■今日買った本。計3450円。
a)鈴鈴堂にて。→初入店。
1・米倉斉加年『まさかね絵草紙 人魚物語』角川書店 ¥650
b)じゃぱんにて。→初入店。
2・伊藤銀月『忍術極意秘伝書 現代人の忍術』八幡書店 ¥100
3・かざまりんぺい、佐原輝夫・画『新冒険手帳』主婦と生活社 ¥100
4・横溝正史・原作、つのだじろう・画『悪魔の手毬唄』富士見書房 ¥100
c)古本ロゴスにて。→初入店。
5・瀬川康男『だれかがよんだ』福音館書店 ¥600
6・グンナル=ベーレフェルト、ビヤネールたみこ訳『一わだけはんたいにあるいたら……』偕成社 ¥200
7・岡谷公二、山根秀信・絵『月刊たくさんのふしぎ 2003年2月号 シュヴァル 夢の宮殿をたてた郵便配達夫』福音館書店 ¥200
8・中谷宇吉郎『地球の円い話』アテネ文庫 ¥300
9・アイザック・バシェビス・シンガー、工藤幸雄訳『お話を運んだ馬』岩波少年文庫 ¥500
10・ウォルター・デ・ラ・メア、飯沢匡訳『サル王子の冒険』岩波少年文庫 ¥700
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一泊二日で珠洲市へ。a)は、鈴と珠洲を掛けているのだろう。b)は、市街をぶらぶらしていたらたまたま見つけたお店。レンタルビデオ&レンタルDVD屋だけれど、古本や古漫画が少しある。c)は、1年くらい前にできたお店。今回、念願叶ってやっと行けた。
1は、未読で未所有の米倉斉加年絵本。初めて見かけたので、嬉しくなり即決。このa)の店でランチを食べ終わってから、お茶を呑みつつ、早速に読んだ。
2は、とにかく怪しい冊子なので買ってしまったもの。
3は、鶏のさばき方と、うさぎのさばき方のページに惹かれて購入。
4は、黒を基調とした禍々しい感じの装幀が気に入って購入。シリーズ番号が3になっている。他の巻もたぶん黒いのだろう。
5は、『ふたり』という作品が傑作だったので、一気に気に入りの作家になった瀬川康男氏の絵本。瀬川氏が絵だけ担当している絵本より、文も絵も瀬川氏による絵本に、良いものが多いと思う。
6は、知らない作家の絵本だったが、偕成社が好きなので試しに買ってみた本。スウェーデンの作家らしい。
7は、種村季弘氏が書いた『迷宮へどうぞ』という絵本にも登場していた、シュヴァルを一冊丸々で採り上げた、マニアックな小学生向け絵本。たくさんのふしぎには、時々思いもよらぬテーマの刊があって驚く。
8は、収録各篇は、他の文庫でも読めるかもとは思いながら、アテネ文庫ということで買った本。
9は、バーナード・マラマッド『レンブラントの帽子』が夏葉社から復刊されたときに、その作品の誰か著名人による書評で、同じ味わいのある作品を書くユダヤ系作家として紹介されていた知ったシンガーの本。読むのが楽しみ。
10は、復刻版の岩波少年文庫のもの。バラで売っていただけて嬉しい限り。