yh氏の日記

主に買った本を、メモがてら、ずらずら書いていきます。他に言葉集めなど。過去記事鋭意編集作業中。

今日買った本

■今日買った本。計4910円。

 

a)泊まれる本屋まるとしかくにて。→初入店。

1・荒井裕樹『まとまらない言葉を生きる』柏書房 ¥1500

2・ガブリエーレ・クリーマ・作/絵、さとうななこ訳『あおいよるのゆめ』ワールドライブラリー ¥1980

3・柴田ケイコ『パンどろぼう』KADOKAWA ¥1430

 

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 本日本屋だけ先行してオープンしたa)へ、早速行ってきた。店長さんは、2ヶ月前の某ヒトハコ古本市に来場されていた方(出店はされていなかった)。商品は、ほぼ新刊で、一部古本を取り扱う。一度の来店で、その時置いてある本を全て見ることができる、少なくとも私にとってはちょうど良いサイズの本屋さんだった。

 1:某近代詩伝道師のかたがお勧めしていて探していた本。2023/1/22読了。以下、3箇所から印象に残った文章を引用するが、私なりの改変(文章量を減らすためもある)もあることを付記しておく。p.24~27、誰かか心を病むほどのハラスメントが起きた時、「やめてって言えばよかったのに」とは、形を変えた自己責任論。本当は、組織や社会全体の在り方の問題で、被害を私事化させてはいけないのだが、ハラスメントの怖いところは、個人から「相談しよう」という発想そのものを奪ってしまうことにある。被害を被っている相手にそれまで自分が放ってきた、言うのは簡単でしかも優越感も簡単に得られる自己責任論の押し付け的な言葉に、苦しめられたAさんの例。言えば言うほど息苦しさを増す言葉、自分自身も周りも息苦しさを増す言葉は、自分が死なないために放たないようにしたい言葉。p.56、<希待(きたい)>とは、<人間の善性や自己治癒力>を信じ、その<可能性>を<無条件>に信頼しようという姿勢のこと。見返りを求めず相手のことを信じてみようという態度(<期待>では私の自律性が侵されるというか、相手の希望に応えようとする他律的なニュアンスが生じる)。臨床の現場では「その人が『生きて在ること』への畏敬の念」みたいなものが必要なときがある。p.70~71、"もしも自分が苦しい思いを強いられた時、「自分で自分を殺さないための言葉」はどちらだろう。"。

 2:同行者のセレクトで買った仕掛け本。

 3:同行者のセレクトで買った絵本。シリーズ6冊あるらしい。