■今日買った本。計3097円。
a)ブックオフ徳島住吉店にて。
1・シャルル・ペロー、クルト・バウマン・再話、スタシス・エイドリゲビシウス・絵、斉藤洋訳『ペロー童話 ながぐつをはいたねこ』ほるぷ出版 ¥97
2・ナンシー・チャーニン、ジェズ・ツヤ・絵、斉藤洋訳『耳の聞こえないメジャーリーガー ウィリアム・ホイ』光村教育図書 ¥97
3・仁木悦子『粘土の犬』講談社文庫 ¥97
4・武田百合子『日日雑記』中公文庫 ¥97
5・マージョリー・フラック・作/絵、瀬田貞二訳『アンガスとあひる』福音館書店 ¥98
6・加古里子・作/絵『みんなみんないらっしゃい』ベネッセ ¥97
7・大野允子、上野紀子・絵『げんさん』あすなろ書房 ¥97
8・鎌田暢子『おまめ』福音館書店 ¥97
9~10・寺村輝夫『ぼくは王さま 1,2』講談社文庫 各¥97
11・喜国雅彦『本棚探偵の冒険』双葉文庫 ¥97
12・清水一行『ぽるのどいっこう7 姦触時代』ケイブンシャ文庫 ¥97
13~15・白土三平『バッコス 1~3』小学館文庫 計¥1332(1,2巻各¥414,3巻¥504)
16・柳原良平『船旅を楽しむ本』講談社現代新書 ¥100
17・アヌシュカ・ラヴィシャンカ、デュルガ・バイ他・絵、野坂悦子訳『猫が好き』グラフィック社 ¥500
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●書きかけ。
今月末までの10%引きクーポンを使い切るべく、退勤後に、a)とb)へ行くことにした。それぞれ行った甲斐があったといえるような本が見つかって良かった。b)の近くにあるc)への初入店も無事果たした。思ったよりも本が多くて見るのに時間を要した。小松左京の文庫のセット販売にはちょっと惹かれたが、さすがに冊数が多いので、買うのはやめておいた。
1:
2:
3:黒背の講談社文庫版だったので購入。ちなみに、c)の店では、青背の同文庫版があった。2017年11月に、中公文庫から、表題作を含めた(もしかしたら収録作完全包含されているかもしれないが)短篇集が出ていた。
4:行商用。
5:スコッチ・テリアのアンガスシリーズは全5作品あるそうだ。これはそのうちでも代表作だと思う。好奇心旺盛なアンガスの好奇心を最も刺激するのが、垣根の向こうのガーガーいう音を立てている何か。それで、飼い主の隙を見て、垣根の向こうのアヒルに初対面する。ちょっかいを出していると、しまいに仕返しで追いたてられて、逃げ帰る。限られたカラーページの色遣い・色の重ね方がレトロな感じだけれど今もって魅力的。
6:こどもチャレンジが2008年に迎える20周年を記念して、それまでにこどもチャレンジぷちで掲載した作品の中から、名作絵本セレクションとして、この作品と、いもとようこ作の『ふかふかてぶくろ』をペラペラ版で復刊したそうだ。どうぶつたちを呼んでみんなで楽器を鳴らす、擬音やリズムを楽しむ作品。
7:あすなろ心の絵ぶんこ、というシリーズの一冊。同シリーズ内で、このコンビでの作品がもう一つある。ばくろう(馬喰)のげんさんを主人公とする話。ホシという特別お気に入りの馬を広島の原爆で失って、元来おしゃべりなげんさんがなきむしげんさんからだんまりげんさんになってしまう。原爆の爆発直後の惨状は、「ことばじゃあ、もう、だめなんです」、描写してもしきれない。胸につかえる話。
8:こどものとも年少版の2015年5月号のペラペラ版。実豌豆(グリンピース)を植えて、育て、収穫して、グリンピースごはんを作って食べるまで。ちいさなかがくのともに入っていた方が適当かも。
9~10:2巻で完結かと思ったら、3巻まであるみたい。和歌山静子さんの表紙絵と、ふんだんに盛り込まれた挿絵が嬉しい。
11:本棚探偵シリーズの1作目。シリーズは全4作ある。未所有感を調べてメモしておいた。
12:上村一夫が表紙絵を描いている。
13~15:神話伝説シリーズで唯一未読未所有だった作品。黄色背のためヤケが進行しているし、割安感はなかったが、なかなか出会うこともなかろうと思って購入。
16:柳原良平氏の書いた新書。流石にイラストも豊富に挿れてある。
17:絵描きの"他"とは、具体的には、スワルナ・チトラカール、バジュ・シャム、プトリ・ガンジュ、チェリア・ハミール、バルー・ラリキア・ドマダ、ラーダーシャム・ラウト、マヤク・シャム、ラメシュ・ヘンガリ、マンシン・ヴィヤム、カラバ・シャム、エクナス・ガンガバナ、アナンド・シャム、モイナ&ジョイデブ・チトラカール、ロシャニ・ビャム、および不明画家。ハンドメイドによる函入り限定5000部の生産で、2509番が振られていた。付録の飾れるカードは、「(お祈り)しない猫」だった。箱の裏に説明があるけれど、手漉きの紙なので、不純物があれこれ混じっていて、最初戸惑った。濃厚な絵や力の抜けたような絵など、個性豊かな猫の絵ばかりを収めて、正直言って役に立たない本だが、とにかく全ページ一度は見ないと気が済まないような本になっている。