■今日買った本。計779円。
1・熊谷元一『そば』福音館書店 ¥240
2・菊池日出夫『みんなでうどんづくり』福音館書店 ¥240
3・村山桂子、堀内誠一・絵『こぶたのまーち』福音館書店 ¥150
4・山下明生、柏村勲・絵『かずくんのきいろいながぐつ』福音館書店 ¥79
5・得田之久『かまきりのこどもがうまれた』福音館書店 ¥70
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前々から一度行ってみたかった、魚市場のビルの中の食堂で昼食を採り、その帰路にa)へ寄った。セールも終わっていたので、それほど収穫はないだろうと踏んでいたが、意外と買うことができて嬉しい。
1:著者名はこれまで意識していなかったが、くまがいひろと、と読む。にわかに覚えられそうもない。これは2を売ったかたが一緒に売った本と思う。子どもがそばの作り方に疑問を持ったので、まず母親が子どもと一緒に自宅でそばを育てて、収穫したそばの実を粉にして、そばがきを作って食べさせる。さらに、おばあさんの家に行って、自家畑で育てているそばを見せて、そば切りを作って食べさせる。そばに囲まれた羨ましいお家だ。
2:作者は長野県南佐久郡出身だそう。そのこととうどんづくりの絵本を出すことと、何だかわけがわかるような気がする。うどんを食べるに至るまで、寄り道もたくさんありつつ、総合的に描いてある。漫画みたいで読みやすい。
3:差し迫って本気を出せば実はすごいんだぞというのは、全面同意しかねるものがあるなあ。
4:絵を描いたかたの名前は、かしわむらいさお、と読む。かたっぽの長靴が巡り巡って、またかずくんの元に帰る話。蛸壺を何個もつけた縄を引き上げるシーンは、上下は逆だけれど、本当に凧揚げに通じるものがある。そのシーンだけ、縦開きのページになる工夫も良い。
5:リンク先はペラペラ版だが、実際に購入したのは2004年6月1日発行の特製版第2刷。