■今日買った本。計4465円。
a)1003にて。
1・マルク・アラン、岡本利男訳『他の人々の時間』国文社 ¥1000
2・いぬゐのこ・漫画、東畑開人・原作/監修『居るのはつらいよ ケアとセラピーについての覚書 3』秋田書店 ¥990
3・田中佑典『カルチャーゴガク 台湾旅を楽しむための田中式コミュニケーション術』インセクツ ¥2475
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年末年始に台湾旅行へ行く予定なのだが、ちょうど台湾風中国語講座である「カルチャーゴガク」イベントがa)で開催される情報を得、イベント参加申し込みをしていた。この日の仕事は午後休みを取って、高速バスでa)へ。イベント前に、取り寄せを頼んでいた新刊と現地での古本棚から各1冊。そして、イベントに関連する新刊を購入。この日の購入で、ちょっとしたノベルティグッズをいただいた(巾着袋)。
1:詩集。ピポー叢書の第54巻に相当。笹岡信彦による装幀がモダンで素晴らしい。
2:新刊で購入。全巻読了。原作を確認していないのだが、人文書をストーリー漫画にした作品になるのかな。沖縄にある精神科クリニックに併設されているデイケアに、就職した臨床心理士が主人公。優しいタッチで、繰り返すデイケアでの日々があわあわと描かれる。けれどときどきずばっとちうかぐさっというか、そういう決定的な瞬間があったりで、ひやひやさせられることもあり、そうでなくゆっくりとした変化もあり……毎日毎日を同じように過ごすことの安心安全とその裏にある不安や焦りの出入りがうまく伝わってくる。ところで台湾の人はすぐ転職するという話をまさにこの日このお店でのイベントにて聞き知ったのだが、沖縄の人もそんな傾向は似ているのだろうか。作品中、同僚が次々と離れていくのを読んでいて、もしかしてとふと思った。
3:新刊で購入。