yh氏の日記

主に買った本を、メモがてら、ずらずら書いていきます。他に言葉集めなど。過去記事鋭意編集作業中。

今日買った本

■今日買った本。計1024円。

 

a)ブックス・ロンドにて。→初入店。

1・ひさうちみちお『人生の並木路』河出書房新社 ¥200

 

b)古書うつつにて。→初入店狙うも、営業しておらず、本購入無し。

 

c)タコシェにて。→初入店、本購入無し。

 

d)古本案内処にて。→初入店。

2・フリッチョフ・ナンセン、加納一郎訳『極北 フラム号北極漂流記』中公文庫BIBLO ¥216

3・吉野秀雄『やわらかな心』講談社文庫 ¥108

 

e)盛林堂書房にて。

4・匿名作者『禁断叢書1 遊び時間 ある女編集者の手稿』河出文庫 ¥100

5・匿名作者『禁断叢書2 暗い泉 ある画廊主の遺文』河出文庫 ¥100

 

f)ガレリア黒猫にて。→初入店、展示およびトークイベント鑑賞。

 

g)古本バル月よみ堂にて。→初入店、食事も利用。

6・君島佐和子・編集『料理通信 2010年10月号 通巻52号「小さくて強い店」は、どう作る? vol.3』料理通信社 ¥300

 

***

 

 f)でのトークイベントへの参加が本日の主目的。それまで、日中の時間は、未踏の古本屋巡りに充てた。地下鉄とJRの乗り換え駅の中野で途中下車、中野ブロードウェイに初めて行って、その建物内のa),b),c)に初入店を狙ったが、b)はシャッターが降りていて、入れず。a)のかたに聞くと、たまたま営業していなかっただけのことらしい。a)は、得意ジャンルがはっきりしないところが面白いお店と思う。c)は、古本はわずかで、主に新刊とミニコミを扱う店。d)では、この界隈の古本屋の地図でも置いているのかと思いきや、そうではない単なる古本屋であった。ただし、品揃えや値段は単なる古本屋と言うと申し訳ないほど、素晴らしいお店と思う。ぜひ再訪したい。それから、西荻窪へ移動して、e)での展示も確認して、目的のf)での展示とトークイベントを堪能。その後、夕方に合流した同行者が、散歩途中で見つけたというg)の店で、軽い夕食を摂った。

 1:カワデ・パーソナル・コミックスというシリーズの一冊。『托卵』を読んだきりの著者。奔放な作品を描いていたことを知ることができた。このシリーズでは、鴨沢氏の一冊が欲しくて、探している。

 2:加納一郎氏の訳した探検、冒険、紀行ものに外れはない。

 3:講談社文芸文庫化もされているようだ。歌人の随筆集で、かなり味わい深そうな雰囲気を感じる。

 4,5:先日禁断叢書の第3巻を読んだので、シリーズを制覇をすることにして、今回2冊を入手。4は、女性が書いたものという印象。何かどこかに書き文字を残し、誰かの書き足しを待つ。そうして運良く互いの言葉が順に書き足されていく喜び。私も、高校生の頃に、地学の教室の机で、そんな遊びに耽っていたことがあった。

 6:特集に興味があって購入。この雑誌、同じテーマで何度か特集を組んでいるようだ。「小さくて強い店」は、どう作る? は、2014年12月号でvol.7まで、断続的に続いている。