yh氏の日記

主に買った本を、メモがてら、ずらずら書いていきます。他に言葉集めなど。過去記事鋭意編集作業中。

今日買った本

■今日買った本。計320円。

 

a)第6回さかもと弘法市にて。

1・中野晃治『鳴ちゅる 鳴門のちゅるちゅるうどん探訪記』メディコム ¥300

2・五十嵐大介『リトル・フォレスト 2』講談社 ¥10

3・益田ミリ『週末、森で』幻冬舎 ¥10

 

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 a)は基本的には手作り市なのだけど、フリマ的な要素もあって、古本もそこそこ並んでいる。

 1:一度鳴門の千畳敷の辺りで鳴門ちゅるちゅるうどんを食べたことがあって、優しいうどんで好印象だったので、この探訪記に手が伸びた。なんと販売していたかたが著者のかただったという驚き。次回開催時にまたお会いできるかもしれないので、それまでに読んでおこう。2019/3/31読了。予想以上に鳴門うどん誕生と現在に至るまでの歴史的背景が深いことが分かった。鳴門に本社をおくとある油揚げが美味いと思っていたのだが、これも鳴門うどんあって油揚げの味のレベルの高さが引き上げられているものと思われた。既に閉店した店も多くあり、できるだけ食べて回って全貌を掴む努力を続けたい。大井食堂には行ってみたが、実食すると確かに物足りない、しかしそれが再訪の決意を誘引するようだ。

 2:2と3で、森の本が並んでいたので、面白く思って購入。全2巻の漫画らしいので、1巻もどこかで見つけてこよう。

 3:背表紙が大きく裂けていたけれど、猫が爪とぎをして裂いたとのことで、何となく許せてしまった。とりあえず読めれば良いと思って購入。読了。田舎に転居し、複数のわらじで暮らす早川さんと、その友達で都会に住み働く2人の女友達の話。早川さんとの交流で、危機を乗り越えたり、すり抜けたり。さらっと描いてあるけれど、いつも男性に対する女性の弱い立場だったり、女性が女性に見せるずるさなど、鋭いシーンを見事に見せつけてくれる。素晴らしい作家だと思う。漫画作品ではないエッセイも同様の鋭さを味わえるだろうか。