yh氏の日記

主に買った本を、メモがてら、ずらずら書いていきます。他に言葉集めなど。過去記事鋭意編集作業中。

今日買った本

■今日買った本。計1038円。

 

a)ヤフオクにて。決済額¥908-部分売却¥525+送料相当燃料代¥560=¥943(=¥22*42+¥19*1)

1・小出正吾・作、山本忠敬・絵『のろまなローラー』福音館書店 ¥22

2・小沢正・作、佐々木マキ・絵『ゆかしたのたから』あかね書房 ¥22

3・かみやしん・作/絵『とびうおのきょうだい』金の星社 ¥22

4・庄野英二・作、中谷千代子・絵『ペリカンせんちょうのこうかい』金の星社 ¥22

5・金津正格・文、井口文秀・絵『ナホトカの犬』金の星社 ¥22

6・舟崎克彦・作/絵『まよなかのおやつ』秋書房 ¥22

7・ガース・ウイリアムズ・文/絵、松岡享子訳『しろいうさぎとくろいうさぎ』福音館書店 ¥22

8・イングリット・シューベルト/ディーター・シューベルト・作、横山和子訳『みんなちきゅうのなかまたち』光村教育図書 ¥22

9・矢川澄子・再話、赤羽末吉・画『つるにょうぼう』福音館書店 ¥22

10・渡辺節子・文、二俣英五郎・絵『だいこんどのむかし』ほるぷ出版 ¥22

11・しみずみちを『ちいちゃんとさんりんしゃ』銀河社 ¥22

12・森比左志・西巻茅子『みずいろのながぐつ』金の星社 ¥22

13・五味太郎・作『おみせやさん』ほるぷ出版 ¥22

14・アーノルド・ローベル・作、岸田衿子訳『どろんここぶた』文化出版局 ¥19

15・ディック・ブルーナ・文/絵、石井桃子訳『うさこちゃんのにゅういん』福音館書店 ¥22

16・司修・作/文/絵『おとうさんだいすき』文研出版 ¥22

17・かとうよういち・文、木村かよこ・絵『おおさこの灯』海鳥社 ¥22

18・高橋宏幸・作/絵『ぼくのしっぽはパラシュート』金の星社 ¥22

19・田畑精一/先天性四肢障害児父母の会/のべあきこ/しざわよしこ・共同制作『さっちゃんのまほうのて』偕成社 ¥22

20・梅田俊作/梅田佳子/梅田海緒・作/絵『がまんだがまんだうんちっち』岩崎書店 ¥22

21・石亀泰郎『イエペはぼうしがだいすき』文化出版局 ¥22

22・吉崎正巳『こぐまのぼうけん』ポプラ社 ¥22

23・山下明生・作、長新太・絵『ダッテちゃん』あかね書房 ¥22

24・代田昇・作、長新太・絵『たたされた2じかん』理論社 ¥22

25・矢玉四郎・作/絵『はれときどきぶた』岩崎書店 ¥22

26・吉橋通夫・作、斎藤博之・絵『すっとび三太とさびぃんぼ』岩崎書店 ¥22

27・ネズビット・作、中山知子訳、小野木学・絵『まほうだらけの島』文研出版 ¥22

28・大友のり子・作、大友康夫・絵『もうすぐおにいちゃん』童心社 ¥22

29・レオ=レオニ、谷川俊太郎訳『スイミー』好学社 ¥22

30・与田凖一・詩、堀内誠一・画『おひさまがいっぱい』童心社 ¥22

31・山中恒・作、小林与志・絵『つとむはおにいさん』小峰書店 ¥22

32・斎藤惇夫・作、薮内正幸・画『ガンバとカワウソの冒険』岩波書店 ¥22

33・セオ・レスィーグ、ロイ・マッキー・絵、田村隆一訳『あたまのうえにりんごがいくつ?』ペンギン社 ¥22

34・アーノルド・ローベル・作、三木卓訳『ふくろうくん』文化出版局 ¥22

35・新美南吉、渡辺三郎・絵『新美南吉童話選集 あかいろうそく』大日本図書 ¥22

36・加納喜光・監修、小学館学習雑誌編集部/表現研究所・編集『パノラマ絵びきかん字じてん オールカラードラえもんのはじめて学習ムックシリーズ』小学館 ¥22

