yh氏の日記

主に買った本を、メモがてら、ずらずら書いていきます。他に言葉集めなど。過去記事鋭意編集作業中。

今日買った本

■今日買った本。計5406円。

 

a)ブックオフ阿南店にて。

1・飯島太千雄/乾侑美子・構成/文『漢字の絵本 月のえくぼ』小学館 ¥210

 

b)楽天ブックスにて。

2・山尾悠子『翼と宝冠』ステュディオ・パラボリカ ¥1900

 

c)ヤフオクにて。

3・『月刊COOK 1976年1月号』千趣会 ¥656 じゃんくまうす

4・『月刊COOK 1976年4月号』千趣会 ¥660 じゃんくまうす

5・『月刊COOK 1976年5月号』千趣会 ¥660 じゃんくまうす

6・『月刊COOK 1975年10月号』千趣会 ¥660 じゃんくまうす

7・『月刊COOK 1975年11月号』千趣会 ¥660 じゃんくまうす

 

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 自宅の改装作業が山場を越えたので、息抜きがてらa)へ行ってみたら、以前この店にあったはずだったのに見当たらなかった本が、また日をおいた今日という日に見つかったので、嬉しかった。b),c)は、3月中に届いたもの。c)での購入価格は、落札日も落札額も本当はまちまちなのを、ざっと平均化したもの。

 1:漢字の絵本シリーズで、これで全3冊が揃った。

 2:豆本というのに惹かれて購入。『小鳥たち』の外伝だそう。

 3:3~7は千趣会が発行していた小冊子で、上村一夫の『あなたのための劇画的小品集』を収録している巻を収集中。

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 6:『あなたのための劇画的小品集』のvol.16「二重奏」を収録。

 7:『あなたのための劇画的小品集』のvol.18「弟の部屋」を収録。6と7は、月刊で連続した号だが、『小品集』のvolの番号が1番分飛んでいる(vol.17は欠番となった)。この直後の号では、vol.19になっていることはWebで調べて判明しているが、現物は未確認。

今日買った本

■今日買った本。計7590円。

 

a)みつづみ書房にて。→移転後初入店。

1・塚本邦雄『香氣への扉 芳香領へ』ポーラ文化研究所 ¥1500

2・加納一郎/泉靖一/梅棹忠夫/樋口敬二/本多勝一・編『探検と冒険8』朝日新聞社 ¥900

3・マリアンヌ・モネスティエ・作、塚原亮一訳、太田大八・装丁/さし絵『夜明けのハーモニカ』新日本出版社 ¥800

4・高玉宝・作、新島淳良訳、滝平二郎・装丁/さし絵『ま夜中にとりが無く』新日本出版社 ¥1000

5・中谷宇吉郎、樋口敬二/池内了・編『中谷宇吉郎集 第三巻』岩波書店 ¥1000

6・伏見康治/柳瀬睦男・編『時間とは何か』中央公論社 ¥500

7・レギーネ・シントラー・作、ヒルデ・ヘイドゥク-フート・絵、野本益世訳『かみさまがおつくりになったせかい』日本基督教団出版局 ¥300

8・フランツ・ブレンターノ、篠田英雄訳『天才・悪』岩波文庫 ¥150

9・松谷みよ子/瀬川拓男/辺見じゅん・再話『日本の民話10 残酷の悲劇』角川文庫 ¥100

10・トーマス・ヘルム、井上一夫訳『宝を探せ』角川文庫 ¥100

 

b)ブックオフ尼崎東難波店にて。→初入店。

11・リチャード・スキャリー・作、奥田継夫訳『せかいいちおいしいバナナ・スープ』ブックローン出版 ¥720

12・レミー・チャーリップ/バートン・サプリー・作、レミー・チャーリップ・絵、つぼいいくみ訳『ママ、ママ、おなかがいたいよ』福音館書店 ¥210

13・ロルフ・クレンツァー・作、ジタ・ユッカー・絵、ウィルヘルム菊栄訳『サンタをのせたクリスマス電車』太平社 ¥110

14・フリングル・ヨウハンネスソン・絵、菅原邦城訳『めうしのブーコトラ』ほるぷ出版 ¥200

 

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 伊丹市立美術館での浅野竹二の版画展を観に行き、夕飯まで少し時間があったので、移転してから行けていなかったa)へ。本の量が増えているような気がする。思った以上に買えた。自然科学系の本があるのが嬉しい。その後、南下して尼崎のグリル一平で、ブラボーセットを食べて、その途中に見かけたb)の絵本と児童書の棚だけをチェック。

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 6:自然選書のうちの一冊。2020/3/13読了。各識者が各々の学問分野・立場から時間について1章分を書き、最後に皆で座談会する構成。"時間はカントのいう先験的なものではなく、経験的に帰納された概念"、"(時間は)経験として、固定して客観化された"……私は時間についてなんとなく先験的なものだと思っていたので、人類があみ出した時間を決めるさまざまな原理を知るにつけ、考えが変わってきた。分野横断的な国際時間研究会の会長渡辺慧氏の幅広い知見に満ちた第1章と、巻末の座談会が面白い。座談会から2つ。TV画面は、"同時刻でない現象が同時に現れ"ている、とは目から鱗。だとすると、相撲とかで同時に土がついたかどうかなど映像判定する際に判定可能な最小時間が問題になってくるだろう。最も笑ったのは、会場入り最遅を指摘された伏見氏が「ぼくのΔtというのは大きいんだな」と言ったところ。

