yh氏の日記

主に買った本を、メモがてら、ずらずら書いていきます。他に言葉集めなど。過去記事鋭意編集作業中。

今日買った本

■今日買った本。計1481円。

 

a)ブックオフ徳島阿南店にて。→初入店。

1・ペーター・ニクル、ビネッテ・シュレーダー・絵、矢川澄子訳『ラ・タ・タ・タム ちいさな機関車のふしぎな物語』岩波書店 ¥101

2・武宮秀鵬・作/絵『ほしになったふね』金の星社 ¥100

3・ジョエル・ローズ、キャサリン・テクシエ、柳瀬尚紀訳『ラブストーリー、アメリカン』新潮文庫 ¥100

4・久生十蘭『十蘭ビブリオマーヌ』河出文庫 ¥100

5・ふくちのぶお『ぱかぱか』福音館書店 ¥290

6・たるいしまさこ『おおきなあかいりんご』福音館書店 ¥290

7・瀬川康男『おつきさまいくつ』福音館書店 ¥300

8・安西水丸『あわあわあわあわ』ベネッセ ¥100

9・佐々木一澄『おいでおいで』福音館書店 ¥100

 

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 ●書きかけ。

 DIYの店を訪問しに市内へ出た後に、a)へ寄り道。初入店の店は、何かしら収穫があるのは、嬉しいことだ。

 1:幻想絵画といっていいだろう、ビネッテ・シュレーダーの絵の本。作者とは夫婦の関係とのこと。チッポケ・マチアスとちいさな機関車は、空と地上で実はなんどもすれ違っているのだけれど、お互いに気づかない。工場長のおくさんのうずまき状の髪型が面白い。

 2:現時点で著者唯一の絵本作品と思う。幻想的かつ壮大なストーリィ。鳥が巣を作り出す頃になって、ふねが引力=重力を大きくする。ナミとナギは、イザナギイザナミを意識した名付けだろう。

 3:Web上の某所でちょうど話題になっていて気になっていた文庫本が、昨日の今日でまさかの遭遇。聞いたことのない作家名が並んでいて、読むのが楽しみ。

 4:河出文庫の十蘭ものの未所有巻。研磨ミスで斜め裁断されてしまったページがあるからか、この値段。

 5:うまがぱかぱか走っている。障害物を跳び越える。またぱかぱか走る。というような繰り返しのリズミカルな絵本。見開きを1コマとした2コマ連作漫画といった感じでもある。

 6:木に成った5つのりんごが、1つずつ、くまに食べられ、りすに食べられしていき、全部なくなるまでの話。引き算の初歩のような意味合いもあるか。裏表紙に、5つのりんごそれぞれの食べかすが描いてあって、これらがそれぞれ誰の食べかすかを考えるのも良さそう。私は正答にたどり着けないように思うが、作者はそれを用意しているのだろうか。

 7:あかちゃんの年は、ひとつとふつか。こいぬのとしは、ふたつとみっか、という風に言葉遊びと数字の勉強を兼ねた幼児絵本。最初に出てくるあかちゃんの顔が、一番おつきさまっぽい。

 8:ISBN等が振られていないボール紙の絵本。いっぱいあそぼえほん1歳4ヶ月号との記載がある。男の子がお父さんとお風呂に入り、体を洗ってあわあわになる。あわあわのなかからおもちゃのあひるを見つけようとするが、きんぎょやかえるが見つかる。最後にようやくあひるを見つける。それらと一緒に湯船に浸かっておしまい、という話。今回の安西水丸さんの絵は、切り絵かな。

 9:郷土玩具が複数登場。すっきりしたデザインで好み。