yh氏の日記

主に買った本を、メモがてら、ずらずら書いていきます。他に言葉集めなど。過去記事鋭意編集作業中。

今日買った本

■今日買った本。計11236円。

 

a)TSUTAYA BOOK GARAGE福岡志免にて。→中古本5冊以上購入で20%OFFセールをやっていた。

1・おのきがく『もずのこども』講談社 ¥176

2・アンソニー・ブラウン・作、さくまゆみこ訳『かわっちゃうの?』評論社 ¥176

3・マルチーヌ=ブラン・作/絵、矢川澄子訳『ねずみのティモシー』偕成社 ¥838

4・H.C.アンデルセン・作、ドロテー・ドゥンツェ・絵、ウィルヘルム・菊江訳『はだかの王さま』太平社 ¥838

5・リーセ・マニケ・文/絵、大塚勇三訳『ライオンとねずみ 古代エジプトの物語』岩波書店 ¥628

6・クリス・ヴァン・オールズバーグ、村上春樹訳『ジュマンジ』あすなろ書房 ¥712

7・みずかみかずよ・文、久冨正美・絵『南の島の白い花』葦書房 ¥264

8・なかえよしを・作、上野紀子・絵『メルヘンの国』ポプラ社 ¥352

9・星野道夫・文/写真『クマよ』福音館書店 ¥176

10・マーガレット・ワイズ・ブラウン・文、イーラ・写真、寺村摩耶子訳『どうぶつたちはしっている』文遊社 ¥176

11・ブライアン・ワイルドスミス・文/絵、きくしまいくえ訳『いぬとかりゅうど』らくだ出版 ¥176

12・ソフィア・ザランブーカ・再話/絵、池澤夏樹訳『王さまのリンゴの木』ほるぷ出版 ¥176

13・落合洋子・作/絵『ギリアスの実』白泉社 ¥88

14・花田弥一・作『たまねぎ』福音館書店 ¥264

15・宮沢賢治・作、赤羽末吉・絵『セロ弾きのゴーシュ』偕成社 ¥176

16・小宮山洋夫/早坂忠之・作、早坂和子・絵『きりがみあそび 色紙を〔かざってあそぶ12か月〕』岩崎書店 ¥176

17・長島正和『おとうさん』絵本館 ¥176

18・さねとうあきら・作、村上勉・絵『むぎひとつぶ』岩崎書店 ¥176

19・谷川俊太郎・作、大久保千広・写真『しんすけくん』サンリード ¥

20・モーリス・センダック・作、神宮輝夫訳『わたしたちもジャックもガイもみんなホームレス』冨山房 ¥1048

21・マックス・クルーゼ・原作、ヒルデ・ヘイドゥック-フート・絵、藤田圭雄訳『おうむとあみもの』至光社 ¥88

22・今江祥智・文、上野紀子・絵『そよ風とわたし』ポプラ社 ¥88

23・関根榮一・文、横溝英一・絵『うみねこいわてのたっきゅうびん』小峰書店 ¥88

24・ドローレス・マヨルガ・作、辻昶/竹田篤訳『ダビドくんまちへいく』DEMPA/ペンタン ¥419

25・梅田俊作/梅田佳子・作/絵『ばあちゃんのなつやすみ』岩崎書店 ¥176

26・小沢清子・文、太田大八・絵『とらよりこわいほしがき』太平出版社 ¥628

27・河村員子・文、小野かおる・絵『ふしぎなたいりょう』女子パウロ会 ¥88

28・武田正倫・著、金尾恵子・絵『干潟のカニ・シオマネキ 大きなはさみのなぞ』文研出版 ¥88

29・肥田美代子・作、岡本颯子・絵『ふしぎなおきゃく』ひさかたチャイルド ¥88

30・ナンシー・ウィラード、トミー・デ・パオラ・絵、長田弘訳『おばあちゃんのキルト』みすず書房 ¥

31・儀間比呂志・作『マジムンのうた』ルック ¥628

32・マレーク・ベロニカ・文と絵、マンディ・ハシモト・レナ訳『どうぐでなにがつくれるの?』風濤社 ¥628

33・鶴見正夫・文、橋本淳子・画『もうどうけんチャーリー』小学館 ¥88

34・ポール・セビヨ、イザベル・ドジョワ・絵、なだいなだ訳『海の水が塩からいわけは……』文化出版局 ¥88

35・ミリヤム・ヤング・文、光吉侑子訳、アーノルド・ロベル・絵『りすのスージー』大日本図書 ¥335

 

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 帰省の最大の楽しみと言って良いa)の新春セールへ今年は行くことができた。中古本は5冊以上買うと20%OFFというセール内容は、2年前と同じようだ。セルフレジが導入されていたが、セールの割引の処理は、通常レジでしか対応していなかったのだが、そこの確認が疎かにしてしまっていたため、一部商品をセルフレジで会計してしまい、その取り消し作業などさせてしまって店員に迷惑を掛けてしまった。