37・島岡丘/鳥飼玖美子・編、飯田貴子・画『リトルスター英絵辞典』小学館 ¥22

38・ジル・バークレム・作、岸田衿子訳『のばらの村のものがたり1 春のピクニック』講談社 ¥22

39・マーガレット・マーヒー・作、クェンティン・ブレイク・絵、猪熊葉子訳『海賊の大パーティ』大日本図書 ¥22

40・キャサリン・ストー・作、佐藤凉子訳、若菜珪・絵『かしこいポリーとまぬけなおおかみ』金の星社 ¥22

41・デイビッド・A・アドラー・作、神鳥統夫訳、垂石真子・絵『名たんていカメラちゃん1 ぬすまれたダイヤのなぞ』国土社 ¥22

42・竹下文子・文、鈴木まもる・絵『黒ねこサンゴロウ1 旅のはじまり』偕成社 ¥22

43・トーマス・ティードホルム・作、アンナ-クララ・ティードホルム・絵、菱木晃子訳『サーカスなんてやーめた』岩崎書店 ¥22

 

b)ブックオフ藍住店にて。

44・小賀野実・写真/文『のりものパレード100』ポプラ社 ¥95 

 

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 ●書きかけ。2022/12/8にa)で落札した商品を、本日、これまでの人生で初めて直接受け取りに行った。どうやらリサイクルはるという名前の業者さんらしい。スタッフの方はとても親切で、大量の本をかなり上手に段ボール4箱に小分けしてくださっており、車への積み込みの手間がかからなかった。感謝。その後b)の駐車場で、落札した商品の点検をし、そして早速それらのうち6割ぐらいをb)で売却したのだが、値段がついたものがそのうち22点で¥525の収入になった。1~43の本の価格は、そのあたりを考慮した総額を冊数で割るなどして適当に価格を当てたもの。b)では、買取査定待ちで同行者をかなり待たせてしまった申し訳なさもあって、1冊買ってあげた。

 1:

 2:

 3:著者名は漢字では、上矢津と書く。飛び魚の兄妹がいて、兄はうまく飛べるのだが、妹はまだ飛べない。それで、妹は、海上のあれこれを兄に見てきてその様子を聞かせてほしいと何度も頼む。妹が「にんげん 見てきて。」と言って、兄がためらいがありつつもその通りに人間を探しに行くのだが、どうやら船釣り人間に近づき過ぎて帰らぬ魚となったらしい。そのうち妹はうまく飛べるようになる。人間の世界と生き物の世界の残酷な対比。そのあっさりとした表現がなおさら残酷に感じられた。売却済

 4:

 5:著者名はかなつせいかく、と読む。

 6:やや小振りの壁掛け振り子時計が落ちているのを見つけたねずみが、その振り子の入った箱の中で暮らすことにする。ケチくさいねずみは、時計の中に入りたい他の動物たちにつれない態度をとっていたが、時計の中で眠ったときに、この時計が見てきたさまざま場面を夢の中で見る。一番幸せなシーンが、時計がおやつの3時を打ったときにたくさんの子どもたちが差し出す手がいっぱいのシーン。あとで一度追い返された猫が戻ってきて、ケーキをいっしょに食べようと持ってきたのを、ねずみは受け入れることにする。ぼろぼろの時計は、それから真夜中の3時におやつのじかんを打つようになったという話。売却済。

 7:訳者の松岡享子氏について少し調べたところ、これがデビュー作品とのこと。なんとなんと(愛の)告白絵本、プロポーズ絵本だった。しろいうさぎなめをまんまるくした絵に、私も目を大きく見開いた。これを読み聞かせて、何日かしたある日、子どもが「僕は誰と結婚するんだろう」というようなことを口にしていた。この作品のことが刺激になったのかもしれない。

 8:地球上の動物には、卵から生まれるものもいれば、体を覆っているものも鱗だったり羽や毛皮だったりといろいろ。住む場所も、水の中や陸上、そのどちらも、というのがいたり。そんなふうにさまざまな動物たちをお話風に紹介する本。余白を活かして、見やすい画面構成。実際には住む場所が違うので一箇所に収まらないはずの動物たちが、一つの絵の中に、うまい具合に配されていて、そのバランスがまた良いなと思う。小川郁(おがわかおる・科学教育研究協議会会員)「地球の仲間たちのことをもっとくわしく知りたい人のために」という付録の紙切れが挟んであった。

 9:

 10:入手したのは、1990年6月10日9刷で、幼児みんわ絵本の第1巻目。監修は、松谷みよ子と吉沢和夫。1992年に日本みんわ絵本とシリーズ名を更新したようだ。タイトルは、だいこん殿の昔話というほどの意味。飢饉で何も田畑に何も育たない、芽を出さない村だったが、だいこんの一株だけ芽が出て、その葉っぱが村を覆うほど異様な大きさに育つ。日差しを避けたり、風雪を防いだり、村の役に立ったのだが、何しろ大きすぎて、肥やしやりなどの世話がやける。面倒になってきた村人たちを気遣い、だいこんどのは自ら足を抜いて歩いて去っていく。その後、大雪や嵐に困らされた村人は、だいこんどのにまた戻ってきて欲しく思うのだが、あとのまつり。ありえない話をほのぼのとした調子と絵で、読み聞かせながらずいぶん笑いが出た。

 11:ちいちゃんえほん3。このシリーズ、この銀河社版では全12巻らしい。その後、ほるぷ出版で改版だか新版が出ているのだが、そちらが全何巻なのかは未確認。おにいちゃんからおさがりのさんりんしゃをちいちゃんがもらう。まだうまくこげないので、ケンケンで坂道を登って下り坂を遊んでいると、犬と猫と一緒に遊ぶことになる。よいしょよいしょと、読んでいてちいちゃんと一緒に力んでしまうような言葉が多い。

 12:幼稚園児のこうちゃんと水色の長靴のお話。幼稚園にいたら雨が上がってみんな外に飛び出していく。一番最後に出たこうちゃんには、水色と赤い長靴が片っぽずつ残されていて、自分の長靴を探しにみんなの中に入っていく。探偵ものっぽい面があって、読んでいて子どもの論理的な推理を思わず引き出させるところがあって面白い。一人の子と長靴を交換してもまた別の色の長靴を履いた子を見つけないといけないとか、なかなかお話がくねくねしていて、焦らされるのも良いな。

 13:ほるぷのプレイブッキーという紙芝居サイズの蛇腹製本された重たい本。入手したものには外箱がないので、版や刷の情報が得られなかった。小幡明さんの架空筋商店街はこういう作品にヒントを得たものだろうか。「馬場理容店」とか「とけいの正確堂」、「長持家具店」なんてのが洒落が利いていて面白い。豆のお店で、「大豆、中豆、小豆あります」みたいに書いてあるけど、中豆って何やねん、みたいに思わず突っ込んでしまった。素人系古本市でこの本を広げて自ブースを囲んだらどうだろう。

 14:"やわらかーいどろんこのなかに、すわったまま、しずんでゆくこと"がなによりも好きなこぶたの話。しずんでいくさまに単純で平和な面白さがあって良いなと思う。飼い主のおひゃくしょうさん夫妻が大掃除をしたせいで、どろんこの池がなくなってしまって、街へ繰り出すこぶただが、街で固まる前のセメントのなかにずずずーっと沈んでしまって大騒ぎになる。

 15:リンク先は改版になっているが、今回入手は1982年5月31日発行、1989年10月10日第10刷のもの。2010年4月に改版されたものは、新しい書体としてウサコズフォントを使っているそうだ。職場にブルーナのうさぎの看護師人形があるのだが、それがどうやら本書に出てくる"かんごふにんぎょう"らしい。この本、職場にプレゼントしようかな。

 16:

 17:おおさこのかやシリーズの3巻目。といってもこのシリーズ、全く知らなかったので調べてみると、本書が出た時点で、連作絵本として全7巻を予定しているようだが、4巻まで出て途絶しているようだ。

 18:カバー袖を読むと、作者が飼っていたつがいのシマリスがいて、メスのしっぽが半分ノラネコに食いちぎられたらしい。するとそれまであまり仲が良くなかったオスが、メスに対し献身的になり、6年で70匹もの子どもを生んだそうだ。そのことをネタに、本作でも、メスのしっぽが食いちぎられて、パラシュート飛行ができなくなったシマリスが出てくる。不甲斐ないオスのせいで、メスのシマリスのしっぽが食いちぎられ、メスから呆れられるオスのシマリス。あるとき、そのメスを助けるために、ついに勇気を出したオスが、しっぽを使ったパラシュート飛行に成功する。何というか、甘ったれのダメ男としっかり女性の話で、昔からよくある設定だなあ。

 19:表紙に、平成10年度卒園記念高知大学教育学部附属幼稚園、の箔押がある。

 20:

 21:

 22:こぐま兄弟が、お母さんの元を離れて一日中遊び呆けて、やがてお母さんの元に帰る話。最後のセリフが「おかあさん、ごめんなさい。」というのが、遅くなって心配かけて、ごめんなさいということなのだろうけど、何かちょっと気になる。でも、お母さんの非難するような言葉がないまま物語が終わるので、お母さんは小言を言うのか、黙って受け入れるのか、どっちなのだろうと。

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 24:

 25:

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 28:「えほん・ぼくらはきょうだい」シリーズの2巻目。このシリーズ、どのくらいあるのだろう。

 29:

 30:

 31:

 32:

 33:これは行商用になるかなあ。以前はよく買っていたのだけど。

 34:

 35:リンク先の通り、新訂版。

 36:

 37:表紙裏の見返し部分に、a~zまでのアルファベットの、一文字での発音が、発音記号で書いてあって、それが私が以前から気になっていて知りたかった一覧表になっていたから、これは嬉しい収穫。

 38:このシリーズ、全8話あるようだ。今回シリーズ初入手がたまたま第1巻だったので、読んでみて良さそうなら、一通り集めてみようか。

 39:

 40:赤ずきんちゃんを読んだことがあるはず、という前提で書かれたお話。ポリーは賢いので、まぬけなオオカミを手玉にとって、すいすいと牙をかわしていく。歩いておばあさんのおうちに行くのは前時代的だというんで、電車で向かったりするから、オオカミはたいへんな距離を苦労をして駆けていったりする。古くさいオオカミは、赤ずきんちゃんの物語にしばられていて、時代は変わっているのに、その物語通りの展開にならないとうまくいかないように思い込んでいて、何度もぼやいている。都筑道夫が昔話を換骨奪胎した作品を読んでいるのに近い読み味。

 41:名たんていカメラちゃんシリーズは少なくとも13巻まで出ているようだ。この本、作者名が表紙に書かれておらず。訳者と絵の2名の氏名は表紙にあり。

 42:黒ねこサンゴロウシリーズと黒ねこサンゴロウ旅のつづきシリーズは、それぞれ5巻ずつ出ていて、併せて10巻分出ているようだ。

 43:小学校の図書室の除籍本。ヤッコというサーカスの犬が主人公。よくしてくれていた団長が自分の手品で姿を消してしまったので、ヤッコは寂しくなりサーカス団を去る。普通の犬として働きたい、なんていって、職安でサーカス以外の犬の仕事を3つほど経験するも、どこでもうまく続かない。自分に唯一できることはやっぱりサーカスの曲芸だということで、以前とは違うサーカスに入団し、そこにまた居場所を見つけるという話。ハッピーエンドなようなハッピーエンドでないような。ヤッコが生まれた時のことは書かれていない。

 44:買取作業待ちで随分時間を食ったので、ある部分罪滅ぼしのため同行者にせがまれて買ったもの。350シリーズのりものたんけんたい4。2020年10月刊行の本なので、比較的新しい。