yh氏の日記

主に買った本を、メモがてら、ずらずら書いていきます。他に言葉集めなど。過去記事鋭意編集作業中。

今日買った本

■今日買った本。計6428円。

 

a)第6回石巻ヒトハコ古本市にて。

1・庄野英二・作/絵『きゅるきゅる』福音館書店 ¥100 shonbori

2・北田卓史・絵『カンチルとおおおとこ』チャイルド本社 ¥300 battari

3・加藤暁子『日本の人形劇 1867-2007』法政大学出版局 ¥700 yotaka

4・ジャック・プレベール、ジャクリーヌ・デュエム・絵、内藤濯訳『つきのオペラ』至光社 ¥300 chiisanaehon

5・三芳悌吉、中根猛彦・監修『もりのむしとのはらのむし』福音館書店 ¥100 ryokushido

6,7・森雅之『ポケットストーリー 1,2』講談社 ¥450*2 rainbow

 

b)ブックオフ石巻蛇田店にて。→初入店。

8~15・藤子不二雄A『まんが道 1~3,6~9,11』中公文庫 ¥108*8

16・ベルナール・ウェルベル、小中陽太郎/森山隆訳『蟻の時代』角川文庫 ¥108

17・ベルナール・ウェルベル、永田千奈訳『蟻の革命』角川文庫 ¥108

18・小沼丹『椋鳥日記』講談社文芸文庫 ¥108

19・倉橋由美子『蛇・愛の陰画』講談社文芸文庫 ¥108

20・飛鳥高、日下三蔵編『飛鳥高名作選 犯罪の場』河出文庫 ¥108

21・西内ミナミ、いまきみち・絵『ぼくおよげるよ』童心社 ¥200

22・イーヴァル・アロセニウス、菱木晃子訳『リッランとねこ』福音館書店 ¥108

23・バイロン・バートン、村田さち子訳『おおきなおおきなどうぐ』PHP研究所 ¥250

24・山田和『つき』福音館書店 ¥300

25・越智典子、伊沢正名・写真『ここにも、こけが…』福音館書店 ¥350

26・ルース・ソーヤー、バーバラ・クーニー・絵、掛川恭子訳『とってもふしぎなクリスマス』ほるぷ出版 ¥350

27・得田之久『なかまをみつけたテントウムシ』ベネッセ ¥108

28・小宮山洋夫『どんぐりだんご』福音館書店 ¥200

29・加古里子『かこさとしあそびの大惑星10 びっくりしゃっくりのあそび 遊びの謎々美術城』農山漁村文化協会 ¥108

30・佐々木マキ・作/絵『やまからきたぺんぎん』フレーベル館 ¥200

31・サムイル・マルシャーク、ユーリー・ワスネツォフ、片岡みい子訳『ねこのいえ』平凡社 ¥450

 

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 もう6回目になるa)へ。今回ばかりはスケジュール的に来場困難かと思ったが、どうにか行けて、開催時間内いっぱいを使って、旧知のかたがたと旧交を温めた。25人くらいとお話したと思う。5時間で25人と話すとなると、単純計算で一人12分話したことになる。b)は、ここ6年間ずっと行きたくてでも行けなくてが続いていた店舗。ここにもようやく行けた。土地柄か、漫画本が充実していたように思う。

 1:実際に買ったのは「母の友」復刻版。

 2:私が好きな北田卓史氏の絵の絵本ということでいただいた一冊。これは嬉しい。記名があるが気にしない。平成3年(1991年)2月1日発行のチャイルドブックアップル2という、これは雑誌扱いなのか、ペラペラ絵本。元はインドネシア民話で、"カンチルとは、ジャワマメジカの現地名で体高20~30センチの小型のシカ"とのこと。虎と象とカンチルという名前の鹿が、釣った魚を力で横領する大男をやっつける話。虎と象は力で大男に対抗しようとするが勝てないが、カンチルは知恵を使って大男を大木に縛り付ける。

 3:浄瑠璃ばかりではなく現代の人形劇も含めて紹介する本ということで、読みやすそうと思い購入。

 4:プレヴェールの未読絵本で探していたもの。作中に、主人公の男の子ミシェル・モランが歌う「ミシェル・モランのうた」という曲が載っている。騒々しくて汚れてしまった地球に比べて、ミシェルが伝える月の世界のようすは、清く澄んでいる。地球が、そんな月のように美しい地球に生まれ変わったら、という願いの込められた作品。

