■今日買った本。計1296円。
b)ヒトハコ古本市@六日町駅前にて。→初開催、初会場入り。
2・庄野潤三『野菜讃歌』講談社文芸文庫 ¥400 momoi屋
3・滝田ゆう『滝田ゆうの落語劇場 第二輯』文春文庫 ¥0 図書館
4・出久根達郎『佃島ふたり書房』講談社 ¥0 図書館
5・古厩忠夫『裏日本 近代日本を問いなおす』岩波新書 ¥0 図書館
c)エコファクトリー生活館にて。→初入店、本購入無し。
d)鈴木牧之記念館にて。→初入館。
e)OHGIYA CAFEにて。→初入店、喫茶利用。本は閲覧のみであることを確認した。
f)ribbon cafeにて。→初入店、チャリティ古本販売をやっていた。
6・『Invitation 2009年2月号 No.71』ぴあ ¥100
7・グリム兄弟、バーナデット・ワッツ・絵、福本友美子訳『ラプンツェル』BL出版 ¥108
8・斎藤隆介、岩崎ちひろ・絵『ひさの星』岩崎書店 ¥108
9・竹西寛子『五十鈴川の鴨』幻戯書房 ¥108
10・なかえよしを、上野紀子・絵『ねずみくんのチョッキ』ポプラ社 ¥310
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初開催のb)を狙って、家を早朝に出た。a)は、b)の会場のそばの施設で、以前より一度入館してみたかった図書館。文庫の品揃えがすごかったように思う。b)では、4人ほどの知人と会って、あれこれ話をして、他に直接面識のなかった2人と顔合わせすることも叶った。c)は、基本的には総合リサイクルショップなので、古本はごくわずかで、何も買えず。d)は、『北越雪譜』の著者の記念館。ここで知った秋山郷に行きたくなった。e)の本は、閲覧のみだが、幅允孝氏が選書しているとのこと。f)では、熊本の震災に対してのチャリティの古本市をやっているとの情報を得て行ったのだが、販売は古雑誌のみであった。そこから、最寄りのg)へ行って、帰路につく。
1:一枚の紙片とそれを入れるケースから成り立っている本。新刊。これでもISBNがちゃんと振ってあるのに驚いた。この短篇は、『掌の小説』の中からの一篇。意図してか、意図せずか、名前の影絵を、密かに好き合う互いの体に投影しているという図が、エロティシズムを感じさせる。
2:野菜を讃える随筆など収録しているらしい。これは面白そう。
3:行商用。
4:高円寺で古書店を営んでいるという著者の直木賞受賞作。帯によると、「古書を愛する庶民の哀感を描く感動の長編」ということだ。
5:北陸その他の裏日本のかつての隆盛を知るのに良さそう。
6:特集として「極上の本 極上のコーヒー」。本の紹介のほか、ブックカフェや読書に向くカフェの紹介があり、traction book cafeというところに行ってみたいなと思ったが、現在もうなくなっているようだ。
7:ラプンツェルは、サラダ菜の一種の名前ということを初めて知った。バーナデット・ワッツの絵ということで買い。どうも偶然に頼ったハッピーエンドで、変な話だなあと思う。
8:もの静かで主張しないが、善を為す人。とうとい人。
9:あとがきにあるが、著者が幻戯書房で出す初めての本とのこと。その後、岩波現代文庫化している。
10:1974年8月第1刷の作品で、今回入手は、2008年11月第169刷のもの。ものすごい増刷具合。繰り返しがよく効いた楽しい絵本。