yh氏の日記

主に買った本を、メモがてら、ずらずら書いていきます。他に言葉集めなど。過去記事鋭意編集作業中。

今日買った本

■今日買った本。計1500円。

 

a)suruga屋にて。
1・森雅之『夜と薔薇 森雅之自選作品集 新装復刻版』ふゅーじょんぷろだくと ¥650

2・大石真・作、北田卓史・絵『まいごのロボット』ひさかたチャイルド ¥200

3・メリー・ウォーメル・文/絵、本上まなみ訳『めんどりヒルダのこわいよる』新風舎 ¥200

4・いまきみち『なぞなぞなーに あきのまき』福音館書店 ¥200

5・御厨さと美『サンダーバーズ』双葉社 ¥250

 

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 先日注文した本が本日届いた。

 1:復刻版というので少しためらったが注文してしまった。届いた本がワレていたのが残念。1976年から1980年にかけての作品を収録。作画手法にばらつきがあるが、いずれも味わい深い、「ガーネット」の最後のコマにあるように"手紙のような漫画"の粒揃い。冒頭作品で、コマの読む順番が分からず戸惑ったが、以降のコマの順も冒頭作品に準じていたので、それ以降はすらすら読めるようになった。しかし、すらすら読めてもそれはそれでもったいないもんである。「夜と薔薇」「もろびとこぞりて」「空人(そらんど)」「ダイヤモンド入りのウイスキー」「ロマンチック2」が良かった。「ダイヤモンド入りのウイスキー」は、ページを巻き戻して見直す必要があり、面白い手法に感心した。

 2:引越しのトラックの荷台から飛び出してしまい迷子になったおもちゃのロボットの話。持ち主の少年の一家は、近所への引っ越しだったので何とか帰るべきところへたたどり着いて良かった。猫が電話を使いこなしているのが面白い。

 3:こわいと思っているのはめんどりだけで、はたから眺められる読者には、その勘違いを笑って楽しむという、とぼけた作品。ヒルダが目を覚ましたシーンに、その後各場面に出てくるものが一切描きこまれているのも、一読したら判るようになっている。絵を読み解ける年齢にならないと楽しめないと思うが、それは何歳頃になるのだろう。小口部分に数ページに渡って水濡れ痕があるのが残念だった。

 4:行商用。

 5:スキーヤーとスキー用品メーカーの思惑が錯綜する1巻完結の読ませる劇画。直線的シュプールを描く主人公の滑りについて、最もらしい説明がなされているの、そういうの結構好きだったりする。この本はその後、2018/8/23に某店で買取してもらったら、もう2冊児嶋都の漫画と併せて¥250になった。