yh氏の日記

主に買った本を、メモがてら、ずらずら書いていきます。他に言葉集めなど。過去記事鋭意編集作業中。

今日買った本

■今日買った本。計3600円。

 

a)ネットoffにて。

1・ハンス・クリスチャン・アンデルセン・文、ヨゼフ・パレチェク・絵、石川史雅訳『はだかの王さま』プロジェクトアノ ¥740

2・ハリール・ジブラーン、神谷美恵子『ハリール・ジブラーンの詩』角川文庫 ¥198

3・平尾昌広『愛とか正義とか』萌書房 ¥1288

4・矢島正雄・作、上村一夫・画『夢化粧 2』秋田書店 ¥368

5・パーヴェル・バジョフ・作、芦川雄二・画、江上修代訳『石の花 ロシア・ウラル地方に伝わるおはなし』新読書社 ¥348

6・田辺聖子・編『わがひそかなる愉しみ』光文社文庫 ¥108

 

b)ヤフオクにて。

7・『週刊漫画Times 1978年2月17日号』芳文社 ¥550

 

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 先日注文していたa)の本が本日届いた。b)は、本当は翌日届いたのだが、この記事と一緒に書いておく。

 1:カラフルな色使い。奇しくも少し前に同じヨゼフ・パレチェクの『イグナツとちょうちょう』を読んだばかりだった。やはり温かみを感じる絵だが、真実を捉えているこの童話は、何度読んでも痛烈さを失わない。

 2:某古本屋で個展されていたかた(もう名前を忘れてしまった)のある作品に、ハリール・ジブラーンの詩が関係しているという話を聞いて、気になっていた詩人。神谷美恵子の訳と解説文で読める文庫。元々みすず書房で出ていた『うつわの歌』という本に丸ごと収録されていた部分のスピンアウト出版ということだ。

 3:出版社名はきざししょぼうと読む。奈良の出版社だそう。本書は、著名な某ブロガーが勧めていて気になっていた本。

 4:リンク先では、作者の矢島正雄の情報が欠落している。

 5:ハードカバーの童話。

 6:元々「「光る話」の花束」という同じ光文社でのアンソロジーシリーズのうちの1冊として出たものが、文庫化したもの。『きのこる』で紹介されていた、加賀乙彦「くさびら譚」が読みたくて購入。

 7:単行本化されていない上村一夫「黄色いリボン」のVol.28「足止め列車」が読める。女優志願のリボンという名の少女?が主人公らしい。幼馴染で人気歌手となったチャコの付き人をしている。

今日買った本

■今日買った本。計150円。

 

a)軽トラ市10にて。→初会場入り。

1・たかしよいち・文、石津博典・絵『化石どうぶつ記 2 くびながりゅうをさがせ』理論社 ¥50

2・小納弘・作、北島新平・画『荒海をゆく北前船』ほるぷ出版 ¥50

3・●『発掘』● ¥50

 

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 ●書きかけ。

 野菜を販売されているかたから、1~3の本を購入。全てお子さんが小さかった頃に買った本だとのことだが、歴史や発掘の読み物が充実していて面白いラインナップだった。

 1:全5巻の化石どうぶつ記シリーズの第2巻。新装版もあって1986年に出たようだが、今回購入はオリジナルのほう。フタバスズキリュウは、当時高校2年だった鈴木少年により発見されたので、その名前が入っていることを知った。化石というと、すぐ恐竜を連想するが、既に絶滅した哺乳類の化石もさまざまに発掘されるのだなあ。p.98に書いてあるが、発掘直後の化石はレンガ色に光っているが、空気に触れるとみるみるうちに黒褐色に変わってしまうのだそう。このシリーズ、残りの巻もぜひ読んでみたい。

 2:著者名は、おのうひろし、と読む。

 3:●

今日買った本

■今日買った本。計600円。

 

a)本と文具キダブンにて。→初入店。

1・『SAVVY 2018年12月号』京阪神エルマガジン ¥600

 

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 a)は新刊書店。1の京阪神の雑誌が売っているかもと思って立ち寄り、店員さんに尋ねてみたらすぐさま棚から見つけてきてくれた。

 1:関西の本屋案内の特集が読みたくて購入。知らない店舗多数。間借りの古本販売棚のある店などの情報もあって、本腰の入った特集だなあと感じた。

今日買った本

■今日買った本。計2230円。

 

a)第6回ほんのわ市in十輪寺にて。

1・高橋清・作、小林俊樹/古矢一穂・監修『ぞうきばやし』福音館書店 ¥200 oisiiehonyasan

2・関野吉晴・文/写真『グレートジャーニー人類5万キロの旅4 失われた世界をいく』小峰書店 ¥200 tokidoki

3・小出隆司・作、箕田源二郎・絵『ぞうれっしゃがやってきた』岩崎書店 ¥300 mitsuzumi

4・H・E・L・メラーシュ、本城美和子訳『ビーグル号の艦長』現代教養文庫 ¥300 mitsuzumi

5・的川泰宣『月をめざした二人の科学者 アポロとスプートニクの軌跡』中公新書 ¥300 kochi

6・笠原邦彦・企画/作図、織茂恭子・絵/文『うごかしてあそぼう おりがみのほん』福音館書店 ¥30 己

7~15・愛英史・原作、里見桂・漫画『ゼロ The Man of The Creation 1~9巻』集英社 各¥100 己(ki)

 

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 仕事休みを利用して日帰りでa)へ行ってみた。朝目覚めた後、このイベント開催日が今日だと知って、それで間に合うのだから、近いもんだ。ライブ演奏が続き、その出演者いずれもが、聞き惚れるような方ばかりで、こんなのをタダで聞けるなんてありがたいイベントだなと。明け方くらいからか無事晴れて予定通りの境内での開催となって本当に良かった。

 1:著者名は、漢字だと高橋清だと思う。1982年3月1日発行の月刊のかがくのとも156号のペラペラ版。特製版も出ているようだ。表紙の著者名は、正しくはひらがな表記で、たかはしきよし。雑木林の春夏秋冬を描く。例えば、オオカマキリについて、春は卵だったものが、やがて孵化し、成虫になり、秋に産卵をして、越冬する、といった命のサイクルが観察できる。虫や動植物に添えられた小さな数字(1・カブトムシのオス、とか画面の端にリストがある)が、なかなく見つかず、読んでいてもどかしくなることもある。

 2:全5巻のグレートジャーニーシリーズの4巻目。

 3:絵本ノンフィクションシリーズの23巻目。名古屋の東山動物園にいた4頭の象のうち、2頭だけが戦争で殺されずに、生き残った。当時日本国内にいた象はこの2頭だけだったそう。その象を見に行くために、国鉄が用意した特別の列車があり、それを「ぞうれっしゃ」と呼んだのだそう。

 4:ダーウィンを乗せた帆船の戦艦ビーグル号の艦長の伝記。ビーグル号の探検ものと思わせて、よくあらすじ等を読むと違っていたのを面白く思って購入。

 5:著者名は、まとがわやすのり、と読む。小惑星探査機「はやぶさ」に長年関わってこられている方。

 6:1992年12月1日発行の月刊かがくのとものペラペラ版。特製版が出ているようだ。

 7~15:出店者一推しの漫画。背の感じからは、古本屋では全く購入意欲が湧かない雰囲気だが、その推しの熱量に任せて購入。こういう本は読むのが実に楽しみ。

今日買った本

■今日買った本。計320円。

 

a)第6回さかもと弘法市にて。

1・中野晃治『鳴ちゅる 鳴門のちゅるちゅるうどん探訪記』メディコム ¥300

2・五十嵐大介『リトル・フォレスト 2』講談社 ¥10

3・益田ミリ『週末、森で』幻冬舎 ¥10

 

