yh氏の日記

主に買った本を、メモがてら、ずらずら書いていきます。他に言葉集めなど。過去記事鋭意編集作業中。

今日買った本

■今日買った本。計1400円。

 

a)第7回海の見えるヒトハコ古本市にて。

1・伊沢絋生『アマゾン探検記』どうぶつ社 ¥300 竹内家

2・Bohumil Říha、Jan Kudláček・Illustrations『Jak vodníci udobřili sumce』ALBATROS ¥500 AXCIS CLASSICS

3・『みつばち古書部ZINE』 ¥200 mazaki

4・『怠け者天国 うどん編』Dull_BQQKs印刷 ¥300 dull

5・森国昔彦・図鑑、伊藤秀峰・さしえ、山本一雄・図解『学童文庫 宇宙探検』財団法人児童憲章愛の会 ¥100 成合資料館

 

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 書きかけ。

 1:アマゾンのベテラン猟師であるホボは、必要最低限の猟しか行わない誇り高い猟師なのだが、国家の近代化が進み、貨幣経済の大波がアマゾンに暮らす人々にも猛烈な勢いで襲いかかり、依頼主の金銭的生活のための望まない猟にどうしても手を染めざるを得ない場面がある。そのような変わりゆく(ほとんど滅びゆくに近い)アマゾンの1970年代の様子が描かれ、幾度も切ない思いにさせられた。その家に続く道の太さが、貨幣経済力の高さに繋がるとか。恐ろしさを誇張されてきたピラニアの実際の生態には、蒙を啓かされた。若くして死んだ女性に、その父親が「娘は可哀そうだ。娘は性の喜びを知らずして死んだ……」と言う。周囲の男女もそれに次々に同意する。性が包み隠されがちの現代にあって、アマゾンが人々に育んだ大らかさを象徴する話だ。

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 5:文章の担当者が誰だか分からない。奥付は見返しにあり、昭和41年6月25日印刷、7月1日発行、¥180。宇宙探検の本かと思いきや、全92ページのうち宇宙に関する記述は、41ページまで。その後は、海底のなぞ、地底の宝庫、動植物の世界、灯火の歴史、時計の歴史、というラインナップで、まとまりが今ひとつ見られない。