■今日買った本。計7602円。
a)ブックオフ埼玉三郷店にて。→初入店、本20%OFFセールをやっていた。
1~8・折口信夫『折口信夫全集 4,5,11,12,14,19,21,22』中公文庫 各¥224
9・折口信夫『折口信夫全集 7』中公文庫 ¥164
10・折口信夫『折口信夫全集 23』中公文庫 ¥448
11・澁澤龍彥『妖人奇人館』河出文庫 ¥184
12・内田百閒、池内紀編『百閒随筆 1』講談社文芸文庫 ¥288
13・内田百閒、池内紀編『百閒随筆 2』講談社文芸文庫 ¥160
14・大江ちさと、太田大八・絵『だんごだんごどこいった』トモ企画 ¥86
15・ユリー・シュルヴィッツ、瀬田貞二訳『よあけ』福音館書店 ¥608
b)売吉買吉にて。→初入店、本購入無し。
16・『フェリーニの道化師(映画パンフ)』岩波ホール ¥108
17・『旅芸人の記録(映画パンフ)』東宝 ¥108
c)ブックスターにて。→初入店、本購入無し。
d)ブックオフ4号せんげん台店にて。→初入店、本20%OFFセールをやっていた。
18~27・王矛/王敏・文、孫彬/張奇駒・絵、東龍男訳『三国志絵巻 1~10』岩崎書店 各¥160
28・王矛/王敏・文、孫彬/張奇駒・絵、東龍男訳『三国志絵巻 11』岩崎書店 ¥86
29・テオドール・ファンターネ、ナニー・ホグロアギン・絵、藤本朝巳訳『リベックじいさんのなしの木』岩波書店 ¥608
30,31・辰巳ヨシヒロ『劇画漂流(上・下)』講談社漫画文庫 各¥608
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三郷のIKEAに行くことになり、そのついでに周辺の古本屋を巡る。a)とc)は狙い通りに行けた店だが、b)はたまたま通り掛かった店舗で、この手のリサイクル店にしては、本の量がたいへん多いと思う。2000円以上購入で半額ということだったので、たくさん買いたかったが、108円のものを2つしか買えず。a)は、駐車場が小さく店舗で購入した客なら1時間は無料で駐車可能。買わない客は30分まで無料。面白い・珍しいと思ったのは、小さい店舗なので、108円の本とそうでない本が同じ棚に混在して売られていたこと。c)は、値札が付いていない本は定価の半額ということだった。平積みされている絵本の中に、買える本がありそうだったが、気力が湧かなかった。艶な本の品揃えがちょっと良い。
1~10:いつ読めるかさっぱり分からないが、ついつい思い切って買ってしまった本。第21~23巻は、短歌作品と詩作品を収録してあり、この辺りがまずは読みやすいかも。
11,15:行商用。
12,13:2冊セットで揃っていたのは嬉しい。随筆の多い作家と思うので、こういった精選集は入門者には助かる。
14:おむすびころころに似た、どこかで見聞きしたことのある昔話。太田大八さんの絵と日本昔話は、本当に良く合う。
16:映画のパンフ。サーカス関連本と思って購入。
17:これも映画のパンフ。五味太郎『履きごこちのよい靴』という本に、この映画がちょっとだけ出てきて、いつか観たいと思っている映画。なんと3:52もの大作らしい。池澤夏樹、大島渚、河原晶子の3氏が文を寄せている。
18~28:全12巻の作品なので、あと第12巻だけをどこかで見つけてこないといけない。28のみ紙カバー無しだったためか、安かった。
29:梨の出てくる絵本は、リンゴの絵本に比べて、格段に少ない。
30,31:単行本で探していた漫画だが、今回文庫版を初めて見かけたので、これで良いなと思って買った。急ぎの電報のことであるウナ電が出てきたり、アイスコーヒーをコールコーヒと言って注文したり、股火鉢する様子など、時代の風俗を感じさせる場面が、新鮮で面白い。自筆年譜を読むと、ドン・コミックというマンガ専門の古本屋を神保町で経営しながら、作家活動もしていたとか。お店があるうちに、一度行ってみたかったが、もう叶わない。南部正太郎の『ヤネウラ3ちゃん』が、辰巳氏のマンガの原点となる作品の一つだと知って、以前それを手放したことをちょっと悔やんでいる。また見つけよう。『サザエさん』もそうだが、『ヤネウラ3ちゃん』当時、紙一枚の4ページしかない新聞に載っていた4コママンガということで、紙面に占める割合からすると、読者にとって相当な価値があったのではないだろうか。