yh氏の日記

主に買った本を、メモがてら、ずらずら書いていきます。他に言葉集めなど。過去記事鋭意編集作業中。

今日買った本

■今日買った本。計1700円。

 

a)みちくさ市にて。→初会場入り。

1・ジュリアン・グラック、安藤元雄訳『シルトの岸辺』ちくま文庫 ¥500 m&m

2・春名徹『漂流 ジョセフ・ヒコと仲間たち』角川選書 ¥200 wamezo

3・斎藤隆介『職人衆昔ばなし』文春文庫 ¥200 BQQP OP OCHIAI

4・野坂昭如『死屍河原水子草』文春文庫 ¥200 junglebooks

5・かこさとし『ことばのべんきょう3 くまちゃんのごあいさつ』福音館書店 ¥200 ?

 

b)弥生美術館にて。→初入館、上村一夫展とトークショウを鑑賞。

 

c)緑の本棚にて。→初入店、本購入無し。

 

d)ブーザンゴにて。→初入店。

6・マーク・トウェイン、大久保博・編訳『マーク・トウェインのバーレスク風自叙伝』旺文社文庫 ¥400

 

***

 

 b)の会期中最後のイベントであるトークショウ(岡崎英生筧悟、森田敏也、上村汀の4人)に申し込んでいたので、これを見に行くのが今日の最大目的。トークショウは、これまで入手した上村漫画を一通り読んで臨んだので、いろいろと納得できる話が多くて、充実した時間だった。特に、上村漫画のコマのカメラワークが気になっていたが、それは小津好みが影響していたのかもしれない、という視点などなるほどと思った。午前中は、ちょうどa)をやる日だったので、初めて雑司ヶ谷へ行ったのだが、ここでの古本レベルの高さには舌を巻いた。不忍のイベントではこれよりもすごい本が驚きの値段で出ているのだろうか。b)の展示鑑賞とイベントを終えて、夕食に適したお店を探していたら、c)を見つけ、また夕食は軽くラーメンで済ませた後、もしかして営業していないかなと思って、d)に行ったら、それぞれ初入店を果たすことになった。d)は、喫茶利用しなくても、本を買うことができるのは嬉しい。d)の本は、珍しい本が多く、しかもいずれも綺麗で、大変な好印象。せっかく行くなら、お金を持って臨みたいお店。

 1:もったいなくてなかなか読めない作家グラックの未所有文庫。ちょうどビュトール『時間割』を読んでいるので、これも手強い作品だそうだが、なんとかなるかな。

 2:同じ著者の『音吉少年漂流記』を先日読了したところだった。近頃、漂流本がよく見つかる。

 3:単行本を持っているが、文庫が見つかったので買ってしまった。

 4:これも単行本を持っているが、本棚圧縮のため、文庫を買った。

 5:ことばのべんきょうシリーズで未読のもの。全部で4冊あって、あと2冊は見たことがない。これを売っていた方に、「くまちゃんのいちねん」では、えんがわという言葉だけが唯一2回登場することを話すことができた。

 6:紙面が豪華なつくりになっている文庫本。