 5:三芳悌吉氏の絵本も未読のものならとりあえず買って読んでみようと思っている。と思って買ったのだが、よく調べてみると3年前に既に買って、その後放出していることが判った。再入手で再読しよう。

 6,7:よくわたせせいぞう氏の作品などでみるような大きな版の漫画。調べてみると全3巻あるみたい。森雅之氏は今大いに気になっているので、この本は嬉しい。

 8~15:これだけの巻が¥108だったので揃えることを思い切って決めた。

 16,17:行商用。

 18:講談社文芸文庫小沼丹もそろそろ所有本リストを作らないと把握できなくなってきた。

 19:こちらは新潮文庫で既読の作品も収録されていそう。

 20:飛鳥高氏には足跡のトリックで優れた作品があるとか。確か北村薫氏がどこかでそんなことを書いていた。その作品が本書に収録されている予感。

 21:いまきみち氏が絵の未読絵本ということで購入。海のそばにある「なぎさえん」という名の幼稚園だか保育園に通うマキくんが主人公。あまのじゃくなマキくんが、海水浴に行きたくないとか、準備体操したくないとか、浮き輪つけたくないとか、毎度反発する度に、自然がマキくんにちょっとしたいたずらをして、それで結果的に、誰よりも早く裸になったり、体操したり、浮き輪をつけたりすることになるマキくんが一番泳ぐ練習に熱心な園児だということになる話。ネガティブからポジティブへ、という変化の微笑ましい繰り返しが愉快な気分にさせてくれる良い絵本。ミズコせんせいの「あらっ、えらい! マキくんはもう何々していますよ」というような褒め言葉が出ると、必ずくすっと笑ってしまう。

 22:ねこの絵本は好きな人が多いので、そういう方々を思うと、珍しそうなねこ絵本は見逃せない。ジュースの瓶にSAFT(サフト)と書いてあるのが気になったので調べてみたら、スウェーデンではベリーなどのシロップを薄めて作ったジュースのことをサフトと言うらしい。リッランは、血友病のため30歳で亡くなった作者の娘の名前とのこと。リッランとねこが出会って、出会う動物や生きものたちを、そこのけそこのけで蹴散らしたり、時には敵わず逃げたりして、飛ぶように読み進むことができるところが気持ち良い。王さまのところで食べ過ぎたリッランとねこのうち、ねこのお腹が破裂するシーンは、ちょっとぎょっとする面もあるが、仕立て屋が(直すように)治してくれるのでほっとする。リッランは太ったまんまというのも、子どもには納得できる終わり方と思う。

 23:バイロン・バートン氏が絵の未読絵本ということで購入。かなづち、のこぎり、くらいの道具だけでなく、れんち、こて、のみ、など自分でもあまり使うことの少ないどうぐが登場して、日本とは違うような気がする選択眼が面白かった。英語併記してあり、発音のカタカナ表記もその通り読むとそれらしい発音に聞こえるようになっていて、口にして読むと勉強になる。

 24:月の満ち欠けを追っただけのモノクロ絵本。シンプルで良い。

 25:この苔の本は結構見つかるが、今回は買える価格だったので購入。

 26:バーバラ・クーニー氏が絵の未読絵本ということで購入。

 27:よく6冊くらいの函入りで売っているような気がするが、今回は珍しくバラで見つかったので嬉しくて購入。

 28:どんぐりは最近食べていないなあ。2021.2.11現在住んでいる場所には、歩いて2~3分のところにどんぐりがたくさん落ちている道があって、これは椎の実だろうかなあなどと思っている。本書に書いている食べてみたときの味で、判別できるかも。椎の実やマテバシイの実は、生でも食べられるし、炒ったら甘みも出てくるそうだ。苦かったら樫の実の類で、しっかりアク抜きしてどんぐり団子の材料に。本書の前半は、どんぐりを使ったおもちゃやアクセサリの作り方の紹介。

 29:あそびの大惑星のシリーズもバラバラで購入しているが、ちゃんと揃う日はくるのだろうか。

 30:一度手放したものをまた見つけた。

 31:マルシャーク氏のお話も気が利いているものが多いので、未読のものはとりあえず買う。