yh氏の日記

主に買った本を、メモがてら、ずらずら書いていきます。他に言葉集めなど。過去記事鋭意編集作業中。

今日買った本

■今日買った本。計3290円。

 

a)ひらすまshoboにて。→初入店。

1・澄田喜広『古本屋になろう!』青弓社 ¥700

2・エルサ・ベスコフ、石井登志子訳『おひさまのたまご』ベネッセ ¥600

3・いまきみち『あがりめさがりめ』福音館書店 ¥300

 

b)ヤフオクにて。

4・長野京子、森本光子・画『短篇童話集 雪降り峠』北海道新聞社 ¥180

5・得田之久『かまきりのちょん』福音館書店 ¥180

6・東君平ほか『キンダーブック 昭和56年1月1日号 としちゃんのたこあげ』フレーベル館 ¥590

7・ウラジミール・絵、大庭みな子・詩『田園のうた』佑学社 ¥180

8・やなせたかし『あんぱんまんとしょくぱんまん(家庭版幼児かみしばい)』フレーベル館 ¥380

9・かこさとし『おかおいろいろあかちゃんいろいろ』ベネッセ ¥180

 

***

 

 a)の移転開店日ということで、早速行ってきた。そこでは夕方より、オープニングイベントとしてトークショウがあり、それにも参加。そのトークの中で3つ、個人的に得るものがあった。1つ目、時間・お金・そしてを注げる対象であるか。2つ目、告知しないという手法。偶然に頼る。伏せて・開ける、に通じる。3つ目、小(こ)を付けて何かを始める際のハードルを下げる。b)は、先日落札したものが本日届いたもの。

 1:喜多村拓氏の本と一緒に、古本屋開業のバイブル的な紹介をされていたので、気になっていた本。a)の店主さんもやっぱり読んだとか。

 2:ベスコフによる「子どもの頃のこと」という題のちょっとした文章付き。本編に、わらいがえるとなきむしがえるというカエルが出てくるが、ちょっと気持ち悪いようなところが、また良い感じ。ストーリーの進み方・辿り方が、偶然性を感じさせる(意識的にこのようなストーリーにした、という感じがしない)。

 3:『なぞなぞなーに』シリーズで一気に好きになった作家の、未読絵本。幼児向け。私が小さいころは、あがりめさがりめねーこのめ、という言い方で目尻をぐりぐりする遊びをやっていた。

 4:ハードカバーの童話集。白と青の装幀。

 5:愛嬌のあるカマキリの絵本。花や植物を知っていたら、より楽しめるだろう。知らなくても、知りたい気持ちを起こさせるし、実際に調べる行動に移る人を生もうと仕掛けている感じも伝わってくる。

 6:表紙を入れて17ページにわたって「としちゃんのたこあげ」という東君平・作/絵の作品が読める。すごいなと思うのは、流用できそうな切り絵も、ちゃんと手抜きせず別に作ってあるところ。その他の収録作品は、冬野いちこ・絵「さあ しゅっぱつ」「うちゅうたんけんすごろく」、尾崎真悟・作/絵「おはなしなあに?」、こわせたまみ・詩/嶋田健二郎・絵/湯山昭・作曲「てぶくろ ぽい」、横山隆一・作/絵「ころころくん」。1月号なので、お正月ネタが多い。

 7:佑学社から『○○のうた』シリーズともいうべき本が、数冊出ているが、その中で未所有のもの。絵のかたの、フルネームは分からない。細密画なので、細部をじっくり堪能できる。色彩も鮮やか。

 8:かみしばい。入れ物の箱の正面と裏にミシン目があって、四角く切りとれるのだが、それがパズルになっていて、別に楽しめるようになっている。気の利いた作り。本作のしょくぱんまんは、真面目の罠、ということを思わせるキャラクター。

 9:ISBNが振られていないので、多分通販のこどもちゃれんじの付録だったのだと思う。著名なかこさとしさん作品ということで、これは嬉しい収穫。