■今日買った本。計5550円。
a)K文庫にて。→初入店。
1・ブライアン・ワイルドスミス『サーカスがやってきた』らくだ出版 ¥650
2・エルナ・フォークト・絵、山本太郎訳『ピーターとおおかみ セルゲイプロコフィエフの音楽童話より』佑学社 ¥600
3・曽田文子『サーカスへいったねこ』講談社 ¥900
4・東君平『わたしの人形はよい人形』サンリオ ¥1000
5・ウラジーミル・マヤコフスキー、キリロフ・ヴェ・絵、松谷さやか訳『いいってどんなこと? わるいってどんなこと?』新読書社 ¥400
6・ヤン・モーエセン、矢崎節夫訳『バンセス きをつけて』フレーベル館 ¥0
7・『コンシュートピアの公害絵本7 農薬のえほん』コンシュートピア創造群 ¥0
b)紀文堂にて。→店頭ワゴンのみ確認、本購入無し。
c)1003にて。→初入店。
8・高橋睦郎、金子國義・絵『詩人の食卓』平凡社 ¥1500
9・かこさとし、滝平二郎・絵『かこ・さとしかがくの本10 ちえのあつまり くふうのちから』童心社 ¥500
d)メディアゾーン七条店にて。→初入店、本購入無し。
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a),c)への初入店を目的に、神戸へ行き、無事目的を果たした。b)はその2店舗の途中でちらっと寄ったもの。b)の店舗の近くには、老詳記というおいしい豚饅頭屋があり、ついつい店内で一皿食べてしまった。c)では、呑める店と聞いていたこともあり、折角なのでビールも一本呑んだ。d)は、宿に向かって歩いている途中でたまたま見かけたもの。
1:サーカス絵本で、かつ、文字のほとんどない絵本。
2:この本のように、佑学社の黒地の装丁の絵本には、良いものが多いと思う。
3:サーカス絵本。これは、以前Web上で見かけて、ずっと欲しかった本。最初に棚を検めたときには、目に入らなかったが、二度目に検めたときに気がついた。見逃すことがあるということ。危なかった。おばあさんのところにいるしゃべるねこ。どろぼうに捉えられ、サーカスに売られる。しゃべるねこは、サーカスの人気者になるが、おばあちゃんが恋しく、サーカス内の他の動物たちのアイデアで、しゃべらないねこを演じて、サーカスを首になり、おばあちゃんの元に帰る。「お・ば・あ・ちゃん!」と久しぶりの声を、しかも大声を出すところ、ぐっとくる。絵が可愛らしくて、輪郭の黒いケバのある線はどうやって書いているのだろう。ちょっとパソコンソフトで描いたような感じもあるのだが……。
4:君平さんの未所有絵本。こんな本が出ていたとは知らなかった。
5:背に何も文字がない本で、本棚から抜いてみたら、とても優れたデザインの絵本だったので、つい購入。新読書社という出版社も初めて知った。
6:7と共に、状態の問題で、店主さんの好意でいただいた本。クマのぬいぐるみのバンセスが様々な経路を伝っていく様子は、翌日に購入した『ちいさな天使と兵隊さん』にとても似ている。
7:1973年9月に出版された冊子状の啓蒙的な絵本。農薬の恐ろしさを良く伝える文章だが、絵は一見ほのぼのとして、笑いながら怒る人のような怖さを湛えている。
8:随分昔に、京都のかわい書房で見かけたことのある本。美品だったのため、思わず購入。
9:概ね正方形の絵本。これの新装版が、以前別のところで買った『あるくやまうごくやま』と同じシリーズとして出ているようだが、この旧装版のほうがずっと良い。