■今日買った本。計1544円。
a)モーネンスコンピスにて。→初入店、本の居場所展をやっていた。
1・新川和江編『若き日の詩集』集英社コバルト文庫 ¥200 uraraya
2,3・リサ・アピニャネジ、菊谷匡祐訳『キャバレー ヨーロッパ世紀末の飲酒文化(上・下)』TBSブリタニカ ¥140 yahagiharanohondana
4・小川三夫、塩野米松・聞き書き『棟梁 技を伝え、人を育てる』文春文庫 ¥80 yahagiharanohondana
b)レティシア書房にて。→はんのき古本市の初日をやっていた。
5・埴谷雄高編『楽しみと冒険6 スポーツ、わが小王国』新潮社 ¥500 omoino
c)ブックオフ京都三条駅ビル店にて。→500円ごとに50円引きクーポン配布中だった。
6・中町信『模倣の殺意』創元推理文庫 ¥58
7・南條範夫『駿河城御前試合』河出文庫 ¥108
8・ジョン・ソール、大瀧啓裕訳『ナサニエル』創元推理文庫 ¥350
9・上村一夫『大奥の狐 上村一夫時代劇画コレクション』リイド社 ¥108
***
a)のイベントで少々問い合わせしたいことがあり、関西行きを決めた。夕方関西入りして、a)のイベントで40分くらい滞在。それから、初日のb)へ行き、日本酒の揃っている居酒屋で夕食とした後、c)へ。c)は相変わらず良い本がある。もちろん値段との折り合いか付かずどれもこれもと買えないけれど。
1:1976年初版で、1978年7月の8版のもの。装画は大島弓子。かなり洋の東西を問わぬ広範な詩のアンソロジー。この本の編者は、千趣会が出していた『COOK』という月刊誌に、「読者文芸」という名で読者の詩を投稿するコーナーの選者として、最近知ったので、気になっていた。
2,3:サントリー博物館文庫の16巻と17巻に相当。飲酒文化の語に惹かれて読んでみたくなった。
4:千夜千冊で取り上げられていて、気になっていた本。同じ本がもう一冊、他の出店者から出品されていた。
5:埴谷雄高が、スポーツをテーマにアンソロジーを編んでいたとは知らなかった。随分意外な感じがするので、どんな作品が読めるか、楽しみ。
6:旧題が『新人賞殺人事件』だったと思う。この作品に出てくるとある地名が出てくるという情報を得て、探していた本。
7:光文社文庫の旧装版を所有しているが、それよりも欲しかった最初に河出文庫版で出たものがこれ。読了。試合に出場する剣士は当然ばたばたと斃れていくが、その他にも観客や関係者も死屍累々のたいへんな時代小説。
8:黒背。紙魚の手帖が挟まっていたのも購入の決め手。
9:これは嬉しい上村一夫の未読漫画。コンビニコミックだけど、単行本初収録作品もあると思っていて、後日確認したいところ。