yh氏の日記

主に買った本を、メモがてら、ずらずら書いていきます。他に言葉集めなど。過去記事鋭意編集作業中。

今日買った本

■今日買った本。計2500円。

 

a)第10回よろずまち一箱古本市にて。

1・ピーター・スピアー・画、渡辺茂男訳『ロンドン橋がおちまする!』冨山房 ¥300 紀国堂

2・新川明・文、儀間比呂志・版画『りゅう子の白い旗 沖縄いくさものがたり』築地書 ¥300 紀国堂

3・A・ラマチャンドラン・作/絵、木咲まろい訳『ジブヤとひとくいドラ』福武書店 ¥300 紀国堂

4・ポール・ライスとピーター・メイリー・文、ショーン・ライス・絵、斉藤たける訳『ドードーを知っていますか わすれられた動物たち』福武書店 ¥300 紀国堂

5・北杜夫・作、ラヨス・コンドル・絵『地球さいごのオバケ』河出書房新社 ¥300 紀国堂

6・リーセ・マニケ・文/絵、大塚勇三訳『運命の王子 古代エジプトの物語』岩波書店 ¥300 紀国堂

7・スティヴン・クロール・文、ウイリアム・ランキン・イラスト、玉村和子訳『エコロジー FOR BEGINNERS』現代書館 ¥500 古書bun

8・高橋葉介『ヨウスケの奇妙な世界1 夢幻紳士 マンガ少年版』朝日ソノラマ文庫 ¥200 大吉堂

 

b)古書肆紀国堂にて。→初入店、本購入無し。

 

***

 

 第10回目を迎える今日のa)は、謎?の15:00からの開催、街なかを少々歩き疲れた頃に会場入り。プロの古本屋さんから以前より探していた絵本を幾つか買えたのが良かったが、出品物量的にちょっとずるいようでもあり、微妙な心理がある。ヒトハコ古本市なのに一箱ではない景色をよく目にするのだけど、プロ古書店のルーズさと、常連のルーズさとが、少なからず影響しているのではないかと以前より思っている。手元のわずかな本でもちょっと勇気を出せば出店できる、そういう気軽さ、参入障壁?の低さを感じさせるような雰囲気をつくって欲しいと思う。b)は、近所に実店舗があるというのでさっと覗きに行ったもの。店頭の絵本にいい本があったが、見返しに子供の落書きがでかでかと残っていて買えなかった。店内は、本の壁が立ちふさがっていてほぼ見ることができなかったので、再訪が必要。

 1:ロンドン橋渡ろう渡ろう渡ろう、の唄を絵本にした作品。歌のリズムに合わせて、読むのだけれど、少し歌いにくいページもある。巻末のロンドン橋の歴史に関する文章が、雑学として面白い。ロンドン橋は、全く破壊と架け直しの繰り返しの歴史を持っている。そして、何と1971年にアリゾナ州のリゾートタウンに移築されたそうだ。

 2:

 3:インド・ウォルリ族の美術、とりわけジブヤ・ソマ・マセ(Jivya Soma Mashe)という大作家(カバー袖には大作と書いてあるが、大作家、の間違いではと思う)に影響されて、その美術手法をベースに制作された作品とのこと。洞穴絵画や石版や陶版に描いた絵を思わせる、幾何学的な形の組み合わせで省略と単純化に、大いなる魅惑を感じる。4本の木、5本の矢など、神話や絵本によくある繰り返しパターンが見られる物語。知恵と勇気と鳥獣の協力で、ひとくいドラを退治する。

 4:

 5:

 6:

 7:イラスト図解で学ぶエコロジーについての本。地球環境の暗澹たる未来を思わせるゾッとする本。

 8: