■今日買った本。計5415円。
a)長良川鉄道列車で一箱古本市於関駅にて。→初開催、初会場入り。
1・アルフレッド・エルトン・ヴァン・ヴォークト、中田耕治訳『モンスターブック』河出文庫 ¥100 nya
2・東君平『ゆびきりえんそく』あかね書房 ¥400 nya
3・町田忍『懐かし新聞広告批評 明治・大正・昭和の素晴らしきムダ知識』扶桑社 ¥0 boo
b)自由書房芥見店にて。→初入店。
4・三橋一夫『勇士カリガリッチ博士』国書刊行会 ¥500
5・大阪圭吉『とむらい機関車』国書刊行会 ¥500
6・米倉斉加年『道化口上』影書房 ¥500
7・中井久夫『家族の深淵』みすず書房 ¥500
8・ロジェ・マルタン・デュ・ガール、山内義雄訳『チボー家のジャック』白水社 ¥500
9・ヤヌシュ・コルチャック、中村妙子訳『子どものための美しい国』晶文社 ¥500
10・熊谷真菜『たこやき』リブロポート ¥500
11・イタロ・カルヴィーノ、関口英子訳『マルコヴァルドさんの四季』岩波少年文庫 ¥150
12・中谷宇吉郎、池内了編『雪は天からの手紙 中谷宇吉郎エッセイ集』岩波少年文庫 ¥150
13・ミヒャエル・ゾーヴァ・画、那須田淳・文『魔笛』講談社 ¥500
c)ブックオフ岐阜則武店にて。
14・ウィリアム・ホール、ロジャー・デュボアサン・絵、星川奈津代訳『あなたがうまれたせかい』童話館出版 ¥300
15・中川利枝子、大村百合子・絵『ぐりとぐら』福音館書店 ¥105
16・アネット=チゾン/タラス=テイラー、山下明生訳『バーバパパのなつやすみ』講談社 ¥105
17・岸田衿子、長野博一・絵『なにをたべてきたの?』佼成出版社 ¥105
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朝早く家を出てa)のイベントへ。ホームに停車した車両一両の中での古本市。この町には、美味しいメッツゲライとドイツパン屋があって、そちらでもいくつか買い物をした。b),c)は、宿を探してぶらぶらと車を走らせているなかで見つけたお店。b)は、前々から行きたかったが、場所をしっかり覚えていなかった店で、たまたま目に留まって初入店が叶ったのだった。
1は、表紙だけでなく、裏表紙も背も真っ青で目を引く、ちょっと珍しい一冊。同じ河出文庫の真っ赤な『オーメン』は時々見かける。
2は、未読の君平さんの童話。あかね書房からは、少なくとももう一冊、私が未読の作品が出ているので、こちらも見つけ出したい。
3は、a)のイベントでおこなわれた、ブクブク交換で頂いた本。小笠原特産の海亀に関する広告に惹かれて選んだ。
4は、出版芸術社から刊行されている本で知った著者の本。私の中では、この著者の名が"ふしぎ"という言葉と結びついている。いずれの作品も未読なので、読むのが楽しみ。
5は、創元推理文庫の『とむらい機関車』を読んで、感心した探偵小説作家の本。同じく創元推理文庫から出た『銀座幽霊』は未所有未読なのだが、そちらのほうも、今日買った5には収録されている。この一冊で、創元推理文庫版の2冊をどこまでカバーしているのか、確認しておきたい。
6は、氏の描く絵が好きな米倉斉加年氏の絵入りエッセイ。50のエッセイと50の挿絵を収録。
7は、欲しくてずっと探していた本。それほど珍しくないので、あとは値段だけが問題だった。言語感覚が鋭くなる時期について触れられている箇所が読んでみたかった箇所。
8は、高野文子装幀の本。
9は、名前だけ良く聞くコルチャック先生の本。解説をさっと読んだだけで涙が出てきそうになった。
10は、たこやきに関する真面目な研究本。
11,15は、行商用。
12は、既に何冊か持っている中谷宇吉郎のエッセイの類い。池内紀編というのが、ポイントだけれど、まずは岩波文庫のものから読むつもり。
13は、細密な絵に圧倒されるミヒャエル・ゾーヴァの絵本。モーツァルト作曲のこのオペラも、一度見てみたいものだ。
14は、最近お気に入りの、ロジャー・デュボアサンの絵の絵本。動物がたくさん出てくる絵。
16は、バーバパパシリーズの第8作。大人になって読んでもやはり面白い。
17は、話がシンプルそうな感じに惹かれて購入。