■今日買った本。計2370円。
a)プラファ古書即売会にて。→初開催、初会場入り。
1・アレクサンドル・ジノビエフ/作・画、川崎侠(かわさきとおる)訳『戯画詩集 酔いどれロシア』岩波書店同時代ライブラリー ¥300
2・島尾敏雄『夢の中での日常』講談社 ¥300
b)シャトル氷見店にて。
3・室賀信夫『日本人漂流物語』新学社文庫 ¥200
c)ブックendsにて。→本購入無し。
d)ブックオフ富山豊田店にて。
4・石和鷹『野分酒場』福武文庫 ¥105
5・イブン・バットゥータ、前嶋信次訳『三大陸周遊記』角川文庫リバイバル・コレクション ¥105
6・武田泰淳『政治家の文章』岩波新書 ¥105
7・アンヌ・フランソワ、松本百合子訳『壊れゆく女』青山出版 ¥105
8・斎藤隆介、滝平二郎/絵『花さき山』岩崎書店 ¥200
9・安野光雅『おとぎの国の郵便切手』岩崎書店 ¥650
10・セオ・レシィーグ、ロイ・マッキー絵、田村隆一訳『あたまのうえにりんごがいくつ』ペンギン社 ¥300
***
a)の古本即売会が明日までという情報を得て、車を飛ばしてみた。開催期間は3週間と少しということだから、随分長いものだ。このショッピングセンターで開催される古本市はこれが初めてらしい。その他、帰路に数軒寄った。
1は、酒の関連本ということで。既に読了。酔いどれは、単なる酔っぱらいやアルコール中毒者とは違う、という論が面白かった。
2は、表題作だけなら他の文庫でも出ていると思う。本書は、現代文学秀作シリーズとして出された本。装幀が良いのと、帯に"日本文学士にシュルレアリスムの新しい伝統を創造した名作11篇を精選収録"とあったのが、購入の決め手。
3は、半年ほど前から気になっている漂流譚関連の本ということで。学校の図書館なり、授業で使うことを想定した本作りがされている。新学社という出版社が教育系の出版社なのかな。
4は、泉鏡花文学賞受賞作らしい。全く知らない作家ではあるが、気になって購入。前回来店時も棚にあったような気もする。
5は、イスラム世界のマルコ・ポーロと呼ばれるイブン・バットゥータの各国周遊記の抄訳版。中公文庫BIBLIOでも2004年に出ているようだ。こちらはタイトルにちゃんと抄と入っているので親切。
6,8は、行商用。
7は、何でもベルギーの三大文学賞受賞作ということだ。ちょっと恐そうな表紙に惹かれて購入。ベルギーには文学賞はいくつくらいあるのか。
9は、以前東京都内の古本屋で買った本なのだが、その時買った本には、最後のページに本物の切手が貼ってあるはずなのに、無くなっていた。それが悔しかったので、今回本書を見つけて、その切手が残っている古本を見つけることができて非常に嬉しかった。
10は、りんごの本ということで手に取ったところ、なかなか面白そうだったので買ってみたもの。既に読了。これは良い。