岩波書店 ¥700

8・チャールズ・ギラム・文、石井桃子訳、丸木俊子・絵『カラスだんなのおよめとり』岩波書店 ¥800

9・A・トルストイ/M・ブラートフ・文、高杉一郎/田中泰子訳、E・ラチョフ・絵『まほうの馬』岩波書店 ¥800

 

b)ブックオフ徳島川内店にて。

10・神沢利子・作、渡辺洋二・絵『こねこのルナ』ポプラ社 ¥110

11・安房直子・作、田中槙子・絵『ねずみのつくったあさごはん』秋書房 ¥110

12・横溝英一・作『はしるはしるとっきゅうれっしゃ』福音館書店 ¥110

13・ヤン・サン・再話、ドゥア・リー・下絵、ヤン・ロン/ヤン・イェン・刺繍、やすいきよこ訳『サルとトラ ラオス・モン族の民話』福音館書店 ¥110

14・リチャード・スキャリー・作、奥田継夫訳『スニッフはたんていだいすき』ブックローン出版 ¥350

15・リチャード・スキャリー・作、奥田継夫訳『パトリックふうふはおひゃくしょうだいすき』ブックローン出版 ¥350

16・藤本義一『虹の怪奇簿』双葉文庫 ¥110

17・ルー・ウォーレス、白石佑光訳『ベン・ハー』新潮文庫 ¥110

18・亜月裕『かぎりなくアホにちかい男』集英社 ¥110

19・関川夏央・松森正『18階の男』日本文芸社 ¥110

20・関川夏央・作、谷口ジロー・画『リンド3(スリー)! 4』双葉社 ¥110

21~22・能條純一『翔丸 2,3』講談社 各¥110

23~27・尼子騒兵衛『落第忍者乱太郎 1,2,4~6』朝日新聞社 各¥110

28~36・山本おさむ『ぼくたちの疾走 1~9』双葉社 各¥110

 

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 某氏の誕生日ということで、氏のしたいことをする日になり、a)の店への初入店となった。ワンドリンク制らしく、コーヒーを注文し、古本を物色。基本的にほとんどの本が売り物にしているようだ。絵本と児童書にぐっとくる本が多かった。帰りに、b)へ寄った。レトロコミック棚があるのは気付いていたが、少女漫画棚の方にもレトロコミック棚があるとは、今日初めて知った。安彦良和の漫画や、関川夏央原作の漫画が目立った。

 1:

 2:《こどものとも》456号、1994年3月1日発行のペラペラ版。記名有。エヴェンキはロシア国内の概ね中央部に位置し、かつて自治管区をもっていた、狩猟や遊牧を主な生業としていた民族。白いウサギでも、長い耳の先は黒い種があるが、それの由来譚のようなものか(いかにも由来譚です、という文章になっていない)。カンジカおばあさんとは、やまんば、バーバ・ヤガーの類だと思われ、ちょっとした魔法を使うことができる。おばあさんの槍で勝手に遊んでいた白うさぎたちが、くまに槍を奪われて、その槍が飛んできて、うさぎの耳の先をかすめる。そのときに、摩擦で焦げたのか槍の色が移ったのか何なのか分からないが、うさぎの耳の先が黒くなってしまい、"さきっぽくろみみうさぎ"になる。

 3:《こどものとも(年中向き)》、1991年2月1日発行のペラペラ版。2と同じ記名有。木版画でぱっと見で一目惚れするような本。腕利きの大工さん気取りの少年だが、戸棚を作ろうとして、板を薄くし過ぎてしまい、しょうがないから代わりに腰掛け作ろうとして、これもやっぱり何か失敗して、めげずにこの繰り返しをしていく。最後にめげそうになるところをお母さんの声かけで救われて、サモワール(湯沸かし)に入れる燃料としての木屑提供職人として感謝される。機嫌の良いとき、それを保つのが危うくなってきたとき、のあるある感。そして、どんな風に手を差し伸べれば良いか、の好例を示してくれて、年中くらいのこどものいる生活を思い出させる良い作品。

 4:

 5:

 6:ルーマニアのたのしいお話。

 7:エチオピアのたのしいお話。

 8:アラスカのエスキモーのたのしいお話。

 9:ロシアのたのしいお話。

 10:

 11:

 12:

 13:月刊予約絵本《こどものとも》547号、2001年10月1日発行のペラペラ版。こどものとも世界昔ばなしの旅の一つとして、2005年に特製版が出ているようだ。そちらをぜひ入手したいところ。

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