■今日買った本。計2416円。
a)某ブックリサイクルイベントにて。
1・東君平『けしごむうさぎ』大日本図書 ¥0
2・井上よう子・作、エム・ナマエ・絵『どってんロボットぴいすけ』岩崎書店 ¥0
4・楠章子・作、いしいつとむ・絵『ばあばは、だいじょうぶ』童心社 ¥0
5・伊藤壮・編『地球の環境問題シリーズ7 核の時代をどういきるか 核兵器と原子力発電』ポプラ社 ¥0
6・レベッカ・ボンド・作、もりうちすみこ訳『森のおくから むかし、カナダであったほんとうのはなし』ゴブリン書房 ¥0
b)ヤフオクにて。
7・クルト・バウマン・作、ジタ・ユッカー・絵、ウィルヘルム・菊江訳『キビタン かくれんぼ絵本』太平社 ¥466
c)ブックオフonlineにて。
8・ノーマ・サイモン・作、ドーラ・リーダー・絵、中村妙子訳『あたまにきちゃう!』朔北社 ¥350
9・ノーマ・サイモン・作、ドーラ・リーダー・絵、中村妙子訳『ぼくたちだっていそがしい』朔北社 ¥600
10・マルタ・トラーバ、安藤哲行訳『陽かがよう迷宮』現代企画室 ¥500
11・山口泰子『人間の知恵21 たたみのはなし』さ・え・ら書房 ¥500
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某図書館でリサイクル図書の頒布会a)があったので、行ってきた。いずれも一度読めば手放しても良いかな。1だけは、除籍本でないものが入手できるまで確保しておいてもよさそうだけど。b),c)はこの日に近い日に届いたもの。
1:図書館除籍本。机の上ではじいて遊んでいた消しゴムが、落っこちてうさぎになって逃げていくのを追いかけて、おっくんは森の中へ。消しゴムで遊ばないことを約束したら、うさぎはおっくんの元に戻ってくる。おっくんは、いつの間にやら昼休みの教室の自分の机の前に座っている。太さが見事に揃っている切り絵の線が、あらためてすごいなあと思う。最近(2022年3月頃)、某文集の表紙絵を頼まれて、切り絵の作品を自分で作ってみたから、なおさらそう思う。
2:歩くとどってんどってん音を立てるロボットはいかにも旧式。新しいロボットを買い替えるというので、捨てられると思ったらしいぴいすけは家を出ていってしまう。家にいてもらおうという父子の会話を最後まで聞かず、出ていってしまうところ、どってんロボットの割には勘違いしたときの動きが早いもんだなあ。50年前の型で、博物館の人がぴいすけを引き取ろうとするも、家族の希望で元にお家で居続けてもらうことになる。携帯電話ができた頃から、電子機器なんか日進月歩に進化するので、50年前のものという古さがいかに古いものになっているか、今読むとますますリアリティを感じさせる。
3:
4:認知症が進んでいくおばあちゃんの話で、某図書館勤務時代の研修で、講師の方が紹介されていた本。引き出しから、メモが出てくるシーンで胸がつまって仕方なかった。絵本の中で語られていたあとも、この家族によるばあばの介護は続くわけで、それを想像すると、いい話でちっとも終われない心地がしていたたまれない。ご近所さんや地域やプロの包括的な援助が不可欠。
5:
6:著者が5歳の時に、山火事があって、湖に浸かって避難していたら、普段注意深く姿を見せない森の動物たちが、人間と一緒に湖の中に入ってきて、山火事を逃れたという実話を絵本にしたもの。その避難中の湖では、人のそばに熊やオオカミがいたり、狐のそばに兎がいたり、と食う食われる、襲う襲われる関係が一時的に放棄された不思議な時間だったそう。
7:キビタンは、キビタキの仲間だろうか。キビタンの目には黒い太線の縁取りがしてあって、それがエジプトの神さまみたいな威容があり、吸い込まれるようだ。本書には、添付のハガキはなかった(出品者の事前説明通り)。
8:「うん、そうなんだ!」シリーズの1作目。
9:「うん、そうなんだ!」シリーズの3作目。
10:ラテンアメリカ文学選集の第5巻。
11: