■今日買った本。計12107円。
a)マヤルカ古書店にて。
1・ロベール・ド・ラ・クロワ、竹内廸也訳『海洋奇譚集』白水社 ¥432
2・フランチシェク・フルビーン、イジー・トゥルンカ・絵、千野栄一訳『花むすめのうた』ほるぷ出版 ¥1080
b)町家古本はんのきにて。→50%OFFセールをやっていた。
3・三好一『日本のポスター 明治 大正 昭和』紫紅社文庫 ¥200
4・南部正太郎『ヤネウラ3ちゃん ナンセンス漫画傑作集』小学館文庫 ¥100
5・ジェラール・ド・ネルヴァル、篠田知和基『オーレリア 夢と生』思潮社 ¥250
6・福島慶子『巴里と東京』暮しの手帖社 ¥400
7・田辺穣、中村庸夫・カメラ『船首像(フィギュア・ヘッド)』平凡社カラー新書 ¥200
8・圓道祐之編『草書の字典』講談社学術文庫 ¥750
9・藤城清治『イエス』日本基督教団出版局 ¥800
10・ラインホルト・エーアハルト、ベルナデッテ・ワッツ・絵、長谷川四郎訳『コケコッコー』ほるぷ出版 ¥350
11・オルドリッヒ・シロバツカ/ルドルフ・ルツィーク、マリア・ツェリプスカ・絵、稲葉茂雄訳『世界の民話シリーズ スラブの民話』佑学社 ¥2000
12・『月刊絵本 1975.6月号 通巻25号』すばる書房盛光社 ¥150
13~15・Б.A.コルディエムスキー、もののべながゆき訳『数学おもちゃ箱I, II, III』みすず書房 各¥250
16・折口信夫、藤井貞和編『折口信夫古典詩歌論集』岩波文庫 ¥250
17・ヘンリー・ローソン、伊澤龍雄編訳『ローソン短篇集』岩波文庫 ¥200
19・荒俣宏『アラマタ図像館4「庭園」』小学館文庫 ¥200
20・石上露子、松村緑編『石上露子集』中公文庫 ¥200
21・レイ・ブラッドベリ他、カービー・マッコーリー編、広瀬順弘訳『闇の展覧会2』早川文庫 ¥200
22・デボラ・オメル、母袋夏生訳『ベン・イェフダ家に生まれて』福武文庫 ¥200
c)アスタルテ書房にて。→50%OFFセールをやっていた。
23・フェリシアン・ロップス、生田耕作編『ロップス画集』奢㶚都館 ¥3045
d)ジュンク堂書店三宮店にて。
24・『書標 2015.7月号』 ¥50
e)書庫バーにて。→呑み。
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b),c)が閉店セールをしているということで、挨拶?を兼ねて久しぶりに訪問。b)より少し早く開店するa)をこの日の皮切りとした。a)の店を南側からろうじを伝って近づいていくと、森の近くからいきなり蝉の声がしてきて、夏を感じた。b)は、明日がとりあえずこの場所での最終営業日。c)は、棚の本がだいぶ減っていた。本が曲がってしまうような形で、本棚に差さっているのをいるのを見るのはつらい。余計な御世話とは思いながら、地味に棚を整えながら、一冊だけ選んだ。d)はレジ周りだけさっと寄っただけ。e)は、本は基本的に閲覧のみの店で、酒を3杯呑んだ。
1は、知恵の森文庫から文庫版も出ているらしい。
2は、初めて見るトゥルンカ絵の未読絵本。イージーではなく、イジー表記になっている。作者紹介を読むと、ビールのピルスナーの発祥の地、チョコスロバキアのピルゼン出身ということだ。
3は、プロパガンダを考えさせるところが面白く思って買ったポスター画像集。
4は、戦後に流行した漫画らしい。描線は、サザエさんに似ている。
5は、遺作ということで何か惹かれて購入。
6は、『ヴァンは酒ならず』を一冊読んで知っているきりの福島慶子氏のエッセイ。
7は、テーマの珍しい新書だと思って購入。
8は、ときどき草書の字典が手元にあったらなあという瞬間があったので、こうして適当なものが見つかったのは嬉しい。
9は、大型の本。影絵でみるキリスト教にまつわる名場面集。
10は、ワッツの絵ということで買ってみた。表題の書体もなかなか良い感じ。
11は、最近頓に注目している佑学社の初めて見る本。全50巻刊行予定という「世界の民話シリーズ」だそう。実際に全巻刊行されたのか、不明。カバー袖情報によると、ツルンカ(トゥルンカ)も『ボヘミアの民話』の絵を担当しているそうだ。
12は、特集が、滝平二郎きりえの世界、と、きりえテクニック講座、ということで、どちらにも惹かれて購入した雑誌。
13~15は、数学の古典パズル的な良問集。誕生日プレゼントとして、kh氏に贈呈。
16は、最近出た折口信夫の岩波文庫。知らない言葉の多い、古い歌に興味がある。
17は、筒井康隆氏が『短篇小説講義』という新書で、このローソンの短篇を採り上げている。いつか新刊書店でそういうことが書いてある帯を見たことがある。
18は、北陸が舞台という文句に刺激されて購入。おそらく金沢か、石川県のどこかが舞台なのではと踏んでいるがどうか。
19は、全6巻の図像コレクションもの。他の巻もぜひ揃えたい。
20は、いそのかみつゆこ、が正しい作者名の読み。
21は、エドワード・ゴーリーの短篇が収録されていて探求中だった本。『ギャシュリークラムのちびっ子たち』の解説にそのことが触れられていた。
22は、福武文庫の赤背のものの一冊。ちょっと珍しい本と思う。
23は、この店に置いてあることが似合う本の一冊と思う。ここで買えて良かった。帰宅してから、カバーにグラシン紙を巻いた。
24は、ジュンク堂が出している小冊子。Webでは無料で読めるのだが、とある記念に購入。