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 7:絵本・かたりつぐ戦争シリーズの第1巻に相当。

 8:なかえよしを上野紀子の絵本シリーズの第7巻に相当。赤い服と帽子を身につけた女の子の絵が表紙で、目深に被った帽子のせいで、目が隠れている。こういう少女の絵を、上野紀子さんはよく描く。物語は、女の子の持っている人形のうさぎが、おしゃべりをし出して、一緒に「のりもののくに」に行く。星の王子様や不思議の国のアリスマザーグースなどの要素が、少しずつ入れてある。最後に、メルヘンの世界を解しない黒い服を着た大人の男性が出てきて、お話が終わる。全体を通して、美しさとそこはかとない恐ろしさが同居した雰囲気に圧倒される作品。

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 10:オリジナルは1944年にアメリカで出版。イーラの撮った写真を、マーガレット・ワイズ・ブラウンが選び、ある並びにして、物語をつけた。どうぶつたちは見た、それは何か。このことを巡って、クライマックスまで緊張を高めていく。ときに脱力するようなページも差し挟みつつ、というのが、また面白いところ。何を見たか、という点に焦点があるので、読み聞かせの時にはあまり意識して見れなかったが、写真の動物たちの目や視線をよく追いかけるようにして再読した。見られたものの目にも注目。解説にあったが、イーラの初めての写真集のうちの一冊『犬(Chiens)』に、ジュール・シュペルヴィエルが序文を書いているそうだ。

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 12:ギリシアの民話。

 13:えほんらんどシリーズの第6巻に相当。付録だったのか、B4サイズのポスターが挟んであった。

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 17:ぼくのおとうさんのおとうさんの……という先祖の話から、だんだんと僕に近づいていって、ぼくがおとうさんになったら、そしてぼくがおとうさんのおとうさん(つまりおじいちゃん)になったらそのこどもは……という未来の話になっていく。アイデアが光る作品。抑制の効いた、絵とその変化も好ましく、最初と最後の絵の違いも、一見似ているようでいて読み始めには想像できないような飛躍がある。

 18:さねとうあきらは、漢字では実藤述と書く。

 19:

 20:2つのマザーグースを1つにつなげて、物語絵本にした作品(we are all in the dumps...で始まるものと、Jack and Guy went out in the rye...で始まるものと。カバー袖にふたつのうたが原文で紹介されている)。一文ずつ確認しながら読むと、そのことが分かる。マザーグースのうたが書かれていないページで、物語を整合させるために大猫を登場させたり、他の子どもたちを登場させたりして、つじつま合わせを読みながら楽しみつつ、また作者のセンダックもそのあたり楽しく考えながら作っていったのかななんて思う。横長の画面いっぱいに事物が詰まっていて、どの見開きも隙がない。新聞の見出しの文字なども見逃せないところ。ちょっと面白いのは、読み始め時に戸惑ってしまったのだけど、表紙らしいタイトル文字があるほうが、裏表紙になっているところ。発売当時、挟み込みの解説文があったようだが、今回入手品にはそれがついていなかったのは残念。

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 24:全4巻あるどこにいるのダビドくんシリーズの第1巻に相当。発売元は電波新聞社

 25:孫たちが夏休みに帰省してくるのを待ち遠しく思うばあちゃんとじいちゃんの話。ばあちゃんは、孫たちを待ちながら、子どもの頃にしたこと、感じたことをたくさん思い出し、それを孫に伝えたくて、会いたい気持ちをどんどん募らせていく。待ちきれなくてそわそわし続けのじいちゃんも愛らしい。

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 30:詩人が贈る絵本シリーズの1つ。

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 32:ある兄妹がおもちゃを片付けるのだが、棚がもう足りないほどなので、父親と一緒に棚を増設することにする。日曜大工道具とその使い方が、物語の中で自然と説明される。最後に兄妹が余った板切れで好きに工作するのだが、鋸を使う場面は母親がすると言う。言うことをよく聞く子どもたちではあるが、予定調和的な物語で、少々鼻についた。

 33:小学館のノンフィクション童話の第6巻に相当。候補の犬がどのように訓練されて盲導犬になるかを追った作品。目の不自由な方の元で働くようになってからも、盲導犬として間違った行動をすることもあるようで、気を抜かずより頼れる盲導犬になってもらえるよう注意してやらねばならない。チャーリーの写真を使ったページもある。

 34:ケーキの上の砂糖菓子のキャラクターのような濃い造形の絵が特徴。本の題名の答えは、とある経緯で海にお礼をしたくなったある漁師が、海に岩塩を味あわせてあげたため、というもの。2話収録されていて、2話目については、海になぜ波があるのかについての説明譚になっている。ポール・セビヨは、フランスの民話学者だったそう。

 35:ゆかいなゆかいなおはなしシリーズの1つ。