yh氏の日記

主に買った本を、メモがてら、ずらずら書いていきます。他に言葉集めなど。過去記事鋭意編集作業中。

今日買った本

■今日買った本。計492円。

 

a)ブックオフ福岡トリアス久山店にて。→本全品20%OFFセールをやっていた。

1・ホイチョイ・プロダクションズ『しろねこラム・ニャンおたのしみ.』小学館 ¥86

2・Joseph Jacobs・原作、Alan Booth、神宮輝夫/さくまゆみこ訳、司修・絵、訳『Tim Tit Tot & The Three Sillies』Labo Teaching Information Center ¥86

3・稲村哲也・再話、ハイメ・ロサン/ヘオルヒーナ・デ・ロサン・絵『マリアとコンドル』福音館書店 ¥320

 

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 昨日の取りこぼしを回収しに、a)へ。2が目的の本だったのだが、隙間のできた棚に品出ししてくれていたのか、他に2冊、昨日は目につかなかった本が出ていたのでそれらも購入。

 1:ラム・ニャンシリーズの2作目。単行本化したのは2作品だけみたいで、これで揃ったことになる。

 2:元々は4冊セットに加えてCD付だった英語学習のテキスト的な販売をしていた本みたいで、そのうちの1冊。司修氏の絵ということで購入した。英文と訳文というか日本語文が並記されている。Josephはイソップのこと。話2つとも、愚か者が主人公だけれども、それなりに安心を得て終わる。Tom Tit Totの話の主人公は、次の年の糸つむぎを課せられなかったのであろうか。

 3:世界昔ばなしの旅シリーズの第8巻に相当。ペルーの昔話。若い男性に化けたコンドルが、若い娘のマリアをさらって崖の上の巣にマリアを囲ってしまう。マリアは機転を利かし、川下に服を洗う名目で毎日降りて行くことでできるようになるが、コンドルはマリアをロープに結びつけたまま下すので、なかなか逃げ出す隙がない。が、あるとき川辺であったカエルの知恵を借りて、逃げ出すことに成功し、なんとか両親のいる自宅に逃げ帰る。素知らぬ風でまた若者に化けたコンドルを、今度は両親の知恵で殺すことに成功し、その後一家は幸せに暮らした、という話。コンドルの強引さやしつこさ、それにそれを懲らしめる人間の容赦なさ、それぞれに恐ろしいのだが、本当に自分達に悪を働く者が現れた時には、このくらい徹底的に反撃をしなければいけないのかもしれない。