■今日買った本。計6356円。
a)ブックオフ六日町インター店にて。
1・遠藤豊吉・編著『日本の詩1 あい』岩崎書店 ¥210
2・遠藤豊吉・編著『日本の詩2 あなたへ』岩崎書店 ¥210
3・遠藤豊吉・編著『日本の詩3 いきる』岩崎書店 ¥210
4・遠藤豊吉・編著『日本の詩4 いのち』岩崎書店 ¥210
5・遠藤豊吉・編著『日本の詩5 わたし』岩崎書店 ¥210
6・遠藤豊吉・編著『日本の詩6 おや・こ』岩崎書店 ¥210
7・遠藤豊吉・編著『日本の詩7 しぜん』岩崎書店 ¥210
8・遠藤豊吉・編著『日本の詩8 たび』岩崎書店 ¥210
9・遠藤豊吉・編著『日本の詩9 しごと』岩崎書店 ¥210
10・遠藤豊吉・編著『日本の詩10 せんそう・へいわ』岩崎書店 ¥210
11・マリリン・ハーシュ・文/絵、マヤ・ナラヤン・文、岡部うた子訳『リーラちゃんとすいか』ほるぷ出版 ¥510
12・ジュディ・ブルック、牧田松子訳『ティムといかだのきゅうじょたい』冨山房 ¥310
13・M・ノートン・原作、八木田宜子訳、純子・デイビス・絵『おかしなねこのはなし』学習研究社 ¥210
14・関口コオ・絵と文『したきりすずめ』ホテル磯部ガーデン ¥108
15・中野由貴、北住ユキ・絵『せかいのはてをめざして』フレーベル館 ¥108
16・三原順『ハッシャバイ ねんねんころりよ』白泉社 ¥210
17・エウセビオ・トポーコ、やなぎやけいこ訳『たいようのこども、ワイラ』ベネッセ ¥460
18・瀬名恵子・作/絵『まほうつかいとねこ』すずき出版 ¥510
19・瀬名恵子・作/絵『ねこのかぞえうた』すずき出版 ¥610
20・武井武雄・原案、三芳悌吉・文/絵『アイウエ王とカキクケ公』童心社 ¥310
21・マーサ・メイヤー『かえるくんのほん(函入全6巻セット)』ほるぷ出版 ¥510
b)ヒトハコ古本市in十日町情報館にて。→初開催、初会場入り。
22・本川達雄、やまもとちかひと・絵『絵とき 生きものは円柱形』福音館書店 ¥100 げえろ書房
23・ジョン・ベーメルマンス・マルシアーノ、江國香織訳『マドレーヌとどうぶつたち』BL出版 ¥300 とりふい堂
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●書きかけ。
今日一日は帰宅のための移動日。たまたま初開催のb)の初日だということに気づいて、これを狙う。最寄りのインターチェンジで高速道路を降りると、a)の存在を思い出し、寄り道したところ大収穫。それからb)へ無事寄ることができた。写真撮影したかったが、事務室へ許可をとりに行かなければ許されないとのことで、時間もなく面倒に思い諦めた。このあと、峠の茶屋蔵という店で念願の昼食。数える程しかないメニューだが、それぞれを食べてみたいと思わせる素晴らしい店だった。
1~10:全10巻の詩のアンソロジー。各詩篇とその作者についての解説が充実していて、素晴らしい本と思った。2016年に新装版が出ているみたいだが、今回入手は1977年出版のもの。
11:すいか好きなリーラちゃんが、すいかを食べていて種を飲み込んでしまったところで、お兄さんにお腹の中にすいかがなるぞと言われて、それを信じてしまい、すいかを食べられなくなってしまう……。こういうお腹の中から植物なりが育って自分を乗っ取られるのじゃないかという妄想に悩まされること、自分にも身に覚えがあるので、とっても共感した。ラスト、そうならないことがわかって、仕返しに特別大きいすいかを一人で全部食べるリーラちゃん。スカッとする粋な仕返し。
12:『ウィリーをすくえ!』という邦題でもその後出たみたい。そちらは訳者が異なる。ティムシリーズの2作目だが、シリーズの本を入手するのは初めて。はつかねずみのティムが、川の中に手紙の入った瓶を見つける。瓶の中には、かえるのウィリーがどぶねずみギャングに捕まったので助けて欲しいと書いてある。瓶を一緒に見つけたはりねずみのブラウンさんと、もう一匹どぶねずみギャングの居場所を知るうぐいという川魚と一緒に、いかだで(うぐいはもちろん自力で泳いで)救助に行く話。ギャングが5匹とも眠りこけているので、救助はうまくいく。あまり役に立たないブラウンさんは、他の作品では活躍するのかな。
13:原作者はたぶん『床下の小人たち』などを書いたメアリー・ノートンと思う。ねずみに育てられたねこが、ねずみ一家と一緒に忍び込んだ家で、そこに住む人の子らに見つかり自分がねこだということを理解する。ねことして生きる道を選ぶが、育ててくれたねずみ一家とも良い関係が続く。という話。対立する世界の橋渡し役となるねこ。留学生だったり、異邦人だったり、そういう人々のことを連想させる。見返しにねこのパターン絵があって、可愛らしい。グラフィックデザイン専攻の絵描きならではの仕事だなと思う。
14:したきりすずめの宿が出した絵本。解説を読むと巌谷小波がこの宿(ホテル磯部ガーデン)に逗留して、この磯部温泉こそが舌切雀伝説発祥の地であると折紙を付けた(太鼓判を押すとの意)そうだ。切り絵。七五調で調子良く読み進める。おちゅん雀が舌を切られるのは、大事な糊を食べてしまったこともあるとはいえ、実はその罪をとなりの猫におっかぶせるような嘘をついたことが大きいように思った。婆は確かに強欲だけど、雀が嘘までつかなければ、舌を切るところまではいかなかったのでは、なんて思う。
15:キンダーおはなしえほん、2011年12月号のペラペラ版。ロアール・アムンセンの南極探検について絵本。
16:チェリッシュブックシリーズのうちの一冊。函入り。『はみだしっ子』の登場人物などがたくさんいそうなんだけど、いかんせん読んだことなしで、よくわからない。
17:●
18:魔法使いの集まりに連れて行けるのは黒猫だけなのだが、猫を募集したところ白猫がきてしまって、という話。案の定、白猫を黒猫に見せかけて連れていくのだが、バレてしまう。しかし白猫を連れてきた魔法使いが、私の大事な猫だから白猫でもいいんだ、というようなことを堂々と言って、他の魔法使いたちもその通りだ、ということになる。既成のルールを素直な心と行動で打破して、爽やか。p.8のレンガのお家の紙だが、HON TAKASSAGOの文字が読み取れたので、気になって調べたら、本髙砂屋という兵庫県のお菓子屋さんがあって、かつて使われていた包装紙みたい。今でも売っている商品名が並んでいる。
19:●
20:三芳悌吉氏がこのような物語絵本を描いていたとは知らなかった。ストーリーは殊の外面白く、アイウエオ、カキクケコの類が、どういう風に登場してくるか、期待を膨らませながら読めた。刊本作品でも一読してみたいところ。
21:既読だが、函入りで入手できたのは初めてでとても嬉しい。
22:月刊たくさんのふしぎ2004年10月号(通巻235号)のペラペラ版。
23:厚紙製のマドレーヌシリーズの未読作品。マドレーヌの起床から就寝までの一日を追いながら、各場面で登場する虫や動物たちに、マドレーヌがどんなことをするか、どんな言葉をかけてあげるのか、という絵本。動物園のトラにだけは、冷たい。