yh氏の日記

主に買った本を、メモがてら、ずらずら書いていきます。他に言葉集めなど。過去記事鋭意編集作業中。

今日買った本

■今日買った本。計1200円。

 

a)阿南ひまわり会館にて。

1・梅田俊作・佳子・作『まるごとえんものがたり おとうさんもようちえん』トエック幼児フリースクール ¥1200

2・内田麟太郎・文、西村繁男・絵『とろとっと』くもん出版 ¥0

 

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 a)で1の著者を囲む会があり、参加した。発行日が2日後の2022/11/24と記されている新作絵本を買い、その場で著者に表紙を一枚めくったところ(表2の次のページ)に似顔絵を描いてもらって感激。『がまんだがまんだうんちっち』を小さい頃読んで、その内容がすごく印象に残っているので、そのことを伝えることができた。2は、他の参加者からただで譲り受けたもの。

 1:発行者&発行所が、物語の舞台になっている。仕事でくよくよしているおとうさんが、その息子の通う幼稚園でどろんこ遊び。息子は息子で遊んでいたり、その時その場のノリで遊び方が変わっていくところなど、実際の園の様子がよく伝わってくる。そして、そこで一日心の解放した時間を過ごすことで、子どもも大人も、健康・元気の力をまたたっぷり充して帰ってくる。ああ、何だか文章書いていたら分かってきたのは、子どもが園で遊んでいるのだけど、それぞれの心が園で遊んでいるイメージが見えてきた。実際の子どもが遊んでいる様子を絵にしているということは、3次元を2次元で表現するという抽象化というか捨象をしているわけだけど、そのことをもっと進めて考えてみたらそんなイメージが湧いてきた。心をどろんこ池に、ひみつきちに、薪で沸かす湯船に遊ばせて、心を一日変遷させる、旅させる、冒険させる、そういうことを園はやっているのだなあ。このシリーズ、前々作と前作があるとは知らなかった。広く流通していないのかも。ぜひ読んでみたい。

 2:だじゃれ満載の絵本。擬人化したさまざまなキャラクターが出てくる。ジェットコースター的に下降するときの「ころさないでー」のセリフが、読み聞かせていてかなり口にするのが嫌だった。