yh氏の日記

主に買った本を、メモがてら、ずらずら書いていきます。他に言葉集めなど。過去記事鋭意編集作業中。

今日買った本

■今日買った本。計6420円。

 

a)すずめ出版古書部にて。

1・マーガレット・レイ/ハンス・アウグスト・レイ・原作、渡辺茂男訳『おさるのジョージゆめをみる』岩波書店 ¥150

2・アーノルド・ローベル、まきたまつこ訳『いろいろへんないろのはじまり』冨山房 ¥150

3・青木雄二『青木雄二傑作漫画作品集 50億円の約束手形』宝島社 ¥550

4・寺光忠男『ナンセンスの系譜 正伝昭和漫画』毎日新聞社 ¥1100

5・福本伸行『熱いぜ天馬!』竹書房 ¥412.5

6・福本伸行『ワニの初恋』竹書房 ¥412.5

7・福本伸行『見上げれば通天閣』竹書房 ¥412.5

8・福本伸行『RUDE(あくたれ)39』竹書房 ¥412.5

9・『月刊コンパイルクラブ 1997年7月号』コンパイル ¥1320

10・山田鍵『親子で楽しむ!!ファミリーコンピュータ 増補完全版』すずめ出版 ¥1500

 

***

 

 大晦日の正午から翌年1/2の10:00までの46時間連続営業をするというa)へ行ってきた。23:00以降で夜の品揃えでの営業があれば、その時間に行くつもりだったが、普段それをする金曜日が、この46時間に重なっていないので、通常モードの品揃えでの営業だった。年明けての来店だったからか、御神酒としてビールをいただいて良い気分。財布の紐も緩んで、結構買った。

 1:

 2:表紙に、某幼稚園の進級おめでとうの金箔印字が押してある。

 3:貧乏人は一発逆転を狙って行き詰まる。自分自身を見失うようなことを、貧乏人はしてはいけない。一方、金持ちは金で金を増やす。ボードレールドストエフスキーの著作が、作品中に出てきて、文学の香り漂うところも好感を持った。

 4:2023/1/5読了。以前から、馬場のぼる長新太古川タクなどのプロフィールに、漫画家との肩書きがあることに、ちょっと違和感というか疑問のようなものを抱いていたのだが、その答えを得ることができた。p.124~125あたりに、"一枚漫画に活路を見いだそうと努力していた"が、"日本ではなかなか発展しなかった(略)"ので"必然的にイラストレーションに横すべりしていった"とあって、一枚ものや4コマの懸賞漫画でデビューした漫画家が、絵本作家に転じていった時流が、ようやく掴めたような気がする。「漫画家の絵本の会」についてもp.104から一章分割いてある。何だか、本書を読んで、漫画・絵物語・絵本・劇画・アニメーションなどの系譜が相互作用をおこしながら絡まり合っているイメージが見えてきた。すずき大和(『めぐちゃんの赤いかさ』小学館は好きな絵本)が文春漫画賞でデビューしていたことや、『漫画讀本』での切ない短篇漫画「マンモスと石と人間」でもっと作品を読んでみたいと思っていたしとうきねおの経歴など、人物や他作品をよく知らない作家についての予想外に新知識がたくさん得られたのは嬉しい。読みたい漫画がたくさん増えた。巻末の年表も私には新知識の宝庫で、例えばオイルショックで暖房の石油不足で登別温泉クマ牧場のヒグマが55頭が射殺されたなど、びっくりするような出来事が多数。

 5:

 6:

 7:

 8:

 9:通巻68号。「実録 第三回全日本ぷよマスターズ大会(2回目)」の記事目当てで購入(通巻67号でも同大会の記事1回目がある)。昔、関東在住だった時に、いとこがぷよぷよの全国大会出場のため、九州代表として上京してきたときに、一緒に応援に行ったことがあり、そのことを店主に話すと紹介された号。2023/1/4、ざっと読了。新人研修の様子を紹介するページがあるのだが、1997年の新入社員が138名もいるというのでびっくり。コンパイルという会社の歴史をWebで調べたところ、この一年後の1998年に倒産したそうだ。

 10: