yh氏の日記

主に買った本を、メモがてら、ずらずら書いていきます。他に言葉集めなど。過去記事鋭意編集作業中。

今日買った本

■今日買った本。計2698円。

 

a)ブックオフ徳島沖浜店にて。→初入店。

1・レズリー・ブルック・文/画、瀬田貞二・松瀬七織訳『金のがちょうのほん 四つのむかしばなし』福音館書店 ¥900

2・神沢利子、あべ弘士・絵『ぐうぐうごりら』福音館書店 ¥108

3・山田ゆみ子『おおきいかめちいさいかめ』福音館書店 ¥108

4・田村ゆう子『まんまるまんまる』福音館書店 ¥108

5・得田之久、山本尚明・写真、柿木原政広・AD『とまとさんのあかいふく』福音館書店 ¥108

6・ドゥシャン・ロール、千野栄一訳、ヘレナ・ズマトリーコバー・絵『ぼくのかぞく』福音館書店 ¥108

7・サムイル・マルシャーク、内田莉莎子訳、清水義博・絵『ころころくるくるオーリャのゆびわ』福音館書店 ¥350

8・みずうちさとみ『ちょっとそこまで』福音館書店 ¥108

9・松谷みよ子、金沢佑光・絵『つとむくんのかばみがき』偕成社 ¥108

10・ルース・クラウス、クロケット・ジョンソン・絵、覚和歌子訳『しあわせのちいさなたまご』あすなろ書房 ¥108

11・浅野庸子、浅野輝雄・絵『おかではたらくロバのポチョ』文化出版局 ¥108

12・殊能将之『子どもの王様』講談社文庫 ¥108

13・西園寺公望、国木田独歩・編集『陶庵随筆』中公文庫 ¥260

14・山本おさむ『どんぐりの家 1』小学館文庫 ¥108

 

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 某所に滞在中なのだが、同行者が散髪に行きたいと言うので、その代わりに私はa)へ行かせてもらった。29日ということでポイント5倍デーだった。全棚しっかり検分したかったけれど、時間がなくてそれは叶わず。もう少し買える本があったのでは、と名残惜しんでいる。

 1:コルデコットの絵本を次に進化させた世代の作者とか。鮮やかな版画絵で古き良き絵本を大いに感じさせる。「金のがちょう」「三びきのくま」「三びきのこぶた」「親指トム」の4話を収録。

 2:リズムを意識した本文。ゴリラの親子の一日の過ごし方が簡単に描かれる。2024/3/31売却済。

 3:ここでのかめは英題が『A BIG TORTOISE AND A SMALL TORTOISE』ということで、海亀のタートルではなく、陸亀。まあ絵を見ると、ミドリガメらしい。子どもを亀好きにさせたい親御さんにはおすすめ。

 4:これも8と同じで、布で絵を描いた絵本。さまざまな色や模様のまんまるが提示されて、次のページでそれが何のまんまるだったかが解き明かされる。だんだんと登場するまんまるが大きくなっていくというのも工夫されている点。2~5のこどものとも0.1.2.作品の中では、これが最も良くできた作品と思う。

 5:白黒とカラーの写真のページを交互に使った、ちょっとした仕掛け絵本風に仕上げている。とまとさんの"さん"は要らないなと思った。

 6:チェコの絵描きの絵本で、そのズマトリーコバー氏のほうは、他にも邦訳が出ている。作者のほうは情報が無くて、ちょっとWebを調べた程度では、どんなかたなのかわからない。家の中にいる家族(両親、祖父母、兄姉)を紹介して、家のどこに部屋があって、家は四方それぞれから見て、こんな姿をしている、というふうに俯瞰的に示してくれる。花の配置などちゃんと矛盾せずに描いてある一方、煙突のレンガの組み方は各ページで変わっていたりして、徹底しているようなしていないような。

 7:リズムで読ませる絵本。指輪を庭に転がしてちょっと見失ってしまったオーリャ。いろいろな動物やらがその指輪を探してもいいけど、忙しいだのなんだのと探すのを渋る。最後にかささぎが見つけたらコレクションにいれちゃうよといったことで、オーリャが自分で探すスイッチが入って、無事に見つけるという話。にわとりも登場する。

 8:こどものとも年少版の2013年7月号。おばあさんが自転車でお出かけする話。布に刺繍や彩色した絵で絵本を作っている。この手の布絵本は大抵買ってしまう。

 9:絵の人の名前は、かなざわゆうこう、と読む。靴磨きの得意なつとむくんが、カバ磨きをする話。カバの皮は、革靴の磨き心地に似ているのかな。

 10:たまごは孵るまでに愛をいっぱい注いでくれていて、だから孵った後は自由に生きていけるのだ、といったような意味を込められているように感じる話。ちょっと説教臭さを感じるけれど、絵もメッセージもシンプルで良い。

 11:ぐにゃぐにゃゆがんでいる割に、稠密な画面で、不思議な見心地のする絵。ロバは、ひたすら働かされて、物語中盤で骨折してしまう。治ってまた働けて良かったね、というけれど、労働からもう少し解放させてあげたくも思う。

 12:講談社ミステリーランドから出ていたものの文庫版。2017/7/5読了。子どもも楽しめるように、比較的わかりやすいトリックが使われていたと思う。団地もののミステリ。作中に登場する特撮ヒーローものの設定やストーリィがやたら細かくしっかりしていて、そっちのほうに興味がいってしまうのは、意外な面白さを誘って良かった。

 13:定価の高い限定復刊のもの。

 14:読みたかった漫画。文庫本でも出ているとは知らなかった。全5巻なので、集めるのは大変そうだ。