yh氏の日記

主に買った本を、メモがてら、ずらずら書いていきます。他に言葉集めなど。過去記事鋭意編集作業中。

今日買った本

■今日買った本。計3600円。

 

a)本おや通販にて。

1・森雅之『MM文庫2 薄荷のプリズム』カレンブックス ¥1200

2・森雅之『MM文庫3 ダンスの準備』カレンブックス ¥1200

3・森雅之『MM文庫4 こども時間』カレンブックス ¥1200

 

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 a)で森雅之作品の通販をしていることを知ったので、買える分をまとめ買いした。上記の価格には送料の一冊ごとの平均が加算されている。MM文庫1巻は、『ひるね時間』というタイトルだそうで、今現在調べた限り新刊での取り扱いはなさそうだ。再刊・増刷されたときには是非入手したいところ。

 1:天文雑誌に連載していた詩画集風な作品集(シリーズにして、3シリーズ分)。こういう風にまとめておかないと、なかなかシリーズを網羅して目にすることができないだろうから、ありがたい。

 2:今回購入の中で一番雑多な作品集。「テレビの子」が良かった。この作品については珍しく?参考文献情報が添えられている。作者よりは少し世代は遅れるが、私もそれなりにテレビの子だったので、テレビ離れしてしまった今、なおさら懐かしさや共感がある。

 3:今回購入の中で一番良かった。子ども時分のあるある、自分にもあった!を思い出させる作品集。石蹴りは、私もよくやっていた。学校帰りに独りでも友達ともした。あの頃は、蹴るのに手頃な石を見つけるのは簡単だったが、今は街には手頃な石が落ちていないと思う。アスファルトの欠片なんかはよく見つかるが、小さすぎて手頃な大きさじゃない。凍った水たまりの氷もばんばん踏み割ったし、割らずに大事にとっておくこともした。持って帰ってきた落ち葉が、落ちていたところで見るよりも、何だか魅力に欠けて見えるのは、河原できれいな石を選びに選んで持って帰ってきても、やっぱり同じように素敵に見えないのと同じだなあ。「あのね、あのね、えーっとね……」で説明したいことが分からなくなっちゃうの、今最も身近にいる子どもにもある瞬間。子ども時間だね。