2008-01-26 ウルトラマリン 読んだ本 【ウルトラマリン】レイモンド・カーヴァー 村上春樹訳 中央公論新社 ★★★ 2008.1.25 村上春樹翻訳ライブラリー 小説に接近していて、挿話集といった感じ。こんな風に、日々を綴ることを続けていくのは、よっぽど特殊な握力の持ち主だと思う。それこそ雲を掴むような握力が必要と思う。掴んだ雲を文字に落とすまでの保持力もまた、才か技術か。 「ろくでもなく僕ひとりで」がタイミング良くしっくり感じるものがあった。タイミングが違えば、また違うものがぴったりして見えるだろう。