■今日買った本。計6226円。
a)suruga屋にて。
1・アーサー・ガイサート・作、久美沙織訳『コブタをかぞえてI(いち)からMM(にせん)』BL出版 ¥1330
2・クレメント・ムーア・文、トミー・デ・パオラ・絵、金関寿夫訳『あすはたのしいクリスマス』ほるぷ出版 ¥200
3・トミー・デ・パオラ・作、ゆあさふみえ訳『アンソニーとまほうのゆびわ』偕成社 ¥475
4・オー・ヘンリー・文、リスベート・ツヴェルガー・画、矢川澄子訳『賢者のおくりもの』冨山房 ¥200
5・バイロン・バートン・文/絵、中川千尋訳『さんびきのくま』徳間書店 ¥200
6・ウォルター・テヴィス、小澤身和子訳『クイーンズ・ギャンビット』新潮文庫 ¥285
7・平井和正・原作、桑田二郎・画『完全復刻版 8マン 2』リム出版 ¥285
8・平井和正・原作、桑田二郎・画『完全復刻版 8マン 7』リム出版 ¥247
9・山上たつひこ『半田溶助女狩り』秋田漫画文庫 ¥238
10・手塚治虫『七色いんこ 1』秋田文庫 ¥152
11・大西巨人・原作、のぞゑのぶひさ・漫画、岩田和博・企画/脚色『神聖喜劇 第六巻』幻冬舎 ¥285
12・山本おさむ『コキーユ 貝殻』小学館文庫 ¥247
13~15・山本おさむ『聖 天才・羽生が恐れた男 新装版 全3巻』小学館 ¥713
16~17・市東亮子『夢の夢 全2巻』秋田書店 ¥200
18~20・森田信吾『影風魔ハヤセ 全3巻』講談社 ¥219
21~25・有間しのぶ『その女、ジルバ 全5巻』小学館 ¥950
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休みをとって本の整理をしていたら、a)から注文していた本が届いた。買った本の整理がなかなか進まない。
1:
2:がーん、既所有の本だった。
3:全3巻ある、まほうつかいのノーナさまシリーズの第1巻。
4:
5:ロシアの昔話の「さんびきのくま」のバイロン・バートン版。分かりやすい配色と配置で、ゆかいなお話に仕上がっている。ともすれば、ぞっとさせることもでできるお話だけど、くまも可愛らしく、女の子とともに、びっくりしておしまいという明るさ。
6:チェス小説。
7:到着してすぐ読み始め、読了。8マン、曲線的なフォルムで描かれるヒーローの8マンは、想像以上にスタイリッシュ。オーバーヒートして、しばらく動けなくなる、みたいなところ、攻殻機動隊の義体を連想させた。小型原子炉を動力源とする点では、ターミネーター(3?4?)でもそんなのがあったような。背ヤケがひどいのが残念。
8:収集中の漫画。7,8購入でこれで全巻揃った。若干背ヤケ気味。最終巻は、短篇作品集になっていて、若干薄味。最終の一篇は、漫画ではなく、絵物語風になっている。
9:萩尾望都「赤ッ毛のいとこ」で作品名が出てきたので、一度は読んでみるかと思っていた作品。かなり下品だとは聞いていたが、思った以上で、今これを誰かに読んでみてと勧めるのは大いに躊躇われる。特に女性には勧める勇気は私にはない。この絵柄、ハイスクール奇面組に通じるものがあって、この手の気持ち悪さ絵をした漫画作品の系譜がありそう。
10:収集中の漫画。目次を見たら、有名な戯曲のタイトルが並んでいるので、面白そう!と思って、早速読了。出てくる戯曲作家は、シェイクスピア、ゴーリキー、イプセン、岡本綺堂、テネシー・ウィリアムズ、チェーホフ、ゴーゴリ、メノッティ、アルト=ハイデルベルク、カミュ。ブラックジャックの演劇版といった作品。これまで読んでこなくて、幸運だった。
11:収集中の漫画。これで全巻揃った。
12:身近に片耳が聞こえない人がいて、それと同じ主人公が登場して驚いた。定食屋で夕食を食べながら、一気読み。同窓会で再開した男女の恋愛ものだけど、人生を互いに応援する愛の物語であって、涙した。出てくる貝は、ホネガイ。堀口大學訳のジャン・コクトーの単文詩"私の耳は貝の殻 海の響きを懐かしむ"が、引用される。
13~15:将棋漫画。最終巻あとがきで作者が書いているが、作者の家族にも村上聖と同じく腎臓の病気と闘っているかたがいるそうだ。聖と同じく入院している子どもたち、森師匠、ライバル羽生善治、人と人とのぶつかり合い、そして病気との闘い・ぶつかり合い、それが聖の生き様をつくっていった。口を真一文字にして、無言で一気読みさせる。
16~17:『金魚屋古書店 13』で登場して気になっていた漫画。ギルガメッシュ叙事詩をベースにした、連作中短篇集のような構成の、素晴らしい幻想漫画作品。作品中に出てくる田所宗という詩人の詩集が、現実にあれば追いかけるだろうな。
18~20:2022/8/10読了。信長・秀吉・家康・光秀などが登場する時代の忍者漫画。忍術対決の残酷だが美麗な描写と政治的な駆け引き、武将たちの人物造形など、魅力がいっぱい詰まる、めっけもんの作品だった。
21~25:作品中にヒトハコ古本市が出てくるという噂をtwitterかどこかで目にして気になっていた漫画。2巻の最後の方に出てくる。Book!Book!Aizuのヒトハコ古本市かな。年配ホステスばかりいるスナック。現ママや亡くなった先代ママ、他のホステス、それから40歳女性主人公のみんなにさまざまな過去があり、どんなに気安い仲になってもやっぱり人に話せずにきていることがあって、でもそんな過去なり感じていること思っていることをぽろりと話せる相手やタイミングが揃ったりして、そんな人たちに人生で出会えるのって本当に素敵なことだな、幸せなことだなと思う。元気をもらえる健康的な漫画。