■今日買った本。計19160円。
a)第19回天神さんでヒトハコ古本市にて。
1・加古里子・作/絵『からすのおかしやさん』偕成社 ¥500 hoshitsuki
2・フィービとセルビ・ウォージントン・作/絵、まさきるりこ訳『ゆうびんやのくまさん』福音館書店 ¥400 hoshitsuki
3・東英子『くんぺい童話館物語』河出書房新社 ¥700 mazaki
4・安西水丸『東京エレジー』ちくま文庫 ¥200 paki
5・青山みよ、山下菊二・画『青山みよ詩集 F.R.Leeへの手紙』風媒社 ¥500 ohisama
6・佐藤晴美『翼の記憶』朝日ソノラマ ¥200 羊夢
7・モーリス・ブランショ、田中淳一/若森栄樹/白井健三郎訳『白日の狂気』朝日出版社 ¥1800 羊夢
8・小幡明『架空筋商店街』 ¥660 meiryukku
9・ラインホルト・メスナー、横川文雄訳『ナンガ・パルバート単独行』ヤマケイ文庫 ¥600 kemikagon
10・坂田靖子『叔父様は死の迷惑』角川書店 ¥350 kinmokusei
11・仲能健児『猿王』青林工藝舎 ¥500 Q日
12・川勝徳重『電話・睡眠・音楽』リイド社 ¥300 Q日
13・高浜寛、Emmanuelle Maisonneuve/Julia Pavlowitch・原作『エマは星の夢を見る』講談社 ¥100 Q日
14・カルム・ソーレ・バンドレル・文/絵、熊井明子訳『ジョンのお月さま』集英社 ¥500 月の下
15・多聞『一箱騒動』tamon store ¥100 tamon
16・川端康成『古都』新潮文庫 ¥250 suzuki
17・小幡薫明『藥玉 香美なる』砂子屋書房 ¥1000 croix
18・ルシア・ベルリン、岸本佐知子訳『掃除婦のための手引き書 ルシア・ベルリン作品集』講談社文庫 ¥200 鵲
19・関西学院大学第一次パラワン島学術探検隊『パラワン島の人と自然 関西学院大学第一次パラワン島学術探検隊報告書』関西学院大学探検会 ¥200 yanagi
20・蓑島祐二/松村泰秀・編集責任『ザ・マンギァン 関西大学第二次ミンドロ島学術探検隊報告書』関西大学文化会探検部 ¥100 yanagi
21・瀬崎祐『詩集 眠り足りない微笑』思潮社 ¥500 yanagi
22・デビッド・コックス・作/絵、森由美訳『ぴかぴかリジー ぱかぱかネリー』新世研 ¥400 yanagi
23・馬場のぼる『五助じいさんのキツネ』こぐま社 ¥400 yanagi
24・鴨居羊子・作/絵『クレヨンサーカスがやってきた』福音館書店 ¥100 taikenbookc
25・岩崎京子・作、小松崎邦雄・絵『こうしとむくどり』福音館書店 ¥100 taikenbookc
26・安野光雅『イタリアの陽ざし』朝日新聞社 ¥1300 pon3
27・谷川俊太郎・編、小沢良吉・絵『愛の詩集』サンリオ ¥500 mask
28・hm『hmのやそうブック・春』うるい堂書店 ¥500 urui
29,30・宮脇明子『ヤヌスの鏡(全2巻)』集英社 各¥300 hoshitsuki
31・宮脇明子『ヤヌスの鏡 秘伝』集英社 ¥200 1003
32・森内俊雄『翔ぶ影』角川文庫 ¥500 ramda
33・谷川俊太郎・作、和田誠・絵『けんはへっちゃら』あかね書房 ¥500 kenji
34・谷川俊太郎・作、和田誠・絵『とおるがとおる』あかね書房 ¥500 kenji
35・宮澤賢治、たなかよしかず・版画『黒葡萄』未知谷 ¥700 チロル
36・尾崎士郎、長田幹彦、近松秋江『百年文庫65 宿』ポプラ社 ¥440 tanaoto
37・松岡千恵『短篇集 ヘンルーダ』岬書店 ¥1760 ohisama
38・ウラジーミル・クラウジエウィッチ・アルセーニエフ、長谷川四郎訳『デルスー・ウザーラ』河出書房新社 ¥1000 A文庫
b)みんなでつくる街の図書館まちとしょにて。→初利用。
