2006-10-23 Zの悲劇 読んだ本 【Zの悲劇】エラリー・クイーン 鮎川信夫訳 創元推理文庫 ★★★ 2006.10.1 悲劇四部作 クライマックスになると加速するのが、この悲劇連作のようだ。解決の兆しもない中盤までは、冗長に思えるほどにじりじりとじらされたが、20章から最後までは一気読み。論理積による犯人指名は、本格味十分。電気椅子の話が多く描かれ、懐かしい「グリーンマイル」を思い出した。