yh氏の日記

主に買った本を、メモがてら、ずらずら書いていきます。他に言葉集めなど。過去記事鋭意編集作業中。

今日買った本

■今日買った本。計1030円。

 

a)すずめ出版古書部にて。→初入店。

1・団鬼六『真剣師小池重明』幻冬舎アウトロー文庫 ¥440

2・『建築知識 2020年1月号』エクスナレッジ ¥440

3・『日経おとなのOFF 2011年2月号』日経BP社 ¥150

 

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 前日店舗の貼り紙で、確実に営業しているはずのa)へ、自転車で向かった。複数店舗が集合したちょっとした市場内にあり、雨がしのげるアーケード状になっているのが、この日が不安定な天気の日だっただけに、ありがたい。入口の均一に、『栄光なき天才たち』の端本がばらばらとあって、既に入手済で買えなかったけれど、この店は良さそうだというオーラをびんびんに感じた。中に入ってからも、ゲームに関する本や雑誌の取り揃え具合に圧倒された。ところで、このあと、ブックオフ草加新田駅西口店へ行ってみたところ、なんと店舗があったはずの場所が更地になっており、閉店したことを知って、ショックだった。

 1:将棋漫画を立て続けに読んでいるので、手を出してみた一冊。棚に面陳されていたのも、購入の決め手であった。

 2:特集は、世界一美しい本屋の作り方。

 3:特集は、大人の鉄道大百科なのだが、これを見つけたのが幼稚園児だというのが面白いところ。

今日買った本

■今日買った本。計700円。

 

a)すずめ出版古書部にて。→臨時休業で初入店ならず。

 

b)プラハ書房にて。→初入店。

1・須永朝彦『血のアラベスク』新書館 ¥500

2・ヒサクニヒコ『恐竜図鑑』新潮文庫 ¥200

 

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 昨日だか一昨日だか、南越谷駅前でリムジンバスを降りた場合、そこから行ける範囲に何らかの古書店がないだろうかと地図検索をしたら、見つけたのが、a)とb)だ。本日昼、予定通り、リムジンバスを降り、まず北西のa)へ向かうと、臨時休業の貼り紙。ただし、明日は営業する旨明記してあったので、そのことを希望に来た道を戻る。南東へ歩いて行き、何とかb)を見つけると、まだ開店していないのか、それともよもや休業日なのか、判らぬ態。しばらく立ちすくんでいると、隣家から人が出てきたので、「ここ古本屋さんですよね、もうやっていないのでしょうか」と尋ねると、「店主を呼んできます」との答え。まだ現役の店だと分かって嬉しくなり、しばらく待っていると、店主さんがやってきて、店を開けてくれた。平積みされた本がたくさんで、通路の狭くなった店内。その平積み本で覗けない棚があるのはもどかしかったが、可能な限りの本を検分し、2冊を購入。最近読んでいる『愛猿記』の子母澤寛の本も買おうか迷ったが、結局見送った。

 1:フォア・レディースの1冊。のちに、ペヨトル工房からも装い新たに再刊されたようだ。

 2:イラスト恐竜図鑑。子どもへのお土産にしようかと思って購入。

今日買った本

■今日買った本。計2260円。

 

a)龜鳴屋通販にて。

1・芝雪編『天上の櫻 宮崎孝政詩選集』龜鳴屋 ¥2260

 

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 先日a)へ注文した本が、本日届いた。上記価格には、送料¥180と振込手数料¥100を乗せて書いている。振込手数料は、ついATMで振込してしまったので、取られてしまった。Webでやれば無料だったのになあ。

 1:置き去り詩人文庫2。編者の芝雪さんには、どうも9年前に直接お会いしたことがある気がしていて、そんな縁もあり、また、龜鳴屋さんを知った時にはもうHP上で龜鳴屋本第一冊目である『宮崎孝政全詩集[私家版]』は売り切れていて、ずっと気になっていた詩人でもあり、今回安価に詩選集が出るということで購入。

今日買った本

■今日買った本。計1088+2463+704+480=4735円。

 

a)ブックオフ新居浜西喜光店にて。→初入店、本20%OFFセールをやっていた。

1・小檜山博『光る女』集英社文庫 ¥88

2・森毅/安野光雅『対談 数学大明神』ちくま文庫 ¥88

3・マリアナ・フェドロバ・作、オイゲン・ソプコ・絵、河口悟訳『老ピエロ レオ』ノルドズッド・ジャパン ¥88

4・ヘルガ・アイヒンガー・文/絵、佐久間彪訳『ひつじかい』至光社 ¥88

5・早船ちよ・文、ほづみはじむ・画『円空』草土文化 ¥488

6・谷真介・作、山本忠敬・絵『ブルくんダンプくん』偕成社 ¥248

 

b)パレンケ本店にて。→初入店、絵本・児童書20%OFFセールをやっていた。2463

7・ロバート・A・ハインライン、酒匂真理子訳『宇宙(そら)に旅立つ時』創元推理文庫 ¥120

8・トニー・ケンリック、上田公子訳『上海サプライズ』角川文庫 ¥200

9・トニー・ケンリック、上田公子訳『ネオン・タフ』角川文庫 ¥200

10・松谷みよ子編著『日本の伝説(下)』講談社文庫 ¥84

11・松谷みよ子『オバケちゃん』講談社文庫 ¥78

12・ポウル・マール・作/画、志賀朝子訳『しましまってすばらしい』小学館 ¥76

13・川村たかし・作、小沢良吉・絵『銀のさかながやってくる』PHP研究所 ¥84

14:ヤニーナ・ポラジンスカ・文、ミーハウ・ブィリーナ・画、内田莉莎子訳『千びきのうさぎと牧童』岩波書店 ¥120

15・ユルゲン=タムヒーナ・文、ハイドルン=ペトリーデス・絵、宮下啓三訳『アビニョンのりゅう』講談社 ¥80

16・グリム兄弟・文、カトリン・ブラント・絵、塩谷太郎訳『くつやさんとはだかのこびと』講談社 ¥80

17・バル=ビロ・絵/文、久米穣訳『ガムドロップ号』講談社 ¥80

18・ハンス=ペーター=ティール・文、ぺパール=オット・絵、矢川澄子訳『こりすのホプシー』講談社 ¥80

19・山本おさむ『威風堂々 1』講談社 ¥350

20・山本おさむ、陳昌鉉・協力『天上の弦 1』小学館 ¥52

21・山本おさむ、陳昌鉉・協力『天上の弦 3』小学館 ¥52

22・伊藤智義・作、森田信吾・画『栄光なき天才たち 2』集英社 ¥52

23・近藤ようこ『独りの夜も長くない』小学館 ¥125

24・『週刊漫画Times 1973年1月6・13日合併号』芳文社 ¥300

25・竹内つなよし、都筑道夫・監修『コミック古典落語 其の一』講談社 ¥125

26・堀江卓、都筑道夫・監修『コミック古典落語 其の四』講談社 ¥125

 

c)ブックオフ愛媛伊予三島店にて。→初入店、本20%OFFセールをやっていた。

27~34・南Q太『ひらけ駒! 1~8』小学館 各¥88

 

d)ブックマーケット川之江店にて。→初入店、¥350円以下の本20%OFFセールをやっていた。

35・セーラ・L・トムソン・文、ロブ・ゴンサルヴェス・絵、金原瑞人訳『終わらない夜』ほるぷ出版 ¥240

36・セーラ・L・トムソン・文、ロブ・ゴンサルヴェス・絵、金原瑞人訳『真昼の夢』ほるぷ出版 ¥240

 

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 ●書きかけ。

 1:第11回泉鏡花文学賞および北海道新聞文学賞受賞作。奥付に「徳島」という丸判が捺してあった。

 2:元々は新潮文庫で出ていたらしい。また、今回入手のちくま文庫版の後、ちくま学芸文庫 Math&Science版(おそらく青背のもの)で再販されたようだ。

 3:nord-sud Verlag AGというのが元の発行団体なのだが、Web上の辞書で調べてみると南(sud)北(nord)出版(Verlag)株式会社(AG)、という意味らしい。AGは、ドイツの企業名につける株式会社(Aktiengesellshaft(アクツィエン・ゲゼルシャフト))の略称とのこと。ということは、どうやら、ドイツ語圏の絵本の出版を手掛けている会社ということかな。

 4:

 5:表紙には、はやふねちよ、とひらがな表記だったのでピンとこなかったが、今これを入力していて、ああ早船ちよかと。あとがきによれば、1632年に今の岐阜県羽島市上中町の農家に生まれたとされる円空は、生涯で12万体を造仏したそうだ。どんな仏を彫ったのか、少し画像検索すると、なるほど、この円空のことを描いた絵本が、円空仏のようなナタやノミの切っ先の鋭さや近代的な潔さを感じさせる版画で、制作されたことが了解されたような気がした。円空が振るうナタから出た木っ端の一つ一つが仏となる。ナタ一振りに百体仏ができ、たちまち万体仏となり、万体仏が数えきれないみじん仏となる、という。みじん仏が風に乗って、世に広がり、それはまた円空がどこにでもおるということであるか。高僧の教え・功徳の拡がりの表現の面白さ。版画の穂積肇(ほづみはじむ)氏には、他の絵本作品で『原野の学校』『原野の少女』があり、これらも近く読んでみたいところ。

 6:のりものストーリーの第3巻。図鑑と物語の幸せな結婚をした作品で、これは良い本。ブルドーザーとダンプトラックが人と比べてどれだけの仕事をするのか、とか、その仕事の仕方の図解であったりとか、アタッチメントや荷台を変えるなどしてさまざまな形状のドーザーやトレーラーやダンプに変身できる具体例がずらり並べられ、働く車好きの心を鷲掴みにする。特にその変身具体例の最後、ダンプトラックの例になって、画面いっぱい隙間もほとんどないような感じでこれまでで一番多くの変身例が示されるところ、大人でも「えっこんなに!?」と思うようなインパクトがあって、読み聞かせしていて自分でも大いに楽しめた。また、まち行く働く車に目を向けるのが、楽しくなってくるようだ。

 7:紙魚の手帖の26号が挟まっていた。

 8:

 9:

 10:

 11:

 12:世界の創作童話17。しましまのネクタイを誕生日にもらった主人公の男性が、シャツ、スーツ、ソックス、ハンカチ、という風にしましまにはまり出し、部屋中しましまにしてしまう。そして、しましま好きの女性に出会って結婚するが、たてじまよこじまで口論になり、でも最後はたまたま格子じまを発見して、仲直りする。子どもに読み聞かせた後、すぐに家中のしましまを探す遊びに夢中になって、たちまち時間が経ち、歯を磨くのも忘れて寝てしまった。しましま好きにぜひ紹介したくなるような作品。大いに気に入った。

 13:銀のさかな、とは鮭のこと。産卵のため必死に生まれた川を遡上する鮭を、クマが狙う。食い荒らし気味のクマを、必死の鮭が諫め、食べ物とは命をいただくということ、大事に食べましょうね、という教訓的な面を強く感じさせる作品だった。

 14:ポーランドの昔話集。

 15:講談社から出ていた、世界の絵本、のスイスの絵本。

 16:講談社から出ていた、世界の絵本、のドイツ・スイスの絵本。

 17:講談社から出ていた、世界の絵本、のイギリスの絵本。ガムドロップ号は、1926年型のガソリン車(オースチン=クリフトン=ヘビー12-4)という、この物語の中の世界でもクラシックカー扱いの車。フロントにエンジンがオーバーヒートしないように監視する温度計が付いているのが、現在の車との大きな違い……と書いたものの、現在の車にも高温・低温のざっくりしたランプ表示はあるわな。ガムドロップ号が名車ショーに出場する間際に、トラブルに遭い、その隙に悪徳レッカー車に盗まれそうになるのだが、名車ショーに出場する他のクラシックカー愛好家たちが、レッカー車をとっちめる。こういう時の愛好家たちの仲間意識の高さは、どこの世界でも変わらないものがある。ガムドロップ号は、作者の所有する車だそう。他にも珍しい車として、蒸気トラクター(1903年型のもの)が登場するが、昔こんな車があったとは、この絵本を読むまで知らなかった。

 18:講談社から出ていた、世界の絵本、のドイツの絵本。

 19:「壱」と書いてあるが、「弍」は出ていないようなので、未完の漫画らしい。ヤクザの世界に取材した、下っ端新米ヤクザを主人公にした作品。普段馬鹿なことをしていても、時に生きるか死ぬかのミッションを課せられることがあり、その強烈なストレスに対するバランスをとるため普段がある、といった描き方。親分直伝の味噌汁の作り方のこだわりかた、のちの作品である『そばもん』に通じるものをここに容易く見出すことができたし、また、『そばもん』にヤクザが出てきた時の、突き放し切らない描き方など、この当時の仕事(ヤクザへの取材経験)が活きているのだなと、新旧作品の関係性が見えたのも、面白かった。障害者や異端者など社会的弱者を積極的に描いて行こうとする姿勢は、全く一貫している。未読作品をますます追いかけたくなった。

 20:収集開始することにした漫画。

 21:収集開始することにした漫画。

 22:収集中の漫画。

 23:三十代半ばの独身者の男と女が主人公のお話だが、この2人は物語の中で交錯しない(最後に偶然、物理的近距離に居合わせるだけ)。それぞれが、各々の相手と出会い、恋愛をして、もしかしたらもう"独りの夜も長くない"のかなあ、といったところで、物語は終わる。淡白だが、すっきりした絵で水のようにすいすい読める。

 24:単行本未収録の上村一夫の読切「くれないみやこ」を収録。

 25:

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 35:原題は『IMAGINE A NIGHT』。

 36:原題は『IMAGINE A DAY』。

今日買った本

■今日買った本。計6226円。

 

a)suruga屋にて。

1・アーサー・ガイサート・作、久美沙織訳『コブタをかぞえてI(いち)からMM(にせん)』BL出版 ¥1330

2・クレメント・ムーア・文、トミー・デ・パオラ・絵、金関寿夫訳『あすはたのしいクリスマス』ほるぷ出版 ¥200

3・トミー・デ・パオラ・作、ゆあさふみえ訳『アンソニーとまほうのゆびわ』偕成社 ¥475

4・オー・ヘンリー・文、リスベート・ツヴェルガー・画、矢川澄子訳『賢者のおくりもの』冨山房 ¥200

5・バイロン・バートン・文/絵、中川千尋訳『さんびきのくま』徳間書店 ¥200

6・ウォルター・テヴィス、小澤身和子訳『クイーンズ・ギャンビット』新潮文庫 ¥285

7・平井和正・原作、桑田二郎・画『完全復刻版 8マン 2』リム出版 ¥285

8・平井和正・原作、桑田二郎・画『完全復刻版 8マン 7』リム出版 ¥247

9・山上たつひこ『半田溶助女狩り』秋田漫画文庫 ¥238

10・手塚治虫『七色いんこ 1』秋田文庫 ¥152

11・大西巨人・原作、のぞゑのぶひさ・漫画、岩田和博・企画/脚色『神聖喜劇 第六巻』幻冬舎 ¥285

12・山本おさむ『ユキーユ 貝殻』小学館文庫 ¥247

13~15・山本おさむ『聖 天才・羽生が恐れた男 新装版 全3巻』小学館 ¥713

16~17・市東亮子『夢の夢 全2巻』秋田書店 ¥200

18~20・森田信吾『影風魔ハヤセ 全3巻』講談社 ¥219

21~25・有間しのぶ『その女、ジルバ 全5巻』小学館 ¥950

 

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 休みをとって本の整理をしていたら、a)から注文していた本が届いた。買った本の整理がなかなか進まない。

 1:

 2:がーん、既所有の本だった。

 3:全3巻ある、まほうつかいのノーナさまシリーズの第1巻。

 4:

 5:ロシアの昔話の「さんびきのくま」のバイロン・バートン版。分かりやすい配色と配置で、ゆかいなお話に仕上がっている。ともすれば、ぞっとさせることもでできるお話だけど、くまも可愛らしく、女の子とともに、びっくりしておしまいという明るさ。

 6:チェス小説。

 7:到着してすぐ読み始め、読了。8マン、曲線的なフォルムで描かれるヒーローの8マンは、想像以上にスタイリッシュ。オーバーヒートして、しばらく動けなくなる、みたいなところ、攻殻機動隊義体を連想させた。小型原子炉を動力源とする点では、ターミネーター(3?4?)でもそんなのがあったような。背ヤケがひどいのが残念。

 8:収集中の漫画。7,8購入でこれで全巻揃った。若干背ヤケ気味。最終巻は、短篇作品集になっていて、若干薄味。最終の一篇は、漫画ではなく、絵物語風になっている。

 9:

 10:収集中の漫画。目次を見たら、有名な戯曲のタイトルが並んでいるので、面白そう!と思って、早速読了。出てくる戯曲作家は、シェイクスピアゴーリキーイプセン岡本綺堂テネシー・ウィリアムズチェーホフゴーゴリ、メノッティ、アルト=ハイデルベルクカミュブラックジャックの演劇版といった作品。これまで読んでこなくて、幸運だった。

 11:収集中の漫画。これで全巻揃った。

 12:身近に片耳が聞こえない人がいて、それと同じ主人公が登場して驚いた。定食屋で夕食を食べながら、一気読み。同窓会で再開した男女の恋愛ものだけど、人生を互いに応援する愛の物語であって、涙した。出てくる貝は、ホネガイ。堀口大學訳のジャン・コクトーの単文詩"私の耳は貝の殻 海の響きを懐かしむ"が、引用される。

 13~15:将棋漫画。

 16~17:『金魚屋古書店 13』で登場して気になっていた漫画。

 18~20:2022/8/10読了。信長・秀吉・家康・光秀などが登場する時代の忍者漫画。忍術対決の残酷だが美麗な描写と政治的な駆け引き、武将たちの人物造形など、魅力がいっぱい詰まる、めっけもんの作品だった。

 21~25:作品中にヒトハコ古本市が出てくるという噂をtwitterかどこかで目にして気になっていた漫画。

今日買った本

■今日買った本。計16718円。

 

a)本は人生のおやつです!!にて。→移転後、初入店。

1・久生十蘭『十蘭レトリカ』河出文庫 ¥400

2・久生十蘭『十蘭錬金術』河出文庫 ¥400

3・久生十蘭『十蘭ラスト傑作選』河出文庫 ¥400

4・山田正紀『神狩り』角川文庫 ¥200

5・峠三吉『原爆詩集』青木文庫 ¥400

6・子母澤寛『愛猿記』中公文庫 ¥968

7・ジャコモ・レオパルディ、國司航佑訳『断想集』幻戯書房 ¥3190

8・中井英夫『夜翔ぶ女』講談社 ¥500

9・ジェームズ・マーシャル、小沢正訳『フクロウ探偵30番めの事件』あかね書房 ¥400

10・ミラ=ローべ・作、塩谷太郎訳、菊池貞雄・画『ぐうたら王とちょこまか王女』学習研究社 ¥400

11・宮沢賢治、たなかよしかず・版画『気のいい火山弾』未知谷 ¥600

12・宮沢賢治、たなかよしかず・版画『祭の晩』未知谷 ¥600

13・宮沢賢治、たなかよしかず・版画『四又の百合』未知谷 ¥600

14・宮沢賢治、たなかよしかず・版画『紫紺染について』未知谷 ¥600

 

b)さつき書房にて。→初入店。

15・田中圭一『Gのサムライ』リイド社 ¥250

16・ピエロ・ヴェントゥーラ・作/絵、櫻井しづか訳『スパルタコさんのまいごのこづつみ』フレーベル館 ¥400

17・手島圭三郎・絵と文『きたきつねのゆめ』福武書店 ¥400

18・王敏・文、李暁軍・絵『ながいかみのむすめ』小峰書店 ¥400

19・リンド・ワード『白銀の馬』冨山房 ¥1500

20・ドボーズ・ヘイワード・原作、加藤久子・文、富永秀夫・絵『かあさんうさぎと金のくつ』女子パウロ会 ¥250

21・ジム・ヤング・文、ダン・バーンスタイン・写真、熊谷伊久江訳『ぼくの町にくじらがきた』偕成社 ¥100

22・寺村輝夫・文、岡野和・絵『こどもの民話 てんぐのうちわ』盛光社 ¥100鶴書房

23・浮谷東次郎『がむしゃら1500キロ』新潮文庫 ¥500

 

c)おひさまゆうびん舎にて。

24・川崎大治、遠藤てるよ・画『かっこからんこからりんこん』童心社 ¥200

25・横田稔・えとぶん『こびとのおくりもの』福武書店 ¥300

26・黒川みつひろ・作/絵『ミニ版たたかう恐竜たち 恐竜トリケラトプスの大めいろ ジュラ紀クレーターへの道 』小峰書店 ¥300

27・儀間比呂志・作/絵『かえるのつなひき』福音館書店 ¥300

28・小山清『風の便り』夏葉社 ¥1780

 

d)岩崎書店にて。

29・瀬戸内晴美『風のたより』新潮文庫 ¥100

 

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 久しぶりに完全に自由な休日を過ごせるので、かねてよりいきたく思っていたa)へ日帰り単独ツアー。a)開店前に寄った喫茶店で、モーニング。a)では、店主さんが私の顔を覚えていてくれて、嬉しかった。滞在時間2時間半くらい。2時間は棚を見て、半時間は店主さんとお話したかな。元気をもらった。朝来という街の名前は、太陽を思わせるけれど、店主さんは本当に太陽にようだ。退店してから、その後のルートを検討した結果、南下してb),c)へ行くことにする。b)では、久しぶりに、ザ・古本屋という感じの匂いがする店。ほこりをかぶっていた児童書は、私にとっては掘り出し物ざくざくで、嬉しい収穫。c)では、先日1003さんからの通販に同封されていた『かげ日なた vol.8 2022年7月号』を読んで、c)の店主さんの書かれた「ハンチングさん」という文章に感動して、そのことを伝えたいがために行った。行ってみて、小山清の新刊があり、そうか、「ハンチングさん」と店主さんがこよなく愛する小山清か、読んでみよう、と思って購入した。購入の最後の決め手は、その本の帯の”好きな人のことを褒めることで生涯を送りたい。”という一文。「ハンチングさん」の文章は、この一文に類する文章であり、c)の店主さんの小山清的な実践であるということと理解された。夕食どころを探していてd)を見つけたので、入ってみると、なんとその小山清本と同じ題名(一部ひらがなだけど)の文庫を見つけたので購入。こういう偶然が嬉しい。

 1~3:収集中だった文庫。同文庫から全8冊出ていて、これで全部揃った。

 4:表紙&裏表紙に広がるカバー絵は、福田隆義

 5:原爆が投下された日に買う原爆詩集。

 6:店主おすすめの文庫。新刊で購入。この店を出た後に、近所の道の駅に立ち寄ると、なんとそこで猿回しをやっていた(実際には公演が終わったタイミングでたどり着いたので、その芸を見ることは叶わなかったが)。先日、DVDで『猿の惑星 創世記』という映画を観たばかりだったこともあり、猿づいている。2022/8/19読了。猿を飼う話が半分、その他の動物を飼う話が半分。氏の心の広さに感服する。どんなに、怪我をさせられたり、家や物を壊されたり、汚物で汚されたりしても、忍耐強く飼う動物に付き合っているし、よく観察しているから動物の個性に合わせて、付き合いの距離も自在である。家族や女中さん(みんながみんなではないが)の大らかさと、情の深さも見逃せないところ。1892年生まれの氏だが、自身の子育てについても、何か放任主義ではない積極性があったのではないかと想像する。猿を飼い始めてから、看取るまで、注がれた愛の深さが、そのまま哀しみの深さになって、何度も涙を飲んだ。猿回しからのアドバイスであったり、氏の経験知からの、猿の生態的な情報も多くて、興味尽きず、面白く読んだ。後半に収録されている「犬と人の物語」など、愛すべき人物の友人知人が、あっけなく空襲で亡くなるなど、いたたまれない。

 7:新刊で購入。いつか図書館で借りて読んだ、大泉黒石『預言』のエピグラフに、レオパルディの言葉が使われていたことから、レオパルディって誰?と思って気になっていたのだけど、今回たまたまレオパルディの新刊を見つけて嬉しくなり購入。店主によれば、漱石がレオパルディを好んでいたとか。当時知られた哲学者だったらしいことは、何となく感じている。

 8:司修の絵が添えられているのが嬉しい。

 9:小沢正訳なら、ゆかいな作品に違いないと思い購入。

 10:

 11:版画絵が素敵な薄いハードカバー本。

 12:版画絵が素敵な薄いハードカバー本。

 13:版画絵が素敵な薄いハードカバー本。

 14:版画絵が素敵な薄いハードカバー本。

 15:どこか旅先だったか誰かに勧められて気になっていた漫画。教えられた作者名とタイトルが微妙に違ったけれど、多分この漫画のことだと思って購入。「このマンガがゲスい!」3年連続第1位との帯句。くだらないけど、パッパ読めて面白かった。登場人物の名前がツボだった。棄木煮淫妖斉には爆笑。

 16:

 17:この方の動物版画絵本、初めて買ったけど、シリーズを集めるかどうか検討中。

 18:

 19:

 20:全頁フルカラーでないのが残念だが、富永秀夫のちまちまとしたぬいぐるみ劇のような絵が絵が素晴らしい。物語的には、p.24あたりの、粗末な田舎の服しか着ていないかあさんうさぎを、他の4匹のイースターうさぎがだれひとり、笑ったりしなかったこと辺りにぐっとくる。田舎町では、イースターうさぎになる夢を語って笑い者扱いされたことがあるかあさんうさぎだが、"かしこくてやさしい、なんでもよくわかっている"うさぎたちに囲まれて、任された仕事に集中できる幸せ。ああ、私もこういう場にいつも身を置きたいなあと思う。それにしても、とうさんうさぎはどこにいるのやらなあ。過去に入手済の、原作が同じで、PARCO出版の羽島葉子訳『ふわふわしっぽと小さな金のくつ』との内容の差異を確認したいところ。

 21:

 22:

 23:森田信吾栄光なき天才たち 11,12』集英社 は、浮谷東次郎を採り上げているのだが、そこで紹介されていた本がこれ。その後、ちくま文庫からも出たようだ。

 24:川崎大治おはなしえほんのうちの1冊。あい書房の作品として探していたのだが、これは童心社版。どうやら、1976年初版は、あい書房・発行、童心社・発売だけど、1983年の刷のものは、あい書房の文字がなくなって童心社発行になってる。童心社で探して行った方が、このシリーズは簡単に見つかるかも。この作品は、下駄を大事にしたい女の子が、下駄のお化けの行列を見る話。付喪神を思わせる。下駄からの直接的な復讐はない。何となくぞっとした女の子が描かれるくらい。じゃあ物を大事にしないとね、といった教訓はないのも何だか新鮮。

 25:

 26:某私立小学校の図書室を見学したときに見つけて、短い時間ながらも子どもが食いついた本だったので、探していたのだが、それが見つかったのも嬉しかったが、まさかミニ版が出ていたとは。

 27:こどものとも傑作集48。田んぼに害虫が出て、せっかく育った稲田を焼き払えという王さまの話を聞いたかえるたちが、米が食えなくて人が飢えると、自分たちが食べられてしまうと思って一計を案じるのだが、それというのは、かえるたちが綱引きのお祭りをして大騒ぎして、害虫たちを驚かせて水に落として溺れさせるという離れ業。綱引きは一本の綱を引くのではなくて、片端を輪っかにした二本の綱を引っ掛け合って一本に繋げて、それを引っ張るのだが、輪の大きな綱はめずづな、輪の小さな綱はおすづな、というも面白い。"豊年"と書いた旗も立って、生産・繁栄の象徴になっているのだなと思う。また、沖縄の言葉で、西は"いり"というのは知っていたが、本書の中で東を"あがり"と言っていて、ああそうか、日の出と日の入りで東西を言っているのだなとはっとした。ところで、今回入手の特製版ではなく、ペラペラの月刊誌で初めて出たのは、1972年6月1日になっている。沖縄返還は同年5月15日なので、返還して半月で世に出た作品ということ。儀間さん作品が福音館から出たのはこれが最初かなと思ったが、調べてみると『ねむりむしじらぁ』が、1970年11月1日付で出ていた。当時、どんな風に制作のやりとりをしていたのだろう。何か検閲とか流通制限とか返還前ならではの障害があったりしたのだろうか、などとあれこれ想像した。当時、儀間さんは沖縄在住だったのだろうか、という点も確認してみたいところだけど。

 28:

 29:28を買った直後に入った別の古書店で同じ題名(表記違いはあるが)の本に出会うとは。偶然に驚いて購入。こういう偶然が面白い。2022/8/22読了。しみじみ心を潤ませるようなエッセイだが、とくにp.186のあたり、顔施(がんせ)という言葉を知れたのは、良かった。顔施とは、お布施の一種で、他人に笑顔を施す、笑顔で接すること(ex.顔施もできないとは情けない)。せめて、にこにこして人に対すること。ただでできる施しで、自らの心掛け一つである。p.56、"私は夫を苦しめたけれど、そこまでした私の方だって苦しんでいる。そのことに夫は気づいてくれなかったんですもの。"。p.66、今東光から「寂聴」の法名をいただいた。p.85、一遍上人は兵庫の和田岬で往生を遂げている。p.116、過去帳という言葉を知った。死者の戒名、俗名、歿年月日、享年などを記載した帳簿のことで、私は作家や興味がある有名人が亡くなると、その年月日、時刻をほぼ10年前からメモしてきているのだが、それも過去帳と言えるかもしれない。p.155、北京へ行くことを渡燕(とえん)と言う。p.187、今日出海今東光の弟(そうだったのか〜)。

今日買った本

■今日買った本。計円。

 

a)ブックオフ徳島住吉店にて。

1・瀬名恵子・作/絵『おばけにあったうさんごろ』あかね書房 ¥0

 

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 前回来店時に、¥150円引きクーポンが発行されたので、それを使えないかなと思ってa)へ再訪。すると、前回大収穫のあった児童書棚に、おそらく前回見逃していた本を発見。これをクーポン利用して購入。

 1 :うさんごろの童話シリーズの2作目。「うさんごろとうみのおばけ」「うさんごろとつくもがみ」「うさんごろおばけにあう」の3篇を収録。最初の一篇で、うみのおばけの波にさらわれたちびすけを、うさんごろが助けるシーン。波をゼリーの素で固めて、掛け布団をめくるように波をめくると、ちびすけが見つかるのが、可愛らしいのと発想の面白さで、爆笑してしまった。

 

今日買った本

■今日買った本。計11107円。

 

a)ヤフオクにて。

1・小沢良吉・作/絵『じんごのはなし』福音館書店 ¥11107/3

2・小沢良吉・作/絵『とこまさのはなし』福音館書店 ¥11107/3

3・小沢良吉・作/絵『むっつりのはなし』福音館書店 ¥11107/3

 

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 a)にて7/27に落札した本が本日届いた。1~3に分けているが、実際は、小沢良吉さく・え『三びきのねこのはなし』/全3冊 分配自由、と書かれた函入のもの。全3冊で、定価1350円。図書館でこの作品を見知ったときは、函は無かったので、函入で販売されていたことを知り嬉しい驚き。1975年発行。

 1:三びきのねこのはなし1。下町の三軒長屋に、三びきのねこが住んでいて、その右はしの家に住んでいたのが、「細工人(さいくにん)」のじんご。仕事が丁寧だが、凝り過ぎなところが玉に瑕。鼠取りの制作を頼まれて、使用者の手間を考慮しない非実用的な鼠取りを作ってきたりした。久しぶりに、鼠取りの制作依頼があり、鼠の結婚式場型の一網打尽を狙った鼠取りを開発するも、鼠の結婚披露宴の呼ばれて浮かれすぎたじんご自身が、自分で拵えた罠にはまってしまう笑い話。舞台は江戸時代風、登場人物(動物?)の着物や小道具が凝っているなあ。タイトル文字も、(ちょっと調べたのだけど)江戸文字というのか、配慮されたものがあって、実に良い。

 2:三びきのねこのはなし2。下町の三軒長屋の住むねこたちのうち、真ん中に住んでいる床屋のとこまさの話。仕事そっちのけで花を育てるのが好きで、朝顔のつるのことを考えながら、客の源さんのひげをあたっていたら、つるのようにぐるぐる巻きのひげに仕上げてしまう。その日は、夏祭りで、夕刻よりひげのじまん大会があり、飛び入りの源さんが、その奇抜なひげで、特別賞を受賞する。滑稽な落語のノリで、1の「じんごのはなし」よりも、すっきりした笑いを味わえた。

 3:三びきのねこのはなし3。

今日買った本

■今日買った本。計5800円。

 

a)1003通販にて。

1・游珮芸・脚本、周見信・漫画、倉本知明訳『台湾の少年 1 統治時代生まれ』岩波文庫 ¥2900

2・游珮芸/周見信・作、倉本知明訳『台湾の少年 2 収容所島の十年』岩波文庫 ¥2900

 

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 7/24に注文していた本が本日届いた。全4巻で完結する台湾の近代を個人史として描く作品だそうで、Twitterで見かけて気になっていたもの。勝手なイメージで、いかにもa)のお店で問い扱いそうな作品だなと思って、問い合わせたろところ、Webショップに用意していただけたので即刻購入した。上記の値段には送料が半分ずつ含まれている。3,4巻は後日出版されるそうで、それもa)で購入するつもりでいる。

 1:脚本?脚色?が游珮芸で、周見信が漫画を担当。

 2:

今日買った本

■今日買った本。計1980円。

 

a)ブックオフ徳島住吉店にて。

1・神沢利子・文、徳田秀雄・絵『ぷぷぷうプウタは一ねんせい』講談社 ¥110

2・Ezra Jack Keats『Clementina's Cactus』ほるぷ出版 ¥110

3・フィオナ・ロビンソン・作、せなあいこ訳『世界でさいしょのプログラマー エイダ・ラブレスのものがたり』評論社 ¥110

4・浜野卓也、杉浦範茂・絵『ふしぎなてるてるぼうず』金の星社 ¥110

5・新美南吉・文、箕田源二郎・絵『ごんぎつね』ポプラ社 ¥110

6・平野直・再話、太田大八・画『やまなしもぎ』福音館書店 ¥110

7・ドナルド・ビセット・作、木島始訳『こんどまたものがたり』岩波書店 ¥110

8・中野理枝・文、豊田直之・写真『ウミウシ』福音館書店 ¥110

9・飯原一夫・絵/文『シロのないた海 改訂版 南海地震津波の絵本』徳島出版株式会社 ¥110

10・レイモンド・ブリッグズ・作、林望訳『おぢさん』小学館 ¥110

11・山下明生・作、杉浦範茂・絵『まつげの海のひこうせん』偕成社 ¥110

12・堀内誠一・作『ほね』福音館書店 ¥110

13・毛利子来・文、なかのひろたか・絵『ゲーとピー たぬきせんせいのびょうきのほん』福音館書店 ¥110

14・毛利子来・文、なかのひろたか・絵『カユイカユイ たぬきせんせいのびょうきのほん』福音館書店 ¥110

15・民話の研究会編『オールカラー版 日本の民話4 東北地方3 たわらやくし ほか』世界文化社 ¥110

16・民話の研究会編『オールカラー版 日本の民話11 中国地方1 うしかたとやまんば ほか』世界文化社 ¥110

17・民話の研究会編『オールカラー版 日本の民話16 沖縄 月にのぼったアカナー ほか』世界文化社 ¥110

18・トーマス・ティードホルム、アンナ-クララ・ティードホルム・絵、外山真理訳『おじいちゃんをさがしに』ほるぷ出版 ¥110

 

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 某氏が友人宅にお泊まりするというので、夜ご飯を外食することにし、回らないお寿司を食べた後、その店のすぐ近所にあるa)へ寄ってみたら、絵本・児童書棚で大当たり。

 1:あまり取り柄のない子ぶたの小学一年生プウタが、クラスメイトに受け入れられていくまでの話。取り柄がないと言いながら、女の子の前ではカッコつけたい男の子らしさもあり、ちょっとくらい冷やかされても負けない強さもある。おしゃべりが上手でなくても、日々の学校生活で、周囲に人物が理解されてくると、誰かが声をかけてくれるものだ。

 2:題名は訳すなら『クレメンティナのサボテン』。文字無し絵本。砂漠のサボテンが気になるクレメンティナ。嵐の翌朝に、サボテンが花を咲かせているのを発見するまで。幼な子が、何か気に入ったものに強く執着する様子がよく描けている。

 3:

 4:

 5:小学校の教科書で読んだことがあると思うのだが、再読してもあまり当時読んだ時の記憶が蘇ってこなかった。いたずらなごんぎつねが、へいじゅうという村人が、病気の母に食べさせようと捕まえておいたうなぎを、川にリリースしてしまう。母は死に、事情を知って申し訳なく思ったごんぎつねは、こっそりへいじゅうの家に食べ物を毎日運ぶようになるのだが、ごんぎつねの姿を見つけたへいじゅうが、うなぎの時の恨みとて、ごんぎつねを殺してしまう。ごんぎつねは、罪滅ぼしに食べ物を届けているのを、死に際になってへいじゅうに理解される。解説では、そこに救いがあるとしている。新美南吉が17歳で物した作品だそう。

 6:なんか最近読んだような気がする話だなと思ったら、1年ほど前に大川悦生・文の『やまなしもぎ』を買っていたのを、最近読んだようだ。病気の母に食べさせようと、やまなしを求めて3人の息子たちが奥山へ繰り出す。たろう、じろうが失敗し、さぶろうがそれを成功させる。山のふもとにいる意味深なおばあさんが、いかにも映画ラビリンスにでも登場しそうな妖しさを醸し出している。昔話では、飲み込まれた登場人物は、結構な確率で生きたまま、腹の中から救出・脱出するなあと思う。

 7:2022/8/13読了。短篇童話集。最初の一篇「ことばの川」からぞっこんになるような空想力爆発の素晴らしい短篇集だった。言葉は流れて海でたくさんの物語になる……とは、なんと美しい空想。結構教訓的ななものを感じる作品も見られるが、何だろう、押し付けがましくないというか。例えば30cmぴったりしか跳べない/跳ばないバッタも、経験で学び、短い距離の跳躍を練習する必要性を納得する。差し迫っているようないないような辺り微妙な具合の、理由や根拠の選び方・書きぶりが良いのだと思う。電話線の中で、言葉が混線する話も、子どもには真実味を感じさせそう。是非読み聞かせしてみたい。訳者の木島始氏の童話作品『やせたぶた』と類似している(訳者自身もあとがきでそんなふうに触れている)「空をとぼうとしたブタ」は、その名がイカルスとあって、恐ろしい結末をすぐに予想したが、ほっとした。生きていると、ときに身の程を思い知らされる哀しさを背負わされ、それでも生きていかなければならない。

 8:たくさんのふしぎ傑作集。

 9:太平洋戦争が終わった翌年の昭和21年12月21日の午前4時19分に、大きな地震、南海地震が発生し、現在の徳島県の南にある海陽町浅川という場所を津波が襲い、85人が亡くなった。その史実を元に、防災意識の啓発を目的に制作された絵本。オリジナル版は、海陽町が発行したもので、今回入手は、その改訂版。飯原一夫氏の絵は、絵の具の水っ気が少なくべたべたとしていながらも、筆の当て方が細かいので、食傷しない濃さがある。津波の飛沫、河原の石、着物の柄など、蜿蜒と筆を当てていかないといけないような部分の仕事に目を奪われる。読み聞かせしたところ「これって本当の話かな」というので、「本当の話だよ」「津波避難訓練してるけど、しっかり走って逃げる練習しようね」というやりとりをした。

 10:

 11:第6回絵本にっぽん大賞受賞作との帯付。男子小学生が主人公。けんかして、涙して、運動場にひっくり返っていながら見た幻想。想像のなかで、けんか相手をこらしめたり。主人公のTシャツの魚が、虹色のさかなにそっくりのかたち。

 12:

 13:

 14:

 15:赤羽末吉・絵の作品が2話収録されているの目当てで購入。

 16:瀬川康男・絵の作品と、朝倉摂・絵の作品が、それぞれ1話と2話収録されているの目当てで購入。

 17:儀間比呂志・絵の作品が1話収録されているの目当てで購入。

 18:かつて所有していて、古本屋さんに売却した本だったが、間違ってまた買ってしまった。

今日買った本

■今日買った本。計100円。

 

a)海の見える一箱古本市にて。

1・野呂邦暢『草のつるぎ』文春文庫 ¥100 嶋村書房

 

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 家族で屋島水族館へ初めて行ってみた午後に、今日から3日間開催のa)の初日に行ってみた。衣類・雑貨の出店がほとんどで、本の出店は物足りなかった。なんとか1冊買えたのは良かった。

 1:2022/8/6読了。2篇を収録してあるが、それぞれ自衛隊入隊直後の話と、次の勤務地での様子〜退職までの話を書いている。静かで抑制的な作品かと思いきや、村上春樹的な青春のような、下ネタ的な笑いやユーモアもあり、実際ところどころ声が出てしまうほど笑えるシーンもあり、爽やかな作品だった。p.152~153にかけて、僕が喫茶店で過ごすシーンがあって、そこがとても素晴らしい。公共の空間で、そこに偶然居合わせるお互いが、それぞれに干渉せず、それぞれの時間の思うままの過ごしようを尊重している。

今日買った本

■今日買った本。計706円。

 

a)KMNK文庫さんより。

1・ナカムラクニオ+みちのおくつくるラボMAP LABO.『ナカムラクニオ責任編集ブックトープ山形』東北芸術工科大学地域連携推進室 ¥0

2・『盛岡という星で ビジュアルブック2020-2021』盛岡市市長公室都市戦略室 ¥0

 

b)ヤフオクにて。

3・東君平『サンリオポストカードライブラリー おくりもの』サンリオ ¥706

 

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 b)は、7/9に落札して7/12に受け取ったもの。

 1:●

 2:盛岡市が発行する盛岡市に関するビジュアルブック。2019年に第1号が出て、今回初入手した号が第3号に相当。インスタグラムで投稿された写真と添えられた言葉が、素敵にまとめられている。盛岡に冷麺を食べに行きたいけれど、なかなか行けない。その代わりと言っては何だが、冷やし中華を食べたくなって、早速家で作って食べた。それにしても、今住んでいる県では、冷やし中華の美味しい店の情報を一つも聞いたことがないことに気が付き、それはそれで驚いている。あまり食されない土地らしい。

 3:12枚のポストカードからなる文庫本。扉に「今日このごろ」という詩が載っている。もったいないけど、早速a)の方へのお礼状と、先日茨城在住の先輩から特産品のメロンをいただいたのだが、そのお礼状にもにそれぞれ切り離して使ってしまった。どんどん使っていこうと思っている。さまざまな季節の絵柄があるので、どの季節でも選びやすい。

今日買った本

■今日買った本。計1251円。

 

a)ヤフオクにて。

1・おだのぶお・作『いまむかしうそかまことか』すばる書房 ¥491

2・五味太郎・作/絵『おじさんのつえ』岩崎書店 ¥380

3・ルーズ・エインズワース・作、こうもとさちこ訳/絵『あかいぼうしのゆうびんやさん』福音館書店 ¥380

 

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 7/6にa)で落札した商品が本日届いた。

 1:昔話風の語りのナンセンス譚。若いお爺さんが、東向きに西に行くのに、山を船で行き、川を車で進んで……みたいな、反対言葉同士を直結しながらの語りは、ありそうでなかった無茶苦茶な味わい。大らかな版画絵も、この無茶苦茶なうそかまことかなお話の存在を優しく許容してくれているようで、よく合っている。大いに気に入った。

 2:以前所有していて放出してしまっていたのを、再度入手。美しく愉快なイマジネーションの連打が心地よい作品。

 3:訳者名は漢字では、河本祥子と書く。動物たちのグループに郵便屋さんが必要になり、犬・りす・猫がそれぞれ立候補するのだが、それぞれ配達の試験で隙を見せてしまい、失格となる。その一連を静かに見守っていたコマドリが、皆に認められて郵便屋さんに就任する。ほのぼの話。

今日買った本

■今日買った本。計1550円。

 

a)bookoffオンラインにて。

1・大道あや『ヒロシマに原爆がおとされたとき』ポプラ社 ¥1050

2・たかしよいち・文、野村邦夫・絵『うぐいすのいちもんせん』佼成出版社 ¥500

 

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 2022/6/30にa)で注文した本が、本日届いた。

 1:CD付の絵本。

 2:民話こころのふるさとシリーズのうちの1冊。このシリーズは全20巻あるのだが、『そらをとぶこめだわら』のみ所有していて、今回入手はシリーズで2冊目となった。中を覗いてはいけない蔵があり、それを見なかったお百姓さんは千両の価値のある「うぐいすのいちもんせん」を手に入れるが、同様に良い思いをしようと企んだ欲深い(よくふか)おじいさんは、蔵の中を覗いてしまって、何もかも失ってしまう話。4つの蔵の中には、それぞれ四季の一季節の景色が広がっていて、いかにも絵描きの腕の見せ所になる感じ。蔵の中がそのようなものとわかってからの2番目の蔵以降の景色を見られると思ってのページめくりが、振り返ってみれば読んでいて楽しく幸せなものだった。その鮮やかな景色と、その景色を見た欲深じいさんの単に値打ちのないものと見なす否定的なセリフが対照的。それにしても、お百姓はお礼にもらったお金の包みを初めて持ち上げた時の軽さに、少しもがっかりしたりしなかったものだろうか。自分だったら、金の粒でも入っていて、きっと相応のお礼になっているだろうなどと考えて、その場の自分を納得させるだろうなと思う。

今日買った本

■今日買った本。計3585円。

 

a)1003通販にて。

1・世田谷ピンポンズ『品品喫茶譚』品品堂  ¥1445

2・世田谷ピンポンズ『世の中には、素晴らしい音楽があって、素晴らしい小説があって、素晴らしい漫画があって、素晴らしい映画があって、素晴らしい俳優がいて、素晴らしいお笑い芸人がいて、素晴らしい喫茶店があって、素晴らしい∞∞∞ ∞∞∞ ∞∞∞ ∞∞∞ ∞∞∞があって。この期に及んで自分が何か創ったりする必要など全くないのではないか。そんな思いになっても一晩ぐうすか眠って起きてみると、歌を書いたりしている』品品堂 ¥1445

 

b)ヤフオクにて。

3・『ヤングコミック 1979年10月24日号』少年画報社 ¥695

 

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 2022/6/4にa)で注文したものが、6/6に届いた。早いものだ。b)は6/6に落札し、6/10だったかに受け取ったもの。

 1:2022/6/9読了。

 2:

 3:上村一夫の単行本未収録作品「二都物語」の其ノ二「織姫参り」を収録。