■今日買った本。計2600円。
a)七七舎にて。→初入店。
1・森本和夫編/解説『小説集 日本文学における美と情念の流れ 風狂』現代思潮社 ¥500
2・谷井健三『ふねにのった』福音館書店 ¥300
3・石田光於『ひこうきにのった』福音館書店 ¥300
4・笠原嘉『退却神経症』講談社新書 ¥100
5・野長瀬正夫、安野光雅・絵『ゆうちゃんとこびと』フレーベル館 ¥500
6・ヴォルテール、池田薫訳『浮世のすがた 他六篇』岩波文庫 ¥300
b)雲波にて。→初入店。
7・ミハイ・スタネスクほか、読売国際漫画大賞・選『ユーモア美術館』新潮文庫 ¥100
8~11・アレクサンドル・ソルジェーニーツィン、木村浩訳『収容所群島 1~6』新潮文庫 各¥100
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今日から一週間ほど、某所に寄宿することになった。今日はその行きの移動日に当たる。せっかくなので夕方に途中下車して、国分寺で下車してa),b)の両店へ初入店を果たした。両店は、本の見せ方が若干似ているように思う。とても見易いし、いい本もたくさん。今日は本当に良い本が買えた日になったと思う。
1:竹本健治氏がTwitterで紹介していて、気になって探していた本。これを通読すれば、風狂というものがどういう概念か、少しは分かるかな。
2,3:福音館ののりものずかんシリーズ。今回現物を見て初めてその存在を知ったシリーズ。他に、じどうしゃとでんしゃがあるみたいだ。いずれも著者が異なる。
4:笠原嘉氏の未読新書。こんな本が出ているとは知らなかった。旧装版。新装版では出ていないはず。
5:キンダーおはなし絵本傑作選のうち、欲しかった作品の一つ。安野さんの描くいつもの小人(かそれによく似た小人)が出てくる。この傑作選は、なかなか豪華な絵描きが参加されていて、個人的に注目中。
6:ヴォルテールは男性で、これはペンネームらしい。この題名、エレファントカシマシの「浮世の姿」という曲の元ネタになっているように思っている。内容が照応しているかは読んでのお楽しみ。
7:一コマ漫画の傑作選。他の開催年の傑作選も出ているのだろうか。「ありのさかなつり」という漫画が、どうも面白さが分からなくてもやもやしている。知人に見せてみると、ただのほのぼの漫画だと解釈していたが、どうも納得できない。
8~11:会社の先輩も大学時代に読んだという話を聞いたことがある。いつかは読みたい長編。