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 a)は基本的には手作り市なのだけど、フリマ的な要素もあって、古本もそこそこ並んでいる。

 1:一度鳴門の千畳敷の辺りで鳴門ちゅるちゅるうどんを食べたことがあって、優しいうどんで好印象だったので、この探訪記に手が伸びた。なんと販売していたかたが著者のかただったという驚き。次回開催時にまたお会いできるかもしれないので、それまでに読んでおこう。

 2:2と3で、森の本が並んでいたので、面白く思って購入。全2巻の漫画らしいので、1巻もどこかで見つけてこよう。

 3:背表紙が大きく裂けていたけれど、猫が爪とぎをして裂いたとのことで、何となく許せてしまった。とりあえず読めれば良いと思って購入。読了。田舎に転居し、複数のわらじで暮らす早川さんと、その友達で都会に住み働く2人の女友達の話。早川さんとの交流で、危機を乗り越えたり、すり抜けたり。さらっと描いてあるけれど、いつも男性に対する女性の弱い立場だったり、女性が女性に見せるずるさなど、鋭いシーンを見事に見せつけてくれる。素晴らしい作家だと思う。漫画作品ではないエッセイも同様の鋭さを味わえるだろうか。

今日買った本

■今日買った本。計9004円。

 

a)古書五車堂にて。→店舗閉店を確認。

 

b)BOOK SORDにて。→初入店。

1・岸本良一『ウンカ海を渡る』中央公論社 ¥864

2・アーノルド・ローベル・作/絵、奥田継夫・訳/文『いえのなかを外へつれだしたおじいさん』アリス館 ¥540

 

c)本の森セルバ西口店にて。→定休日で入店できず。

 

d)HAHU 本と手しごと。にて。→初入店、本購入無し。

 

e)一刻堂にて。→定休日で入店できず。

 

f)古京文庫にて。→初入店。7600

3・エーリッヒ・フクス・作、鈴木武樹訳『ナワイとまほうの馬』偕成社 ¥400

4・斎藤公子・編集、アレクサンドル・セルゲーヴィチ・プーシキン・作、オレグ・K・ゾートフ・絵『サルタン王ものがたり』青木書店 ¥1000

5・北畠八穂・文、関根準一郎・絵『かじやの鬼コ』国土社 ¥500

6・今江祥智・作、杉浦範茂・絵『そこがちょっとちがうんだ』文研出版 ¥400

7・大石真・作、北田卓史・絵『さとるのじてんしゃ』小峰書店 ¥300

8・富永秀夫・文/絵『ロケットろうせきごう』あかね書房 ¥1500

9・カレル・チャペック・作、三好碩也・文/絵『てんからふってきたたまごのはなし』福音館書店 ¥500

10・東君平『ねずみのてがみ』大日本図書 ¥600

11・大石真・作、北田卓史・絵『タケイ先生は大いそがし』講談社 ¥500

12・マリ・トナーユ・作、シュザンヌ・ボラン・絵、足立巻一・監修、黒木義典訳、板谷和雄・文『レオナールのき』ブックローン出版 ¥100

13:ウィリアム・ ベックフォード、●訳『呪の王 バテク王物語』角川文庫 ¥●

 

g)ブックオフ徳島川内店にて。→本購入無し。

 

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 昨日たくさん買ったのに、翌日も懲りずに未踏の古本屋巡り。限りある休みを有効活用しようとの意気込み。まずa)だが、メモした住所を一生懸命確認しても、見当たらずおかしいなとと思ったら、もう1年以上前に店舗販売をやめたそうで、カフェになっていた。諦めて、JR岡山駅の西側を攻めることにし、まずb)へ。店舗通路の1/3が、どうやらイベント出店の影響らしく、不通となっていて、全棚みられなかったのが心残りだったが、懸命に本の背を見て行って2冊購入。自然選書の収穫が嬉しい。c)は、この日の月曜日は定休日だそうでシャッターが降りていた。d)は、最初なかなか店舗が見つからなかったが、「このゆびとまれ」という食堂でランチを摂ったあとに、店員さんに聞いてみてようやく見つけることができた。見た目が綺麗で美容室と間違えていたのだった。新刊と古本と雑貨と取り扱っているのだが、古本がどれなのか、なかなか判別がつかない。しばらくして両者はスリップに違いがあることが分かった。最近よく見聞きする絵本屋さんの絵本コーナーもあった。e)は、13:00だか13:30だかに開くはずだったけれど、その時間になっても開かないのでおかしいなと思っていたところ、シャッターに貼ってあった紙をよく読んでみたら、この日はたまたまお休みで、入店できず残念だった。これで結局、朝からa)~e)の5店舗のうち、2店舗しか初入店を果たせず、収穫も物足りなかったので、f)の開店を待つことに。無事入店できてその品揃えに感動し、児童書中心に手持ちの現金と相談してぎりぎり路銀が残るまで購入。再訪を誓ったことだった。g)は、帰り道にちょっと寄って見たものの、本については品揃えに変化無しで買えるものが見つけられずじまいだった。

 1:自然選書のうちの1冊。イネの大敵で、体長わずか数ミリの小さな虫ウンカについての話。

 2:●

 3:●

 4:斎藤公子の保育絵本というシリーズの1冊。このシリーズの本が古本屋で売られているのを初めて目にしたのだが、これを書いている現在、新刊でも買えるようだ。

 5:かじやの三番目の息子の鬼コというあだ名の子。貧しい暮らしだが、一銭の使い方にも大いに悩む少年は、鍛冶場の火を見る目は爛々として熱を持っている。実は、棟方志功の幼少記であることが明かされる。この絵本は版画絵なのだが、版画絵で棟方志功を描くとはなかなか勇気のいることだろう。と思って、プロフィールを読むとやはりというか関野氏は、棟方志功の指導を受けたことがあったそうだ。

 6:文研出版みるみる絵本シリーズの1冊。

 7:●

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 10:●

 11:多分、内科医のタケイ先生がちょっと意外な患者を診たという3話を収録。その患者とは、それぞれ、おもちゃのロボット、母きつね、雪だるま。いずれもほんわかした話。1話づつ絵本にしても良さそうだから、それが1冊で3倍おいしい本ということになる。ところどころに計5枚のカラー絵のページがあるのが北田卓史ファンにはとても嬉しい。

 12:●

 13:●

今日買った本

■今日買った本。計18542円。

 

a)昭和湯にて。

1・パズ・ロディロ・文、ジョゼフ・ウィルコン・絵、久山太市訳『いっしょにいたらたのしいね』評論社 ¥300 ninjin書店

 

b)万歩書店倉敷店にて。→初入店。閉店半額セールをやっていた。16669●8%税を以下は未加算

2・梅棹忠夫『狩猟と遊牧の世界 自然社会の進化』講談社学術文庫 ¥170

3,4・河合雅雄『ゴリラ探検記(上・下)』講談社学術文庫 各¥50

5・山本おさむ『どんぐりの家 3』小学館文庫 ¥50

6・武者小路実篤『その妹』岩波文庫 ¥125

7・ヤーン・エクストレム、後藤安彦訳『誕生パーティの17人』創元推理文庫 ¥50

8・沢田教一『泥まみれの死 ベトナム戦争写真集』講談社文庫 ¥40

9・ナザニエル・ホーソーン、柏倉俊三訳『トワイス・トールド・テールズ』角川文庫 ¥40

10・中川志郎『珍獣図鑑』新潮文庫 ¥50

11・ピエール・グリパリ、榊原晃三訳『ピポ王子』早川文庫 ¥50

12・ぼくらはカルチャー探偵団編『読書の快楽 ブックガイド・ベスト1000』角川文庫 ¥50

13・リヒャルト・ワアグナア、高木卓訳『さすらいのオランダ人・タンホイザア』岩波文庫 ¥50

14・鳥図明児『夢庭園』奇想天外社 ¥500

15・『EQMM 1962年10月号』早川書房 ¥400

16・ミハイル・イリーン/エレーナ・セガール、袋一平訳、太田大八・絵『人間の歴史 3』岩波少年文庫 ¥90

17・依田義賢、浜岡昇・写真『舞妓の四季』駸々堂ユニコンカラー双書 ¥50

18・ペギー・パリシュ・作、レオナード・ケスラー・絵、光吉夏弥訳『うさぎがいっぱい』大日本図書 ¥145

19・『風雪に耐えて 岩波文庫の話』岩波書店 ¥0

20・エゴン・マチーセン・作/絵、大塚勇三訳『ひとりぼっちのこねずみ』福音館書店 ¥350

21・三芳悌吉・作『ある池のものがたり』福音館書店 ¥350

22・マリエッタ・D・モスキン・作、ロッコ・ネグリ・絵、おのかずこ訳『ちびぞうトト』評論社 ¥250

23・Amanda Wallwork『NO DODOS The Endangered Species Counting Book』Ragged Bears Ltd ¥150

24・木島始・詩、大道あや・絵『花のうた』佑学社 ¥250

25・君島久子・文、小野かおる・絵『銀のうでわ』岩波書店 ¥225

26・山田貢・文、石倉欣二・絵『あったとさ絵本1 佐渡牛』文化出版局 ¥200

27・甲斐信枝・作『たけ もうそうだけのおやこ』福音館書店 ¥100

28・今西祐行・文、小林和子・絵『こどもの民話 かみそりぎつね』鶴書房盛光社 ¥100

29・ハナ・ドスコチロヴァー・文、イジー・トゥルンカ・絵、金山美莎子訳『お菓子の小屋』佑学社 ¥250

30・ヤーナ・シュトロブロバー・原作、ミルコ・ハナーク・絵、長浜宏・文『おはなし画集シリーズ1 めんどりフィフィンのたび』佑学社 ¥300

31・ヴィエラ・プロヴァズニコヴァー・文、ヨセフ・ラダ・絵、さくまゆみこ訳『おはなし画集シリーズ2 森と牧場のものがたり』佑学社 ¥300

32・シュチェパーン・ザブジェル・作/絵、大島かおり『いなくなったたいよう』佑学社 ¥350

33・アンソニー・ブラウン・作/絵、谷川俊太郎訳『こうえんのさんぽ』佑学社 ¥350

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c)古本市場中島店にて。→初入店。

51・堀内誠一・編『絵本の世界 110人のイラストレーター Vol.2』福音館書店 ¥77

52・ペーター・ブレンナー・作、アダム・ヴュルツ・絵、山室静訳『なみだのこうずい』佑学社 ¥80

 

d)ブックオフ倉敷笹沖店にて。→初入店。1416

53・和歌森太郎・監修、牧田茂/斎藤知克・編『日本むかしむかし1 戦争むかしむかし』角川文庫 ¥108

54・吉野弘『吉野弘エッセイ集 詩の一歩手前で』河出文庫 ¥108

55・マージョリー・フラック・文/絵、間崎ルリ子訳『ウイリアムのこねこ』新風舎 ¥300

56・トミー・ウンゲラー・作、鏡哲生訳『オットー 戦火をくぐったテディベア』評論社 ¥300

57・森枝雄司・写真/文、はらさんぺい・絵『トイレのおかげ』福音館書店 ¥300

58・M.BOUTET DE MONVEL『VIEILLES CHANSONS ET RONDES』L'ÉCOLE DES LOISIRS ¥300

 

e)古本市場倉敷堀南店にて。→初入店、本購入無し。

 

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 ●書きかけ。

 1:鳥と魚の友情譚。金色を使った絵が豪華。良かれと思ってやったことで生じるすれ違いは、信頼関係があれば乗り越えられる。

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 9:カバーは栃折久美子

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 14:作者名は、とと・あける、と読む。全く知らない女性漫画家だったが、ふと気がつくと、22とトトつながりだった。力の入っている絵と、くだけた感じでさっと描かれた笑いをとるコマが、繰り返される。私自身は、どちらかというと、力の入っている絵が続くストイックな作品が読みたいのだが。SF的な作風。完璧主義の母やおばさんと、それに反発する少年主人公、というパターンが見受けられる。

 15:お伽噺<おとなのえほん>として、都筑道夫「昔むかしの少しあと」が東君平さんの絵と共に掲載されているので探していた号。そのことは早川文庫版のほうだったか創元推理文庫版だったかとにかく『宇宙大密室』という本のなかに書いてあったのだった。本号内にある次号予告で、樹下太郎「ショート・ショート絵物語」が、やはり東君平さんの絵を添えてカラーで載っているらしく、この号もまた探さないといけない。

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 18:p.34~35ページの絵の、ソファのクッションカバーだか膝掛けだかの文字が気になってちょっと調べてみた。「CAMP WHEELER・GEORGIA・WORLD WAR II」と「MIAMI BEACH・1942」と書いてある。前者は、第二次世界大戦中だと1940年から1946年に、軍隊のトレーニングキャンプだったところ。後者も、大戦中に関連することだと推定すると、1942年2月にアメリカ最大級の軍隊訓練所の一つが設置された場所で、幹部候補生や陸軍入隊者の訓練学校だったそうだ。主人公のモリーおばさんが、このようなグッズを持っている理由は、不明。1974年の作品だが、モリーおばさんが使っている電話や掃除機の型から、作品世界は1950~1960年代と推定。物語は、1匹の迷い込んできたうさぎが、子どもを産んで、その子らがさらに子どもを産んで、うさぎでいっぱいになって困る話。うさぎの件が解決したと思ったら、次は猫がやってきたという『リング』みたいなオチ。

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 21:新潟市の西大畑町というところにあり、今はもうない池についての物語。池を中心に人や水の中の生き物や、周辺にいた動物や植物の情報も織り交ぜた、あまり類を見ない形式の絵本となっている。作者は幼少の頃、この池で魚釣りをしていたのだそう。あとがきに詳しいが、調べ物をして、事実が明らかになっていく感覚は楽しい時間だったろうなあと思う。

 22:野生動物保護区での話。密猟者が仕掛けた罠にかかった仔象のトトを、少年スクが助ける。スクとトト、それぞれの成長を描く話。象の頭数も減っていて、23の作品に通じるものがあった。

 23:副題は、絶滅危惧種の数の本、ということで、一見ただの一から十までの数を数える絵本かと思いきや、最後のドードー鳥はもういない=ゼロというショッキングなオチ。巻末の各絶滅危惧種動物たちが、どのような危険にさらされているかの解説があり、先のオチが気の利いたオチだとは到底言えなくなるだろう。ゼロの種がこれ以上増えないように願い、そのような行動を伴って生きていかなければならない。