39・チャルーシン・文と絵、松谷さやか訳『子ねこのチュッパが、とりをねらわないわけ』新読書社 ¥0
40・ビアンキ・作、チャルーシン・絵、おちあいかこ/あさひみちこ訳『わんぱくすずめのチック』新読書社 ¥0
***
最終回となるa)へ行ってきた。b)は、セブン通りにあり、たまたま通りかかって見つけた場所。棚にある本を手持ちの本と交換することができる。どうしても欲しい本2冊を見つけたので、手持ちの未読文庫本1冊と、もう1冊は実は以下の25の本とを放出してしまった。
1:
2:
3:
4:
5:
6:
7:ポストモダン叢書第一期の最終巻である第10巻目。
8:2022年9月11日第3刷発行のもの。初版は2019年9月11日。奥付がしっかりしているのが良い。
9:
10:グリーンランド暮らしをしていた叔父さんが主人公の姪の家にやってきて、さまざまな事件を解決する推理短編もの。ライト感覚ミステリという裏の紹介文がぴったり。輪郭はっきり系に向かっているような絵で、これがもっともっと洗練されてきたら、もっと好きになりそうな絵。
11:五十嵐大介『SARU』を先日読了したところに、この作品を読んだので、凶々しい猿が登場する漫画が偶然連続した。猿って、そんなイメージだったかなと思って連想したのは、ポーの「モルグ街の殺人」。結構、そんなイメージを背負わされているのかもしれないなと思い始めた。猿王の無表情な目のインパクトが強烈で、読んでいる側にも何かトラウマ的なものを生じさせるような力を感じる。小学生くらいで読んでいたら、すぐに夢に出てきただろうなと思う。
12:
13:ミシュランの調査員になった女性の自伝的(らしい)漫画。どのくらい創作混じりなのは分からないので、らしい、と書いた。a)の過去の回(第8回)にて、某箱主さんに教えて頂いた漫画家で、教えていただいた時に箱の中に売る本として出されていた漫画が、この漫画と10年刊行年が差があって、かなり親しみやすい漫画になっていて驚いた。グルメ漫画と思っていたら、そういえば確かにミシュランはホテル格付けもしていたなという感じで、そちら方面の描写も視点が新鮮で楽しめた。ミシュランの社食で働く人は、やっぱり社員情報について箝口令があるのだろうな。
14:
15:2021年3月16日初版、2023年5月20日二版、とある。これも、8と同じで、初版でないことが分かるようになっている。
16:
17:おばたしげとし。
18:
19:
20:
21:装幀の磯村宇根瀬とは、著者の絵描きとしての名義のようだ。1947年生まれ。blogなどHPを更新されており、ばりばりの現役詩人でいらっしゃったので驚いた。
22:
23:
24:月刊予約絵本《こどものとも》279号、1979年6月1日発行のペラペラ版。
25:
26:
27:
28:元版の発行は、令和4年5月21日だが、今回入手は改訂再発行版で令和5年3月3日発行。という風にわかるのが、8と同じで奥付がちゃんとしているから。
29,30:SGコミックス版。2巻目には秘伝(シークレット)と原説(オリジナル)という番外編的な短編も収録されているのだが、これを確認せずに31を買ってしまったので、もったいないことをした。喫茶店でヤンキーたちが屯しているシーン、この作品をドラマで見ていたという人が、こういう作品を読んで、喫茶店は怖いところだと思っていたという話を聞いた。二重人格もので、犯人は私だが、本人が分かっていないというもの。ドラマが相当流行ったらしく、当時見ていたという女性にこの会場で3人も出会った。
31:30に収録されている秘伝(シークレット)と原説(オリジナル)の2編で1冊の本。なので、作品を読むだけなら買う必要がなかった本。しかし、後日出品者に話を聞いたところ、この単行本はあまり見かけないものらしい、ということで何となく買って良かったなあ、みたいな気になっている。
32:第1回泉鏡花文学賞受賞作。
33:
34:
35:
36:
37:新刊。
38:
39:
40: