■今日買った本。計450円。
a)栞日にて。→初入店、本購入無し。
b)松信堂書店にて。→初入店、本購入無し。
c)青翰堂書店にて。→初入店。
1・五代目越後屋助七『駒形どぜう噺』小学館文庫 ¥50
d)書肆秋櫻舎にて。→店舗位置確認できず。
e)三洋堂書店にて。→初入店。
2・竹内均、久保寺章『火山の旅』平凡社カラー新書 ¥200
f)慶林堂書店にて。→初入店。
3・斎藤緑雨『油地獄 他二篇』岩波文庫 ¥200
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18切符を使って松本へ日帰りしてみた。現住所から何とか日帰りできる距離。松本には12:00から16:30頃まで、大体4.5hほどしか滞在できず。それでも一通り古本屋巡りできて満足。
a)はリトルプレスや雑貨の取り扱いもあり、喫茶もできる。ここではCDを購入。b)は掘り出し物がありそうな混沌とした雰囲気の店内。c)ではご主人としばらく会話。お店正面は松本城を20分の1で再現した店構えになっているということだ。c)のわずかに北へ行ったところにある観光案内所で、オリジナルの古本屋地図をもらい、またアガタ書房は閉店したという情報を得た。d)はおそらく営業しておらず、店舗位置を確認できずに終わった。e)は、最初に松本駅からa)へ向かう途中で、目についていた店だったのだが、まさか古本も取り扱っている店とは予想だにしなかった。実際半分は新刊本屋である。また、同名のチェーンの新刊書店とも関係がなさそうだ。f)は、この日訪ねたお店のなかで最もすっきりした棚づくりの古本屋。
1は、何度か行ったことのあるどぜう鍋屋の主人の書いたエッセイ。
2は、平凡社カラー新書の地学系のテーマの本を買ったことがあるので、その流れで。
3は、見たことのなかった岩波文庫。帰りの電車の中で、最初の一篇「油地獄」を読んだ。二葉亭四迷『浮き雲』でもあったような、不器用な青年が登場する。