 24:

 25:中国版のシンデレラなのだが、実際はこちらの方が古く、シンデレラが銀のうでわの西洋版なのだと分かる。アーツというヒロインに対する継母とその娘の仕打ちは非道を極めるが、仙術かアーツも殺されても姿を変えて夫チムアチの元に戻らんとしぶといこと。ハッピーエンドで涙ぐんでしまった。

 26:あったとさ絵本の1巻目。冒頭の一文が「あったとさ。」。仔牛を産んだ佐渡島のある牝牛を、本土へ売りに出したところ、引き離された仔牛かわいさに島へ向かって逃げ出し、そのまま冬の荒海に呑まれて行方不明となってしまう。牝牛を売りに出した家では、その後目に見えないが牝牛が帰って来て仔牛に乳をやっているような気配がある。そのうち仔牛が十分大きくなって、その貧しい家をなんとか助けるようになって、めでたしという話。しかしこれをめでたしとするには、牝牛が飼い主一家に(それまでの牝牛の世話具合等で)心から感謝をしていて、禁忌を破ってまで牝牛を売りに出さざるを得なかった一家の事情を理解していないといけない。牝牛の恨みが描かれないために、そもそもの禁忌の成立事情が不確かなものになっていると思われ、何だか腑に落ちない話だが、神話のようにそういうことがあったとさという事実を丸ごと呑み込むしかないのかな。

 27:

 28:「かみそりぎつね」と「ばかされずきん」の2話を収録。前者はきつねに騙される人間の話で、人間の子どもがきつねかいずれの化け物だと証明しようと、ぐらぐら煮えたつ釜茹でにしてしまうという凄愴なシーンがあるなど、実に手の込んだ幻術で読むものをハラハラさせる。後者は人間に騙されるきつねの話で、老いたお坊さんの悪知恵と、ちょっと考えの足りないきつねのやりとりや、話の終え方が微笑ましいゆかいな話。両者とも読み応えがあって、ぜひ人にすすめたくなる話だった。

 29:

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 32:ヨーロッパ創作絵本シリーズの1番。

 33:ヨーロッパ創作絵本シリーズの34番。

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 52:飢饉に襲われた高い城壁で囲われた町で、書記が宝の地図を見つけ出したので、船を造り、12人の船員で宝を回収してくる旅へ出るのだが、宝を前にして現地で船員同士の争いごと起こってしまう。そのうち一人の船員が泣きながら町へ戻る、その船員の持っている袋の中を覗いた人は皆、事件のことを知って涙が止まらなくなる。町中の人人が際限なく泣くので涙の洪水で、門が閉じられた城壁に囲まれた町が沈みそうになるが、泣いていない残りの一人だった市長まで泣き始めると、町中の人の同情が報われ洪水が引き、宝が町のものになって、基金から救われる、という話。市長が泣き始めたときが、町の命が尽きるのではないかという最大の緊張の場面で、心を揺さぶられる。カラフルで、幾何学的なセンスが光る部分もありつつ、素早い筆で自由闊達に描かれたような絵。

 53:再版。ネットの画像を探すと、初版と再販で、少し表紙デザインが改変されている。このシリーズ、全8巻あるらしく、ぜひ全て集めたいと思う。

 54:吉野弘『遊動視点 くらしとことば』思潮社の後半部分を文庫化したものだそう。前半部分は同じ文庫から出ている1冊が該当するのだろう。

 55:傑作絵本。男の子ウイリアムについてきた迷子のこねこを交番に届けたところ、3人から猫の捜索願が出ていて、それが皆同じ猫だったというところが、まず論理的であることの面白さが巧みに出ていた。その後、その3人全員が引き取りを遠慮してウイリアムのこねこになったのだが、そのこねこが子どもを3匹産んで、3匹それぞれ特徴から先の3人にこねこを渡す。誰にどのこねこを渡すかが、パズルのようで、そこにまた論理的な面白さがある。収まるところに収まる、そうでなくちゃという納得感が心に広がる。

 56:

 57:著者は森枝卓士(たかし)氏の弟に当たるそうだ。スペインのバルセロナでクリスマスの人形として売られている「カガネー」という「ウンコをしている人」という意味の人形に興味を持ったことを発端として、トイレや便の処理について、さまざまに調べた報告書的絵本。昔、飛行中の飛行機からは、おしっこやらうんこがポイ捨てされていると信じていたのを思い出した。高高度から撒き散らすので、地上にいる自分たちに当たるころには、微粒子になっていて降りかかっても分からないのだと思っていた。1965年のジェミニ7号という宇宙船内での、おしっこが袋から漏れてしまった話には、笑ってしまった。

 58:

今日買った本

■今日買った本。計1132円。

 

a)エビス堂鴨島店にて。→初入店、本購入無し。

 

b)リサイクルマート鴨島店にて。→初入店、本購入無し。

 

c)ブックオフプラス鴨島店にて。

1・笠野裕一『ちいさなふね』福音館書店 ¥108

 

d)コーヒー×本×ハハゴハンめぐるにて。→初入店、喫茶利用。

 

e)平惣石井店にて。→初入店、本購入無し。

 

f)ブックオフ国府店にて。

2・大道あや『たろうとはなこ』福音館書店 ¥400

3・トーマス=ベリイマン・写真/文、ビヤネール多美子訳『だれがわたしたちをわかってくれるの』偕成社 ¥300

4・マイ・ミトゥーリチ・原案/絵、松谷さやか・文『お日さまをみつけたよ』福音館書店 ¥108

5,6・山本おさむ『BIG COMICS WIDE どんぐりの家 2,3』小学館 各¥108

 

g)ゲオ小松島店にて。→本購入無し。

 

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 a)とb)に古本の取り扱いがあるか、確認したく思っていて、ようやく本日それが叶った。a)は、小松島店同様漫画の古本のみ取り扱いだが、その量は、小松島店に比べてあまりにわずかである。b)は、総合リサイクル店であり、やはり古本はごくわずかで、これを狙って来店するお客さんはほとんどいないだろう。c)で軽く気を取り直して、d)で遅いランチ。といっても、既にランチタイム営業は終了していて、カフェメニューということでホットたまごサンドとコーヒーをいただく。予想はしていたが、本の販売はなく、閲覧専用だった。高知の喫茶店のガイド本などを閲覧。そのまま帰宅するつもりだったが、古本と書いた旗が目に留まり、e)へ。メディア館とBook館の2つの建物から成る店舗だが、メディア館ではレンタル落ちらしき漫画やCDが、Book館はワゴン1つ分の古本が置いてあった。平惣のHPでは、現時点ではこの店舗についてリサイクル本取り扱い表示がない。たまたま通りかかることができて寄ったf)は、通算2度目の来店。g)のそばの王将で夕食を摂って、やはりそのまま帰ることができずg)に寄ると、店舗リニューアルだか移転のためだかで、ひとまず明日までの営業となり、11月中旬にまた再オープンするそうだ。そのせいで、古本はコミックのセット本のみが買える状態で、その他の古本はすでにダンボールに箱詰めされていて見ることも買うこともできなかった。

 1:エンジン音だと思うが、ポンポンポンというリズムの良い音に合わせて、ちいさなふねが前進していく姿を描いた絵本。

 2:犬のたろうと、猫のはなこ。それぞれがくみこという女の子の家にやってきてから、友情を深めていく話。くみこの家が引っ越すことになって、新しい家になかなか馴染めないはなこ。変化がストレスになるのは、人間だけでなく、動物も同じ。

 3:心身障害を持つ姉妹を追った写真絵本。私が小さかった頃よりも、障害者と健常者の生活空間が分離されてきているように感じる今日この頃。障害者を理解する機会が減っていて、ますますこのような本で少しでもまず学ぶ機会を得ることが必要になってきているのではなかろうか。

 4:夜が好きなふくろうが、お日さまを閉じ込めて、森の動物たちを困らせる話なのだけど、実際おおかみやきつねやら、夜行性の動物もけっこういそうだよなあ、と思いながら読んだ。

 5,6:旧版の全5巻の文庫で収集中だった漫画。このワイド版だと全3巻みたい。

今日買った本

■今日買った本。計692円。

 

a)ブックマーケット藍住店にて。→店舗閉鎖を確認。

 

b)ブックオフ藍住店にて。

1・柴田流星、江戸川朝歌・画『残されたる江戸』中公文庫 ¥260

2・甲斐信枝・文/絵『ざっそう』福音館書店 ¥108

3・RED BOX・編『日本縦断キャノンボール火の玉レース』光文社文庫 ¥108

4・若桜木虔『一緒にアクシア 大遺産を探せ!』光文社文庫 ¥108

5・仁木悦子『自選傑作集 石段の家』ケイブンシャ文庫 ¥108

 

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 年休で一日休みだったので、軽く出かけたついでにb)へ。a)はその存在を忘れていてたまたま通りかかったのだが、店舗閉鎖していたとは知らなかった。帰宅して調べたが、既に徳島県内のブックマーケットは全店舗閉鎖されたようだ。久しぶりに行ったb)では、2冊のゲームブックの収穫が嬉しい。

 1:カラーの中公文庫。江戸川朝歌は、竹久夢二の別名だそう。これは掘り出し物。

 2:持っていたような気もしないでもないが、やっぱり持っていなかった甲斐信枝さんの絵本。春夏秋の雑草とその間に人間の手による(せっかく育った雑草にとっての)邪魔を入れて、時系列的に雑草の生態を描く。とにかくしぶとい雑草である。

 3:光文社ゲームブックの1冊。宗谷岬から鹿児島県枕崎までの自動車による日本縦断の賞金レース。3ステージがあり、順に、北海道、本州、九州、となっている。

 4:これも、光文社ゲームブック。著者名は、わかさきけん、と読む。奥付では、若桜木慶、と書いてある。カバーに謎の美少女?の写真があるが、そのモデルは、高橋淳子とのこと。アクシアの意味が分からないが、男性主人公が美少女と一緒に大遺産を手にするゲームブックだそう。

 5:巻末の自作解説「私の推理小説作法」が嬉しい。

今日買った本

■今日買った本。計1640円。

 

a)ブックオフonlineにて。

1・藤本堅二『じどうしゃにのった』福音館書店 ¥398

2・香山彬子・文、東君平・絵『こりすのふかふかまくら』ブッキング ¥348

3・香山彬子・文、東君平・絵『みどりいろのすず』ブッキング ¥198

4・香山彬子・文、東君平・絵『みどりのようせい』ブッキング ¥198

5・藤野邦康『心の眼に光あれば 一教師 細川助治の生涯』福井新聞社 ¥498

 

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 先日注文していた本が本日届いた。

 1:子に与えたら、工事現場の働く車関係のページと、バスのターミナルというかロータリーというか、そんなページをえらく気に入ってくれた。

 2:復刊傑作幼児絵本シリーズ3。公園の樹上で楽しく暮らしているこりすたちのところに、ライオンがやってきて、他の友達たちは怖がって相手にしていなかったが、こりすたちはそれをかわいそうに思って友達になって一緒に遊ぶ。ライオンはお礼にたてがみの一部を切ってこりすたちに分けてあげる。たてがみはこりすたちのお母さんによって、ふかふかまくらの綿代わりに使われる、という話。ライオンの飼い主?であるサーカスのおじさんが、妙にしっかりした顔立ちで、モデルがいるのではないかと思わせる。

 3:復刊傑作幼児絵本シリーズ7。豹のききと、象のぶんのお話。ぶんがききのしっぽを間違って食べそうになったので、ぶんに緑色の鈴をつけたら、ききが安全に危機回避できるようになったという話。絵の輪郭だけ切り絵で、色付けや豹柄は絵の具みたい。

 4:復刊傑作幼児絵本シリーズ11。森の妖精みどりちゃんの話。人の子から避けられていたみどりちゃんだが、とある迷子の子を助けたことをきっかけに、みんなと仲良くなる話。みどりちゃんのマントや、木に繁る葉の表現が良い。

 5:山高登装丁本を多く出している藤野氏の未所有本。本書の装丁は金子糸恵とある。まずあとがきだけさっと読んだが、細川氏は「真に、この世に語り継がれるべき人物」だそう。襟を正して読むべき本かと思われる。

今日買った本

■今日買った本。計3710円。

 

a)エコッkuru絵本交換会にて。→初会場入り。

1・中谷千代子・文、中谷貞彦・絵『まりちゃんのおてつだい』福音館書店 ¥0

2・戸田幸四郎、加藤ちひろ・作画助手『リングカード・あいうえお』戸田デザイン研究室 ¥0

3・ロシア民話/アレクセイ・ニコラエヴィッチ・トルストイ・再話、佐藤忠良・画、内田莉莎子訳『おおきなかぶ』福音館書店 ¥0

 

b)ヤフオクにて。

4・マージェリー・クラーク・作、モード・ピーターシャム/ミスカ・ピーターシャム・絵、渡辺茂男訳『おちゃのおきゃくさま』ペンギン社 ¥900 阿武隈書房

5・『Weekly漫画アクション 1981年3月12日号』双葉社 ¥2810/9 トラストサポート

6・『Weekly漫画アクション 1981年3月19日号』双葉社 ¥2810/9 同上

7・『Weekly漫画アクション 1981年3月26日号』双葉社 ¥2810/9 同上

8・『Weekly漫画アクション 1981年4月2日号』双葉社 ¥2810/9 同上

9・『Weekly漫画アクション 1981年5月7日号』双葉社 ¥2810/9 同上

10・『Weekly漫画アクション 1981年5月14日号』双葉社 ¥2810/9 同上

11・『Weekly漫画アクション 1981年6月11日号』双葉社 ¥2810/9 同上

12・『Weekly漫画アクション 1981年6月25日号』双葉社 ¥2810/9 同上

13・『Weekly漫画アクション 1981年7月16日号』双葉社 ¥2810/9 同上

 

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 ママ向け無料冊子にa)の開催情報が掲載されていたのを目ざとく見つけたので、不要な絵本を3冊持って行ってきた。思ったより美品が並んでいたのが意外だった。1のような古い絵本は、今時の親は選ばなさそうなので、私のような古本好きが喜んでもらって来くることができる。b)は、最近届いたもの。

 1:1983年11月1日発行の、月刊予約絵本「年少版・こどものとも」通巻80号のペラペラ版。中谷貞彦・中谷千代子の両氏は夫婦らしい。掃除や洗濯などのお手伝いをしても失敗ばかりのまりちゃん、最後の買い物はちゃんとお手伝いできました、という筋。どちらかというと写実的で、動きを感じにくく、静物画のような絵だが、色調が好み。

 2:アイマスクみたいな型のカードがリングに綴じてあって、各カードには、「あ」は「あひる」の絵、という風に、あいうえお順に名詞や動詞などが描かれているもの。今回いただいたものは、あいうえお、から、なにぬねの、までしか揃っておらず、は、から、ん、までのカードがたぶんあるはずなのに、ついていなかったのが残念。しかしなかなか使い勝手が良さそうなデザインで、概ね満足している。

 3:それでもかぶはぬけません、がリズムと一緒になってよく覚えている。名作中の名作絵本と思う。とてつもなく、という単語が、普段、とんでもなく、をよく使う癖があるので、新鮮に響いた。おじいさんが踏ん張る時の足の位置が、かぶを抜けなくしているような場面もあるので、気になってしまう。応援を呼びにいっている間の休憩しているおじいさんらの姿も、実に味わいがある。

 4:絵本童話けしつぶクッキーシリーズの1冊。マージェリー・クラークは、メアリー・E・クラークとマージェリー・クィグリーの共同のペンネームで、それぞれ図書館員だったそう。赤黄青緑黒の5色それぞれの版を作って、印刷した絵ではないかと思う。くっきりはっきりの好みの絵。本文を載せたページも、黄色い素敵な枠で本文が囲われている。けしつぶクッキーを作って、本来の(人間の)お客さまを待っているところ、意外なお客さままで時間がきたらテーブルについていたという、軽いユーモアある物語。

 5:上村一夫「リョウの常識」のvol.32「歴史への旅」掲載号。vol.32としていながら連載33と書いてあるので、vol.0に相当する回があったのかもしれない。他に、矢作俊彦大友克洋気分はもう戦争」のvol.8「Monkey A GoGo」掲載。

 6:上村一夫「リョウの常識」のvol.33「期末テストを撃て!」掲載号。

 7:上村一夫「リョウの常識」のvol.34「赤頭巾ちゃんコンバンワ」掲載号。

 8:上村一夫「リョウの常識」のvol.35「引退宣言」掲載号。

 9:上村一夫「リョウの常識」のvol.40「猿の論理」掲載号。他に、ゲストコミックとして村岡栄一「チン・ドン・ドン」というチンドン屋?の読み切り漫画を掲載。

 10:上村一夫「リョウの常識」のvol.41「ドラマは悲鳴で始まった」掲載号。他に、ゲストコミックとして矢口高雄「イタチのイ太郎」掲載。

 11:上村一夫「リョウの常識」のvol.45「テレビは眠る」掲載号。

 12:上村一夫「リョウの常識」のvol.47「お七の末裔」掲載号。他に、特別ゲストとして木村えいじ「おとうが還った!!」掲載。

 13:上村一夫「リョウの常識」のvol.50「夢の大穴」掲載号。他に、矢作俊彦大友克洋気分はもう戦争」のvol.10「Monkey's Allowance」掲載。

今日買った本

■今日買った本。計1320円。

 

a)suruga屋にて。

1・ノーマ・サイモン・作、ドーラ・リーダー・絵、中村妙子訳『しっぱいしちゃった』朔北社 ¥200

2・杉山弘之/杉山輝行・文と構成、吉村則人・写真、平野恵理子・絵『杉山きょうだいのしゃぼんだまとあそぼう』福音館書店 ¥200

3・さいとうたま・採取/文、辻村益朗・絵『親子であそぶあやとり絵本 あやとりいととり 1~3』福音館書店 ¥420

4・八百板洋子・再話、佐々木マキ・絵『ナスレディンのはなし トルコの昔話』福音館書店 ¥200

5・大阪YWCA千里子ども図書室・案、ごんもりなつこ・絵『いちじくにんじん』福音館書店 ¥300

 

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 先日注文していた本が本日届いた。

 1:「うん、そうなんだ!」シリーズというシリーズの2作目に相当。私的実感として益々失敗が許されない時代になってきていると感じるこの頃、こういう本がもっと読まれて、寛容な社会になればと思う。したくなくてもしてしまうことがある失敗。子どもでも大人でも失敗はするもの。

 2:保護シールなど貼ってあり、保育園の除籍本だったのが残念。じょうぶなシャボン玉を作るための具体的な情報が載っていて、ぜひこの通りやってみたくなる内容。巻末のシャボン液の作り方やQ&Aがまた親切である。

 3:斎藤たまさんは全国を旅して子どもの遊びや伝承を収集したかただそう。そういえば以前わらべうたの本を買ったことがあった。あやとりは自分が子どものときに好きで、よく図書館で本を借りて、何段タワーだのを作っていた。一人あやとりを延々繰り返すことも、今でもできる。

 4:ナスレディンとは、ほるぷ出版で読んだホジャどんのことだった。ナスレディン・ホジャという名前の人物だそう。ただ、ほるぷ出版がどんな話だったか思い出せず、本作の「ナスレディンと裁判官」か「ロバになった男」のどちらかだったような気がするのだけれど。

 5:一読ただの野菜の羅列かと思いきや、いち、に、さん、という風にとおまでの頭文字で数字を追う絵本になっている。説明がないところが良い。れんこんが、はす、と紹介されているところで違和感があって気がついたのだった。表紙と裏表紙にしいたけの絵だけがない。そこもわざとそうしてあると思う。

今日買った本

■今日買った本。計3450円。

 

a)ブックendsにて。

1・永坂幸三『おかあさんのて』福音館書店 ¥200

2・天野祐吉・作、梶山俊夫・絵『くじらのだいすけ』福音館書店 ¥300

3・瀬田貞二・再話、梶山俊夫・画『おんちょろちょろ』福音館書店 ¥150

4・イヴァン・ガンチェフ・作/絵、クルト・バウマン・文、佐々木元訳『しまうまになったマルコ』フレーベル館 ¥500

5・『川上澄生版画展 南蛮情緒と回想の文明開化』福島県立美術館 ¥500

 

b)デフォーにて。

6・いまきみち『ふうちゃんとあげはちょう』福音館書店 ¥400

7・U・G・サトー『あめかな!』福音館書店 ¥100

8・レオン・ガーフィールド/エドワード・ブリッシェン・作、チャールズ・キーピング・絵、沢登君恵訳『金色の影』ぬぷん児童図書出版 ¥300

9・若菜珪・文/絵『おむすびころりん』新進 ¥100

10・穂積肇・画/文『原野の学校』草土文化 ¥300

11・中谷幸子・案、小野かおる・作/絵『ねずみおことわり』福音館書店 ¥100

12・レミイ・シャーリップ/バートン・サプリー・作、レミイ・シャーリップ・絵、内田莉莎子訳『カーニバルのおくりもの』福音館書店 ¥500

 

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 午前中に以前から行ってみたかった富山県イタイイタイ病資料館へ。気温が暑かったので、観覧後は同施設内の生命科学館でいろいろ遊びながら時間をつぶした。午後になって、a)とb)へ。a)は2階の本が格段に見易くなっていた。b)は、2階で展示をしていたようだが、時間がなくて確認できず。

 1:1980年11月1日発行の月刊予約・科学絵本「かがくのとも」通巻140号のペラペラ版。《はじめてであう科学絵本》。生活の中で忙しく働くお母さんの手についていろいろと描いた本。今読むと忙しすぎる家事に圧倒されるばかりだが、絵本の中でおばあちゃんがいてそのおばあちゃんはもっとたくさんの手働きがあったというから、忙しすぎにもほどがある昔の家事を知って卒倒しそうになる。折り込み付録の表紙絵が、本作の作者が描いた千手観音に模したおかあさんの絵で、各手にはさまざまな掃除道具や調理器具や裁縫道具やらが握られている。作者も、おかあさんの家事負担が減ることはすばらしいことだと言っているが、ただ一方で、荒ごなしからはじまるダイナミックな生活の知恵や技術が失われていくことについて気がかりだとしている。この折り込み付録に、謝恩カード(10点)というのが貼ってあった。1000点以上をまとめて福音館書店に送ると謝恩とするということだが、1点1円で還元するという意味だろうか。

 2:元々くじらは山にいたという創作話で、その設定がまず面白かった。あまりに大きい体をしているので、あるとき山でみんなに迷惑をかけたことで、海の向こうの島を目指すのだが、途中の海が快適なことに気付いて、海で生きていくことを選ぶ。その選択を、元の山の仲間たちが支持するところが泣かせる。

 3:1970年2月1日発行1982年1月1日普及版第2刷発行の月刊予約絵本「こどものとも」普及版のペラペラ版。坊主でなんでもない少年が、道に迷ってある老夫婦のおうちに泊めてもらうことになった際に、寺の坊主と勘違いされたので、目の端にいたねずみの動きにあやかりながら「おんちょろちょろ」なんてお経めいたことを言っておいたら、老夫婦がありがたいお経だと勘違い。翌日の晩にその偽お経を夫婦で唱えていたら、ちょうど泥棒がやってきていて彼らの動きを逐一描写するような文句を唱えているのでびっくりして去っていったという滑稽話。ぐにゃぐにゃぼわぼわとした絵で昔話に本当によく似合っている。

 4:おじいさんとその孫娘がこなひき小屋に住んでいて、おじいさんが無理をして倒れたのをなんとかしようと、孫娘がロバのマルコをペンキでもってしまうまに見せかけ、サーカスに売られるのを助けてと街でお金を恵んでもらおうとする。しまうまを知っている先生とその生徒たちが通りかかり、事情を聞いてみんなで助ける、という話。ほとんどの見開きごとに鳥が描かれているのが何やら気になる。イヴァン・ガンチェフの偶然の模様やにじみを利用したぼわっとした絵が見所。それにしても、 "作"と"文"は、何が違うのだろう。"作"が物語の大筋を作って、"文"が清書担当という感じだろうか。 

 5:1986年末に福島県立美術館で催された版画展の図録。解説の冊子が付いていて、あとはおそらくその時の展示作品すべての版画が一枚一枚のカードになって収められている。展覧会に行って、観覧の後に物販ブースで本当に欲しい絵の絵葉書がないのを悔やむことがよくあるので、他の展覧会図録もこんな風に展示された全作品をカードにしてくれたらなあと。この図録は、2日後に知人に買った値段で譲ってしまった。

 6:ふうちゃんのにわシリーズの3作目。このシリーズを入手するのは初。アゲハチョウが卵を産んで、その卵から幼虫が生まれ、そして成虫となって飛んで行くまでを、ふうちゃんが生活しながら観察する話。最後、飛び去って行くときに、ふうちゃんの目から涙が垂れているが、いまきみち作品には涙は珍しいと思う。冒頭に「とればとるほどふえるものなーに?」と書いてある絵本が登場するが、『なぞなぞなーに ふゆのまき』ではないだろうか。一度確認しておきたいところ。

 7:色と形を楽しむ絵本。なんとなくあるようなないようなストーリーは、最初ポツポツと雨が降ってきて次第に強くなるが、やがて雨が止み、ぬくぬくと温かくなってきて花が咲く、といった感じ。個人的にはくっきりはっきりした色や形が好きだが、曖昧で入り混じったり滲んでいる絵にも、意識して触れてみようと思って買ったもの。

 8:心の児童文学館シリーズの10巻目。キーピングの挿絵の本ということもあって、ずっと気になっていた長編児童文学作品。

 9:月刊絵本フレンド・シリーズ、1977年3月1日発行第4巻第12号の、ペラペラ版。企画は、日本幼児センター。発行所は、株式会社新進。Webには本書に関する情報がないようだ。わるいおじいさんが、自分でもわるいじじいだと自称しているのには笑った。わるいおじいさんは、お化けの入ったお土産箱を地上で広げて腰を抜かす、というような結末かと思いきや、真っ暗なねずみの穴からいつまでも出られなくなって、遂にモグラになってしまうという、なかなかゾッとする結末であった。

 10:●

 11:1965年9月1日発行1976年9月1日並製版第2刷発行の月刊予約絵本「こどものとも」のペラペラ版。夏、人間の子どもたちが通うプールに、ねずみたちも入りたいのに、汚いからとか切符がないからとか水着でないからとか、受付ではねられる。そのような困難を乗り越えて最後にプールで遊ぶ話。それにしても、厳しい受付だなあ。

 12:道化の一種であるハーレキンがどうして風変わりな衣装を着ているかの由来を物語る絵本。表紙からその見返し、その次のページ(ここからさらにもう一枚めくるとようやく扉に至る)までで、もうこの絵本の素晴らしさが伝わってくる。小屋の中を覗く夜の衣装を着た人の影が、逆に小屋の中の床に夜を映している。小屋の石壁の細かさや市街の小石で埋め尽くされた道の描写は、柔らかくも鬼気迫る仕事。全体に淡いけれどもこれでもかというほどカラフルだ。線も配色も柔らかいので、人の体の線や布の質感が良い。裏見返しの花火の描き方は、ちょっと類を見ないもののように思う。

今日買った本

■今日買った本。計12300円。

 

a)ひらすまshoboにて。

1・太田大八『ながさきくんち』童心社 ¥500

2・竹下文子・作、鈴木まもる・絵『クレーンクレーン』偕成社 ¥100

3・『ふじさん』(不明) ¥200

4・ヘスス・バリャス・作、ミケル・シチャル・絵、立花香訳『レーサーのイバイ』新世界研究所 ¥350

5・アロイス・カリジェ・文/絵、大塚勇三訳『ナシの木とシラカバとメギの木』岩波書店 ¥600

6・越智登代子・文、ながたはるみ・絵『母さんの小さかったとき』福音館書店 ¥500

7・斉藤民哉、鈴木省三・監修、佐藤明/村上征雄・カメラ『ばら百花』平凡社カラー新書 ¥100

8・ハンス・クリスチャン・アンデルセン・作、木島始訳、堀内誠一・画『おやゆびちーちゃん』福音館書店 ¥500

9・松岡達英・絵と文『すばらしい世界の自然 1 ニューギニア』大日本図書 ¥600

10・上沢謙二・案、富山妙子・画『クリスマスのほし』福音館書店 ¥300

11・桜井信夫・文、小沢良吉・絵『日本の民話絵本1 ゆきむすめ』第一法規 ¥300

12・大石真・作、佐々木マキ・絵『まほうつかいのワニ』文研出版 ¥300

13・『別冊郷土愛バカ一代! 4』 ¥500

 

b)フルホンいるふにて。→初入店。

14・講談社文芸文庫編『昭和戦前傑作落語選集』講談社文芸文庫 ¥300

15・足田輝一・文、姉崎一馬・写真『樹』講談社現代新書 ¥200

16・アンドレ・ド・ロルド、平岡敦・編訳『ロルドの恐怖劇場』ちくま文庫 ¥250

17・山川直人『シアワセ行進曲』エンターブレイン ¥350

18・こんどうゆみこ・絵と文『のそのそむんと』至光社 ¥400

19・深見春夫・作/絵『せかいいちのぼうし』岩崎書店 ¥400

20・上村一夫、上村一夫オフィス・監修『上村一夫・画集一枚絵』小池書院 ¥4700

21・金田一春彦/岡田純也・監修、西村郁雄・画『おかあさんとかいもの』ブックローン出版 ¥300

22・武田英子・文、清水耕蔵・絵『みさきがらす』講談社 ¥300

23・『泥酔クッキング』 ¥600

 

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 ●書きかけ。1年振りに北陸へ。小杉のインターで降りて、ホットスプーンでカレーランチを摂ったあと、a)へ。絵本の買える古本屋さんに飢えていたので、絵本を中心にたくさん買う。b)は、まだ開店して間もないお店。天井が高いが、本棚もそれに合わせて背の高い頑丈そうな本棚が使ってあった。美術書が充実。画集棚をもっと念入りに見たら、ツボにはまる知らないアーティストを知ることができたのじゃないかと思わせる。時間の都合で、自分である程度ぱっぱと見て選べる棚だけはしっかり見た。向かいの古道具屋はお休みで、今回の滞在中にはもう訪ねることができそうもない。

 1:日本のお祭り絵本シリーズのうちの1冊。あとがきにあるが、ながさきくんちの全ての出し物を見るためには、七年を待たねばならないそうだ。それを絵をしきった、その仕事が感じどころの絵本。本文は簡素。

 2:

 3:買ったものの、この数日後に富士山好きの某氏にあげてしまった。表紙がほんわかした富士山の絵(紙を切り貼りしたような絵だったと思う)。学習雑誌で、前半の富士山と中盤の何か別の記事の部分はカラーのやや厚い紙、後半は富士山とは関係のない学習的内容のモノクロの安っぽい紙のページになっていた。発行者や書影など記録しておけば良かったなあ。

 4:

 5:版型が同じなので、マウルスなどが出てくるシリーズかと思いきや、そうではない独立?の作品だった。題名にある3つの木が、それぞれそこに住む家族や鳥や獣たちにどんな影響を与えているか、木の周辺の一年間の出来事を綴る。今調べたら別名コトリトマラズと言われるメギの木のトゲトゲの中に、この物語では小鳥が巣を作るのだった。先日、稲刈りに立ち会ったら、稲穂のなかに小鳥の巣が見事に作られているのを見せてもらって驚いたのを思い出す。

 6:ここでの母さんは、私の母親と大体同じ世代かと思うが、紹介される事物のほとんどは、実際にかすかに見聞きしたことがあったり、体験したりしたことがあるもので、無理なく想像が及ぶ範囲内のことが描かれている。水木しげるのような、点々の粗密の濃淡で素材の肌感が伝わってくる絵が、美しい。もしも建築士が絵を描くなら、こんな絵になるのではと思う。p.3で床置きでページが開かれている絵本のタイトルが何なのか、気になる。

 7:バラについての小図鑑。

 8:1976年7月31日第九刷で函入。いわゆるおやゆびひめの物語。魔法使いのおばあさんがくれたオオムギのタネからなぜかチューリップが生えてきて、その花の中にいたのがおやゆびひめ。だから、元々花の精だったのかも。ひきがえるやもぐらと結婚させられそうになりながら、最後は花の精の王子さまと結婚する。背中につけるきれいな羽が、ハエの羽というのは意外な気がするが原作通りなのだろうか。

 9:植物や昆虫、ヘビや鳥類やけものをダイナミックに描いた素晴らしい絵本。何をどんな風に強調して見せるか、という点を深く追究して描かれているのが、よく伝わってくる。ミドリニシキヘビのページなど特にそれが分かると思う。早く全巻揃えたいものだ。

 10:1964年12月1日発行の月刊予約絵本「こどものとも」105号の、ペラペラ版。富山妙子・画(画と書いて、え、とふりがなが振ってある)に惹かれて購入。ちなみに、上沢謙二・案とあるが、英語表記では、translated by Kenji Uesawaと書いてあって、案とは翻案の意味かも。キリスト誕生の夜に、兆しとなる星が天に現れて、東方の三賢者がその下を訪ねて行く話があるが、それに肖った話。金鉱の鉱夫をしている父親が、クリスマスにちょうど採掘すべき金が掘り尽くされ、その後無職になる見込みで、ヤケになっていたの。しかし、クリスマスの当日に、ちょうどその妻がマリアがキリストを生んだように厩のなかで(たぶん第2)子を産み、三賢者の一人メルキオールが金を贈りものとして持ってきたことを象徴するかのように、金鉱に別の金脈が見つかって仕事も続けられることになった、というあまりに都合の良い奇跡譚で、つまらなかった。暗さを帯びた絵で、そちらは個人的には好ましい。

 11:青森県の民話。子どもが欲しい老夫婦のもとに、ある雪の晩、女の子が訪ねてくる。その子を、老夫婦の子どもとして育てるが、春になって嫌がる風呂に入れると、消えていなくなってしまった(ゆきむすめだったから融けた)という話。櫛のかたちをした枠に絵が描いてあるのだが、消えた女の子を探す場面で、その絵の枠である櫛の使い方をひねってあるのがニクい趣向。

 12:男の子が川釣りしていたらワニが釣れて、そのワニがその子の家で越冬するために、ばれないように棒に化ける話。えさやりを何となく忘れてしまったりするあたり、小学生らしい感じがするけれど、無事越冬できて良かった。

 13:

 14:昭和3年から15年までの落語を収める。

 15:写真とエッセイで樹の魅力を綴る本。こういう新書は、今あまり出版されないように思う。

 16:恐怖短篇小説ということで以前から気になっていた文庫。

 17:

 18:むんとは白猫の男の子。表紙と裏表紙に千鳥格子状に描かれた猫たちの顔は、一つ一つちゃんと表情が違っている。ページをめくる前から、労作らしいぞと感じさせて、中はやっぱりその通り。パステルカラーで山川直人の漫画のようなチリチリとした細線の重なったパターンを惜しげもなく画面に広げている。至光社からこんなにかわいらしい絵本が出ているとは意外だった。

 19:帽子をかぶっている人ばかりの町で、一番素晴らしい帽子を決めるコンクールを開く話。目の高さが鼻と同じになっているちょっと気色悪いような絵が特徴。突飛な帽子を考えるのは楽しい作業だったと思う。この街の帽子屋はどんな帽子屋だろうか。

 20:

 21:"ぺんたくんとあそぼう"シリーズの7巻目に相当。暗号絵本になっている。買い物リストが書いてあるらしきページを見開いてすぐに、その先を見ることなく暗号を解こうとして躍起になって、ずいぶんな時間を楽しませてもらった。青と水色、緑と黄緑の見分けがつきにくかったのが、解読への道を遠ざけた。シリーズの別の巻は、どんな風な遊べる絵本になっているのか気になる。

 22:あとがきが勉強になる。からすは先行きを予兆する霊力「御先(みさき)」性を持つとされてきたそうだ。タイトルである「みさきからす」のみさきは、岬ではなく御先だったというわけだ。物語では白いカラスが御先性を発揮するのだが、彼?はどこまで先を読めていたのだろうか。鷹に襲われることまで見えていたとして、その危険回避に向けて木の実を集め始めたのだとしたら……!。清水耕蔵氏の絵は、木肌や葉や木の実などの植物の表面の質感をもたせるのにぴったりの、独特の手法で描かれている。p.25のカラスに、前所有者の仕業と思われる、鉛筆でなぞられた輪郭線が残っていた。

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