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 8:1990年秋のリクエスト復刊版。

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 12:2002年に増刷されたときには、レミー・シャーリップ表記に変更されたようだ。原題は『MOTHER MOTHER I FEEL SICK  SEND FOR THE DOCTOR QUICK QUICK QUICK』ということで、邦題からは「おいしゃさん よんで、はやく、はやく、はやく」は省かれている。表紙と見返しの悪夢を思わせるマーブリング模様が不穏だが、影絵絵本ということで納得。まるまる太った子どもの影のなかから、さまざまなものが取り出され、意外なものが次々と出てくるのを楽しむ絵本。取り出されたものが、左側のページにどんどん蓄積されていくのだが、良く見ると、それらのものの置き方がこまごまと変わっていて、母親の白いブーツはそれまで履いていたスリッパと履き替えられていたりする。

 13:クリスマス絵本というよりは、電車絵本色が強くて好み。大人を出し抜く子どもなりの知恵と、度を越してきたときの真っ当な大人の対応力と。そうあって欲しい優しい世界が描かれている。表表紙から裏表紙にかけての絵に、小さな天使は9人ぴったりいるけれど、小さなサンタは37人以上いるような気がする。

 14:訳者名は、すがわらくにしろ、と読む。なんとなく表紙のタイトル文字が、『風の谷のナウシカ』っぽい(が、ナウシカ発表より1年こちらの本の出版の方が先)。やまんばがトロールに、おふだがめうしのしっぽの毛に替わっている「さんまいのおふだ」だった。解説によると、こういう話は「障害物逃走」という昔話の一パターンに分類されるそうだ。使役されるばかりのちびトロルに主体性があれば、むすことブートコラは逃げきれていたかなと思う。

今日買った本

■今日買った本。計3600円。

 

a)本おや通販にて。

1・森雅之『MM文庫2 薄荷のプリズム』カレンブックス ¥1200

2・森雅之『MM文庫3 ダンスの準備』カレンブックス ¥1200

3・森雅之『MM文庫4 こども時間』カレンブックス ¥1200

 

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 a)で森雅之作品の通販をしていることを知ったので、買える分をまとめ買いした。上記の価格には送料の一冊ごとの平均が加算されている。MM文庫1巻は、『ひるね時間』というタイトルだそうで、今現在調べた限り新刊での取り扱いはなさそうだ。再刊・増刷されたときには是非入手したいところ。

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今日買った本

■今日買った本。計3951円。

 

a)みつばち古書部にて。→初入店。

1・ヴィルドラック・作、内藤濯訳『ミシェル・オークレール』岩波文庫 ¥400 寸心堂書店

2・安藤亨『写真集 ガンガー生々 聖地を撮る』中公文庫 ¥100 雨包書林

3・福田隆義・画『画家から作家へ 絵の贈り物』角川文庫 ¥400 フォルモサ書院

4・ナメ川コーイチ・ネコマンガ、谷川俊太郎・ネコローグ『なにぬねこ』サンリード ¥600 リバーズブック

5・五味太郎『10月のあかちゃん』リブロポート ¥300 葉月と友だち文庫

 

b)ブックオフonlineにて。

6・Marshall Lee『ERTÉ AT NINETY-FIVE THE COMPLETE NEW GRAPHICS 1』トレヴィル ¥1451

7・山下夕美子・作、北田卓史・絵『わたしはおしゃれなぼうしやさん』教育画劇 ¥500

8・阿久悠『恋文』文化出版局 ¥200

 

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 和歌山市から日帰り的な感じで、ずっと行きたかったa)へ。連れがうろちょろするので、棚を見るに集中力を少々欠いたが堪能した。しかし、相当意識的に見ないと、本棚ひと枠ごとの個性を感じながら、屋号とともに記憶にとどめていくのは難しい。各棚の高さに制限があるので、版の大きな本は置けない(90度倒して置くなどの工夫は見られたが)のは、気になった。店番していたかたから、名古屋の喫茶店(喫茶ボンボン)のバッジを買った。b)は先日届いたもの。

 1:カバーのある新版が出ていなそうなので購入した岩波文庫赤帯。戯曲。

 2:2020/1/16読了。ガンガーはガンジス川の愛称のようなものか、長大かつ広大な川の岸には(本書を読んで初めて知ったが)聖地がたくさんあって、どこも巡礼者で賑わっている。ガンジス川で泳ぐならやっぱり少しでも衛生的な源流域でかなあと思う。

 3:紙風船のどこか空恐ろしさのある絵が印象的な画家の福田氏。各絵を贈られた作家が、その絵のイメージに基づいて文章を添えたカラー文庫。2020/1/28読了。作家の文章は、必ずしもフィクションではなくエッセイ風のものもある。私は、福田氏の思わせぶりな絵を見るとどうにもエロティシズムを感じずにはいられないが、柴田錬三郎氏などはそうではない受け取り方をしていて、意外な感じもあり、剣豪のような隙のなさを感じさせた。その柴田錬三郎氏についての逸話があとがきにあり、泣かせるものがある。

 4:ナメ川コーイチサイン入り。一つの絵に一言コメントを添えた絵本。60枚超のネコの一枚絵に、谷川俊太郎がネコのひとことをつけたもの。前半わずかにパリの名所?絵が続くが、後半は一コマ漫画風に落ち着いていく。水面に映った揺れる月を手にかけようとしている絵が一番好み。

 5:収穫の秋、赤ちゃんも収穫するように木に成っている。何月生まれのあかちゃんという意味の絵本ではなくて、何月の赤ちゃんのいる風景的な絵本シリーズなのかな。にわかに他の月の作品も読みたくなってきた。

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 8:上村一夫作品を追いかける中で気になったので探していたのだろう(そして購入したのであろう)一冊。あとがきに、近頃のテレビは下品だということが書いてある(1997年4月に書かれたあとがき)。それから23年、ええ、ひどいありさまですよ。

今日買った本

■今日買った本。計2500円。

 

a)第10回よろずまち一箱古本市にて。

1・ピーター・スピアー・画、渡辺茂男訳『ロンドン橋がおちまする!』冨山房 ¥300 紀国堂

2・新川明・文、儀間比呂志・版画『りゅう子の白い旗 沖縄いくさものがたり』築地書 ¥300 紀国堂

3・A・ラマチャンドラン・作/絵、木咲まろい訳『ジブヤとひとくいドラ』福武書店 ¥300 紀国堂

4・ポール・ライスとピーター・メイリー・文、ショーン・ライス・絵、斉藤たける訳『ドードーを知っていますか わすれられた動物たち』福武書店 ¥300 紀国堂

5・北杜夫・作、ラヨス・コンドル・絵『地球さいごのオバケ』河出書房新社 ¥300 紀国堂

6・リーセ・マニケ・文/絵、大塚勇三訳『運命の王子 古代エジプトの物語』岩波書店 ¥300 紀国堂

7・スティヴン・クロール・文、ウイリアム・ランキン・イラスト、玉村和子訳『エコロジー FOR BEGINNERS』現代書館 ¥500 古書bun

8・高橋葉介『ヨウスケの奇妙な世界1 夢幻紳士 マンガ少年版』朝日ソノラマ文庫 ¥200 大吉堂

 

b)古書肆紀国堂にて。→初入店、本購入無し。

 

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 第10回目を迎える今日のa)は、謎?の15:00からの開催、街なかを少々歩き疲れた頃に会場入り。プロの古本屋さんから以前より探していた絵本を幾つか買えたのが良かったが、出品物量的にちょっとずるいようでもあり、微妙な心理がある。ヒトハコ古本市なのに一箱ではない景色をよく目にするのだけど、プロ古書店のルーズさと、常連のルーズさとが、少なからず影響しているのではないかと以前より思っている。手元のわずかな本でもちょっと勇気を出せば出店できる、そういう気軽さ、参入障壁?の低さを感じさせるような雰囲気をつくって欲しいと思う。b)は、近所に実店舗があるというのでさっと覗きに行ったもの。店頭の絵本にいい本があったが、見返しに子供の落書きがでかでかと残っていて買えなかった。店内は、本の壁が立ちふさがっていてほぼ見ることができなかったので、再訪が必要。

 1:

 2:

 3:インド・ウォルリ族の美術、とりわけジブヤ・ソマ・マセ(Jivya Soma Mashe)という大作家(カバー袖には大作と書いてあるが、大作家、の間違いではと思う)に影響されて、その美術手法をベースに制作された作品とのこと。洞穴絵画や石版や陶版に描いた絵を思わせる、幾何学的な形の組み合わせで省略と単純化に、大いなる魅惑を感じる。4本の木、5本の矢など、神話や絵本によくある繰り返しパターンが見られる物語。知恵と勇気と鳥獣の協力で、ひとくいドラを退治する。

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 5:

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 7:イラスト図解で学ぶエコロジーについての本。地球環境の暗澹たる未来を思わせるゾッとする本。

 8:

今日買った本

■今日買った本。計332円。

 

a)ブックオフ徳島住吉店にて。→本20%OFFセールをやっていた。

1・開高健・編『たばこの本棚 5つの短篇と19の随想』ぶんか社文庫 ¥68

2~4・城アラキ・原作、加治佐修・漫画『バーテンダー à Tokyo 4,5,8』集英社 各¥88

 

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 休日出勤の後に、フェリー乗り場に残置してきた乗用車を回収しに行った。そこまでの交通手段は原付なので、無事乗用車は回収できたけど、今度は原付を回収しに行かなければならないという変な話。それでも、乗用車を指定された場所に駐車していなかったために、フェリー会社に迷惑をかけられないということから(フェリー会社から速やかに回収してくださいとの電話連絡があった)、何とか要望に応えたもの。その帰りに、a)へ。

 1:青銅社から1979年(と新装版が1984年)に出たものを文庫化したものだが、単行本では『・・・20の随想』となっているので文庫化に際し随想のうち1篇が除かれているみたい。誰の随想がそれなのか。

 2:収集中の漫画。

今日買った本

■今日買った本。計2088円。★は出版年度を今一度確認して必要ならリンク先変更する

 

a)ブックオフ草加新田駅西口店にて。→本20%OFFセールをやっていた。

1・エドリアン・アダムス・文/絵、奥田継夫訳『魔女たちのあさ』アリス館 ¥808

2・羽仁進・文、赤羽末吉・絵『やまたのおろち』岩崎書店 ¥160

3・与田準一・文、渡辺学・絵『うみひこやまひこ』岩崎書店 ¥160

4・松田道雄・監修『メニンガーの育児絵本について 『ぼくのほん』を貫くまなざし』リード図書出版 ¥160

5・松田道雄・監修、J.W.ワトソン/R.E.スウイツアー博士/J.C.ハーシーバーグ博士・文、H.ホフマン・絵、谷口行子訳『おねえさんとおるすばん』リード図書出版 ¥160

6・松田道雄・監修、J.W.ワトソン/R.E.スウイツアー博士/J.C.ハーシーバーグ博士・文、H.ホフマン・絵、谷口行子訳『むかしはあかちゃん』リード図書出版 ¥160

7・松田道雄・監修、J.W.ワトソン/R.E.スウイツアー博士/J.C.ハーシーバーグ博士・文、H.ホフマン・絵、谷口行子訳『なかよしのおいしゃさん』リード図書出版 ¥160

8・松田道雄・監修、J.W.ワトソン/R.E.スウイツアー博士/J.C.ハーシーバーグ博士・文、H.ホフマン・絵、谷口行子訳『はいしゃさんはおともだち』リード図書出版 ¥160

9・汐見稔幸・他『小学生の勉強 2年生算数ドリル』ブックオフコーポレーション ¥160

 

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 もう改めてblog記事にはしないが、昨日下見に行ったa)へ。予定通りの収穫。さいとうたかを『ワイド版 サバイバル』の未所有巻も買おうか悩んでいたが、かさばるので今回は見送り。

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 4:『ぼくのほん』シリーズの解説的な巻で、第9巻に相当。全12巻で揃いでのみ販売していただろう本。

 5:『ぼくのほん』シリーズの第2巻。3歳児くらいに読ませるのにちょうど良さそうなシリーズだ。

 6:『ぼくのほん』シリーズの第3巻。

 7:『ぼくのほん』シリーズの第5巻。

 8:『ぼくのほん』シリーズの第6巻。虫歯は怖いが、歯医者さんは怖くない、といったような本がないかと日頃探していたので、そんな内容な本ではないかと期待している。

 9:甥にせがまれて買いたくなかったが結局買った本。2冊買ってと言われて1冊だけなら買うからと選ばせて、本人が選んだもの。

今日買った本

■今日買った本。計8979円。

 

a)閑々堂にて。→店舗見つけられず。

 

b)森岡書店銀座店にて。→定休日にて入店できず。

 

c)古本観覧舎にて。→GoogleMapのピン位置ミスで辿り着けず。

 

d)ブックオフ荻窪駅北口店にて。→初入店。

1・安江リエ・文、いまきみち・絵『ちびだこたこらす』福音館書店 ¥289

 

e)バサラブックスにて。→見つからず。後日調べで年末年始休み中だった。

 

f)古本よみた屋にて。→初入店。

2,3・e.o.プラウエン・作、上田真而子訳『おとうさんとぼく 1,2』岩波少年文庫 ¥440

4・アンドレ・フランソワ・作、巖谷國士訳『わにのなみだ』ほるぷ出版 ¥550

5・中谷宇吉郎『極北の氷の下の町』暮しの手帖社 ¥330コワレ

6・レオポルド・ショヴォー・作、出口裕弘訳『ショヴォー氏とルノー君のお話集1 年をとったワニの話 他3篇』福音館書店 ¥880

7・レオポルド・ショヴォー・作、出口裕弘訳『ショヴォー氏とルノー君のお話集2 子どもを食べる大きな木の話 他4篇』福音館書店 ¥880

8・レオポルド・ショヴォー・作、出口裕弘訳『ショヴォー氏とルノー君のお話集5 ふたりはいい勝負』福音館書店 ¥550

9・中村博・文、久米宏一・絵『ばけもんじる』岩崎書店 ¥550

10・儀間比呂志・文/絵『りゅうとにわとり』ひかりのくに ¥110

11・木乃美光・編、正田壤・画『まっかっかなむすめがまどからのぞいている』福音館書店 ¥220

12・Gerald McDermott『THE MAGIC TREE a tale from the Congo』Kestrel Books ¥550

13・デニス・ホイートリー・著、ジョー・リンクス・原案、土屋正雄訳『マイアミ殺人事件』中央公論社 ¥1100

14・松岡達堪・原案/絵、鈴木良武・構成/文『黒ひげ先生の世界探険 アフリカにグレヌクをおって』サンマーク出版 ¥1650

15・György Lehoczky『The Miracle of the Pear Tree』BLACKIE ¥440

16・樹村みのり『樹村みのり初期短編集 雨』朝日ソノラマ ¥440

17・ジャック・ティボー、ジャン-ピエール・ドリアン編、西條卓夫/石川登志夫訳『ヴァイオリンは語る』新潮社 ¥110

 

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 帰省中に1日フリーの日ができた。ただ銀座に1件だけ用事があったので、その界隈の古本屋をざっと巡ってみようと思って、a),b),c)を巡ることにした。a)は現地で店舗位置も分からず。b)は、定休日だったが、少なくともガラス越しに店内の様子が伺えた。c)は、GoogleMap上で古本屋を検索して銀座に立ったピン位置を目指したものだが、なんとピン位置のミスで、本当は中野にある店舗だったという。地図上の検索はあまり当てにならないなと思ったできごとだった。それで今日は古本運はないなと諦めて、飲食に興じようと、まず新宿のピースへ。世田谷ピンポンズにこの店にちなんだ曲があると知って行ったもの。ホットケーキとコーヒーを頼んだ。後ろの席で、どこかのテレビ局の人が、向かい合った若手俳優に、今回は撮影班のドライバーとしての日雇業務の打ち合わせをしていた。若い女の子2人客が、ずかずかと奥の席に入っていって、ものの2~3分で退店していったのも妙に気になった。何があったのだろう。それからビア&カフェBERGに行って、『椅子』という雑誌を読みながらおやつどきのビールを楽しんだ。このまま帰ろうかとも思ったが、やっぱり未踏の古本屋に少しでも行っておきたい欲がむくむくと湧いてきて、吉祥寺のf)に行く決心をした。向かう途中の乗り換えついでにd)へ寄り、さっと店内をチェックして何とか1冊買った。e)は、チェックしていた店舗位置に向かうも、見つからず。今これを書きながら調べたところ、年末年始休み中だったようだ。で、f)にようやく辿り着いた。思った以上に絵本と児童書の品揃えが良く、若干支出をセーブしつつも結構な収穫で大満足。今年の最終営業日だったようだ。2時間近く滞在して、深夜に帰宅した。

 1:

 2,3:御殿場でのヒトハコ古本市でどなただったかに勧められてずっと読んでみたかった作品。e.o.は本名のエーリヒ・オーザーのこと。プラウエンは、著者の出身地。政情のために、本名を隠して発表せざるを得なかったペンネーム。1巻ではp.25「反省」p.145「がまんにもほどがある」、2巻ではp.88「おとうさんの本心」が良いなと思った。おとうさんの我が子を思う心が結晶している。1巻の巻末の「e.o.プラウエンについて」を読むと、ヒトラーなどが台頭した不穏な時代にあって、強く生き抜いた著者の人物にも興味がもたれる。

 4:今調べて、うそ泣きのことをcrocodile tearすなわち「わにのなみだ」と言うそうだ。その前提知識がない状態でこの絵本を読んだので、「長い長い前振り込みでの「わにのなみだ」」こそが「わにのなみだ」なんだと思っていた。横長の絵本で窓のある箱入り。オリジナルは1967年にフランスで出版されていて、一方で『ワニの泪』という岡田睦という慶應大学の仏文科卒のかたの著作が、河出書房新社から1976年に出ている。このほるぷ出版版の第1刷は1979年3月10日。だから、岡田睦氏が、仏語版をどこかで読んでそれを作品に反映させているのじゃないかなあと何だか気になっている。いつか調べてみるつもり。

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 11:

 12:ある兄弟がいて、一方だけ母に愛され、もう一方は家出した。家出した方は、森で魔法の木を見つけ、魔法の木に捕らえられていた精?と結婚し、魔法で富を絵、幸せに暮らした。そこに母親と兄弟を招待したところ、成り上がった訳を尋ねられ、それを秘密にしておかなければならないのに話してしまって、全てを失ってしまうという話。愛してくれない者だったことも忘れて、彼らに仕えてしまうという、「血の繋がり」というもののの恐ろしさを説いている。元々はアニメーション作品だったものを、絵本化したものだそうだ。邦訳はされていない。

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 15:日本で木島始氏が詩をつけて『木のうた』として出ている本だけど、題名が異なるし、本文も日本版に比べて長文になっているので、両者の差異が気になったのと、もともとこの絵本のレホツキー氏の絵が抜群に好きなのとで、購入。結果、絵は同じ。本文は(レホツキーの原案ベースでMichaela Bachという方が英語版テキストを書いたということだ)、全体を貫くニュアンスも変わっていて、どちらも良いなと思う。英語版は、キリスト色がちょっと出ている。繰り返す季節、同じものを生み出す鳥や動物、植物など自然の不思議さを謳い、最後にそれらはGodに由来するという締め方。

 16:

 17:黄色い本のジャック・チボーと関係があるのか気になり購入。ジャック・ティボーは、Jacques Thibaudで、ジャック・チボーは、Jacques Thibault。ということで、ほんのちょっと綴りが違った。カバーデザインだが、一時間文庫=One Hour Library、略してOHLの3文字が、表紙から裏表紙にかけて書いてある。ティボー氏、小学生?の頃、危篤の書き取りの先生のそばで、求められて当時弾けもしないはずのベートーヴェンの「へ長調ロマンス」を夢中でヴァイオリン演奏していたら、気づいたときには先生が息絶えていたなど。劇的な挿話がまず3つくらい続いて、久しぶりに面白い読書となった。2020/1/26読了。編者が入っているので、少し盛っているところもあるのじゃないかなんて思いながらも、とにかく弾むように読める。チャップリンポール・ヴェルレーヌとの逸話も飛び出したことで、同時代の雰囲気を感じやすくなったような気がした。人間以外の生き物が、音楽に官能するかの章で、蜘蛛の話が出てきたときに、突然「かっこ注」で訳者の、蜘蛛のについての同様の経験談が登場し、思わず我が目を疑った。

今日買った本

■今日買った本。計2768円。

 

a)古本ほん吉にて。→初入店。

1・得田之久・作『ありのぎょうれつ』童心社 ¥100

2・マージョリー・ワインマン・シャーマット・作、マーク・シモント・絵、光吉夏弥訳『ぼくはめいたんてい きえた犬のえ』大日本図書 ¥100

3・三橋節子・作、鈴木靖将・補作『雷の落ちない村』小学館 ¥300

 

b)古書ビビビにて。→初入店。

4・村岡栄一『みずわり一杯の物語』双葉社 ¥600

5,6・石森章太郎『太陽伝(上・下)』潮出版社 各¥100

7・佐藤まさあき『野望 殺戮への序曲』日本文芸社   ¥200

8,9・矢口高雄『はばたけ!太郎丸 全2巻』講談社 各¥100

10・又吉直樹編『又吉直樹マガジン 椅子』ヨシモトブックス ¥1018新本

 

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 年内の最終営業日のb)でライブがあり行ってきた。ライブ開始前にa)へ寄った。a)では時間がなかったために、店頭の均一のみをじっくり見た。その前には、夕食を茄子おやじというカレー屋さんで食べたのだが、この店名は、黒田硫黄『茄子』に因るものだと思われる。また、そのカレー屋に行く途中、「トロワ・シャンブル」という喫茶店があって、その店に由来した同名の曲を世田谷ピンポンズが歌っている。喫茶はしなかったけど、ちょっとした聖地巡礼気分となった。ということで、b)での世田谷ピンポンズライブを見た後に、CDを買ったので、一応ここにも書いておく(世田谷ピンポンズ『スノウライトヨコハマ』¥500,世田谷ピンポンズ『ラヴ』¥1650)。

 1:ありの行列を目で追いかけて、その行列ができた原因である青虫にたどり着き、ありたちがせっせと青虫を運ぶ話。わっしょいわっしょい、せっせせっせ、というリズム感のある科学絵本。

 2:新装版。シリーズ第1作。黄色い部屋の登場はおそらく「黄色い部屋の謎」を踏まえたものだし、古今のミステリをよく知っていれば、あちこちに作者の遊びが隠されていそう。印刷が肝となるトリック。短いながら気が利いていて、もっとシリーズ全体を読んでみたくなってきた。

 3:

 4:スナックを始める母とそれを手伝う娘の話。大事に読みたくなる味わい深い連作短篇集。酒や酒場の本は結構好きで集めているので、その中でもいい作品に巡り会えて嬉しい。「酒を飲みながら見た女の人たち」という巻末エッセイで、気に入りのスナックのママの紹介がされていてちょっと面白く読んだ。

 5,6:幕末舞台の作品。

 7:1巻完結の漫画かと思いきや全7巻完結の作品だった。巻数が本の裏側に野望マル1とこっそり書いてあるだけなので、分かりにくい。貴種の血を引くがどん底状態の主人公が、そうなった原因である男と男の会社に復讐、乗っ取ろうという野望を追いかける話。ものすごい勢いがあって最後まで一気読みしたいところ。電子書籍でなら比較的簡単に読めそうだが、さてどうするか。

 8,9:リンク先は全1巻のもののようだが、購入したのは昭和52年1月と2月に出た全2巻のもの。鷹匠の少年の話。豊かな自然が破壊されていく現代に警鐘を鳴らす作品。

 10:新本。世田谷ピンポンズが寄稿していることから、彼の通販サイトで知った雑誌。目当ての世田谷ピンポンズのページは、「ハイライト」という曲の歌詞がおそらく直筆で書いてあるページが1枚あるのみ。雑誌中央の又吉氏の文章はさすがに上手くて読ませる。小説もきっと読ませるのだろうなと思わせた。新宿のベルクで呑みながら読んでいたのだが、ベルクの木製の椅子も座面の曲面がうねうねした印象的な椅子だった。

今日買った本

■今日買った本。計880円。

 

a)ブックオフ徳島阿南店にて。

1・片平直樹・文、みずうちさとみ・絵『うえきやさんがやってきた』福音館書店 ¥110

2・いまきみち・作『ゆうちゃんとひよどり』福音館書店 ¥110

3・飯島太千雄/乾侑美子・構成/文『漢字の絵本 こわい山やさしい山』小学館 ¥110

4・飯島太千雄/乾侑美子・構成/文『漢字の絵本 雨のしずく』小学館 ¥110

5・アレイスター・クロウリー、江口之隆訳『黒魔術の娘』創元推理文庫 ¥110

6・中脇初枝・再話、ささめやゆき・絵『ちんころりん 高知の昔話』福音館書店 ¥110

7・三芳悌吉・文/絵『川とさかなたち』福音館書店 ¥110

8・海老原美宜男・編『こども写真ひゃっか 新幹線ひみつ大図鑑』永岡書店 ¥110

 

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 小さな連れと一日ぶらぶらしないといけなくなり、初めて行く某図書館の子どもコーナーで時間をつぶした後、昼を魚屋の食堂で食べ、それでも時間が余るので、a)へ行ってみた。以前から見かけていた3,4の本が¥110棚におちていたので、ありがたくサルベージさせてもらった。

 1:2017年9月1日発行のこどものとも年少版のペラペラ版。もめん?に刺繍と彩色によって絵を描いている、みずうちさんの作品を買うのはこれで2冊目。ほのぼのした画面ながら、植木屋さんの庭仕事がよくわかる内容になっている。

 2:2018年2月1日発行のこどものとも年少版のペラペラ版。2羽のひよどりのうち、一方だけにお腹に白い斑点がある。斑点がある方が成鳥なのか、オスなのか、メスなのか。ちょっとWebで調べたところではわからなかった。ヒヨドリは英語でbulbul(ブルブル)だと知った。

 3:山という漢字をテーマに絵本にしたもの。書の有名人の山もあれば、名もわからない甲骨文や金文の山もある。飾り文字の山も自由さが面白く、漢字の自由さに気付かされる。

 4:雨という漢字をテーマに絵本にしたもの。良寛の草書の雨は、線が減って点ばかりになっていっている。私も学生時代に部室のノートにあれこれ書いていたときに、自分の文字がどんどん点ばかりの書体?になっていっていることがあった。ちょっと良寛と通じ合ったような気がした。

 5:魔術師の書く小説ということで興味が湧き購入。

 6:桃太郎みたいな出だしで、桃ではなく金の櫃から出てくるのがちんころりんというおばけ。ちんころりんは、したいことを都度訴えるのだが、子どもが何かするのに親の許可を仰ぐ様子に似ているなあと思った。最後に「ほりたきゃほってみよ」と言ったおばあさんの、突き放すような気持ちがわかるような気がした。思ったように行動したらいいと業を煮やしたのだと思えるのだ。

 7:川の源流から河口まで、その途中の池や用水路なども網羅して、さかなや周辺の生き物を紹介する図鑑絵本。チョウみたいなトンボのチョウトンボを知った。アメリカから持ってきて日本に居着いた種が結構あることに気付かされる。

 8:子にねだられて買った本。2015年の本だから、まあまあ内容的には新しい。DVDは付いていなかった。

今日買った本

■今日買った本。計900円。

 

a)古書bunにて。

1・ハワード・エンサイン・エヴァンズ、羽田節子/山下恵子訳『昆虫学の楽しみ』思索社 ¥900

 

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 みかん収穫の真っ最中のa)へ。最上段の棚に面白そうな本があったので購入。

 1:親しみやすい昆虫学の本、というのは、日本での昆虫学は養蚕や病害虫対策などの実用的研究が先行していて、産業応用目的をもたない昆虫学が遅れており、こういった読み物が生まれる土壌が十分に育っていないから、とのこと。

今日買った本

■今日買った本。計1000円。

 

a)品品堂(web shop)にて。→初利用。

1・●『世田谷ピンポンズの世界』● ¥1000

 

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 a)でCD購入ついでに、楽曲のコード譜が4曲分掲載されているという冊子が気になって、1を購入。掲載曲は「紅い花」「オレンジジュース」「グッドバイ」「ホテル稲穂」だった。自曲全曲解説があるのが良い。実在の喫茶店をモチーフにした曲も幾つかあるので、聖地巡礼を気長にしていきたくなった。

今日買った本

■今日買った本。計176円。

 

a)お宝家洲本店にて。

1・神宮輝夫編『夏至の魔法 イギリスファンタジー童話傑作選』講談社文庫 ¥176

 

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 淡路島のフェリー乗り場に某氏を迎えに行く前に、a)に寄ってみた。その後、モカという喫茶店で、お茶して時間を潰し、定刻になってフェリー乗り場で某氏をお迎えして合流した後、扇湯で一風呂浴びた。珍しいドーナツ型の湯船で、洗い場は湯船を囲ったその輪っかの部分となる。脱衣所で、先日の和田岬でのヒトハコ古本市でお会いした方と本当に偶然再会できて、とても嬉しかった。こんな偶然あるんだなあと震えるような思い。

 1:入手済の『銀色の時』の2年後に出た、対になる童話傑作選。本書の存在を知らなかったので、これも嬉しい収穫。2020.2.6読了。『ウイスキーガロア』という作品が気になっているコンプトン・マッケンジーの作品「毛布の国の大冒険」が収録されていたのには驚いた。キリスト教伝説の七英雄と主人公が小さくなって子供部屋の毛布やその周辺で大冒険する話で弾むような展開が愉快な作品。(たった今調べて今の今まで『オトラント城奇譚』の作者(ホーレス・ウォルポール)と勘違いしていた)、ヒュー・ウォルポール作の「ストレンジャー」は、人間の中の排他的な心理を、少年時代のリアルな過去の一経験から活写した作品。3篇収録されているメーベル・マーロウはどれも笑いの絶えない作品で、この一冊の本の読み始めと読み終わりを気持ち良いものにしてくれる。ローズ・ファイルマン「王室御用達の焼きぐりは、いかが?」の王様は、課題解決の好例を示し、こういう治者が理想的だなと思う。ローレンス・ハウスマン「妖精を信じますか?」は、色彩や形象の描写が秀逸で、また人間が何かを主観的に信じること、その感覚、確信を他者と共有する難しさと、それが速やかに達成されないときの切なさをよく伝えてくれ、本書中一番読み応えを感じた作品。

今日買った本

■今日買った本。計2755円。

 

a)和田岬ヒトハコ古本市にて。→初開催、初会場入り。

1・カマル=シャハ・話、金田卓也・文、金田常代・絵『ドゥルガのちかい ベンガルの少女のはなし』偕成社 ¥100 おはなしワールド

2・安部公房『箱男』新潮文庫 ¥100 古書八百年

3・河野進『萬華鏡』聖恵授産所出版部 ¥150 古書八百年

4・片山健・作/絵『もりのおばけ』福音館書店 ¥150 古書八百年

5・今森光彦・文/写真『好奇心の部屋デロール』福音館書店 ¥300 Bibli

6・島尾ミホ『海辺の生と死』中公文庫 ¥200 Bibli

7・ぽんつく文庫『無職未満2 組織不適合』ぽんつく堂 ¥150 pontsuku

8・高野文子/大竹昭子『大竹昭子のカタリココ 一号 高野文子 「私」のバラけ方』カタリココ ¥700 pontsuku

9・宮脇俊三『時刻表2万キロ』河出書房新社 ¥300 ぶらんこ文庫

 

b)古本市場名谷店にて。→初入店。

10~12・田岡りき『吾輩の部屋である 2~4』小学館 各¥88

 

c)ブックオフ徳島川内店にて。

13・サラ・ロンドン・文、アン・アーノルド・絵、江國香織訳『しょうぼう馬のマックス』岩波書店 ¥70

14・大島千春『いぶり暮らし 2』徳間書店 ¥67

15・城アラキ・原作、加治佐修・漫画『バーテンダー à Tokyo 7』集英社 ¥67

16・おおひなたごう『目玉焼きの黄身いつつぶす? 4』エンターブレイン ¥67

17・手塚治虫『サスピション』講談社 ¥70

 

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 書きかけ。

 1:探していた本。カバー袖を読むと、絵を描いた金田常代氏の遺作に相当する作品のようだ。卓也氏は彼女の長男。アショルというホームパーティが好きな少女。そこで歌うことが好きな少女は、おじいちゃんに歌の練習を続けるよう説かれる。歌は神様の世界への秘密に通じているということ。あとがきに、そのことを一言で言い表し得たようなタゴールの詩が引用されている。

 2:リンクは改版になっているが、購入したのは改版前のもの。

 3:2019/12/15読了。ハンセン病療養所の慰問などを長く続けた牧師さんによる詩集。今調べてみると、ちょっと気になっている賀川豊彦にそのような慰問を勧められて始めたそうで、ますます賀川豊彦について興味が湧いてきた。さて、詩の方だが、平易な言葉で綴られていて、詩の初心者の心にもしっかり届くような詩だった。クリスチャンらしい詩もある。「偽善者」「転落」を読むと、イエスは観音様に通じるような存在なのだなと思う。「古本」という詩もあって、古本市で買った数冊の本のうちの一冊を置き忘れてきて、後日それを無事受け取ることができた安堵を綴ったもの。古本好きだけに共感至極。「装幀」という詩で知ることができるが、味わい深い装幀の外村吉之介氏は倉敷民芸館長をしていたかた(甥に塚本邦雄がいることはあとで調べて知った)。愛については、「かくれる」という詩のさまざまな人の目にかくれた善きものの羅列や、「だから」の"愛はじぶんの/施しをおぼえない/だからみんなを喜ばす"、などが胸を掴まれるようにぐっときた。「思い出話」での、著者の子どものころに父がもらいものをすぐによそ様にやってしまい、それを当たり前のように思っていたというのが、ある家庭の一風景として素晴らしいなと思った。少しでも真似たい気もするが、既にもう手放さないところをたくさん見せてしまっているのが、反省させられる。「もらう」は、もらった側が横柄になっていく恐ろしさがクレッシェンドに迫ってきて本当に恐ろしい詩。

 4:

 5:ウンダーカンマーの話かと思ったら、デロールというパリに実在の理科教材を売る店についての本だった。とはいえ機会があれば一度は訪れてみたい驚異に満ちたお店のようだ。

 6:

 7:よく読むと前職が判るような。私も団体行動がほとんどの場合楽しくないので嫌い。だから結構共感できるところがある。独立して商売でもしたいとも思うが、性格的に利益にならないことに体力や思考力、時間を注いでしまいそうで、立ち行かなくなりそうだから、今も勤め人でいる。

 8:文庫サイズの対談本。p.27の絵を描くことにおける重力の働きや、p.31の絵を描くことの危なさ(描く自分に対してそれを見る他者に対しても)、が特に興味深い点。

 9:

 10~12:収集中の漫画。間違って既に所有している第2巻を重複して買ってしまった。第4巻で引っ越したので驚いた。

 13: 

 14:収集する気も特になかったが、未所有の続巻を見つけてしまったので購入。良い話、優等生的な話が多いので、穏やかに読める。

 15: 収集中の漫画。

 16:

 17:手塚治虫漫画全集のもので、あまり見ないタイトルのように思って購入。サスピション(suspicion)は、疑い・疑念のこと。表題は読み切りのシリーズ作品で、3話まであるが、どれも冷え冷えとした話。私はこういう短篇が結構好きなので、もっと描き紡いで欲しかった。同収録の「インセクター」というシリーズもたった2話で終わるが、珍しい昆虫のハンターの主人公を配した探偵もの風で、なかなか面白い。面白いなあと思うシリーズがすぐ途切れてしまうのは残念だ。「山の彼方の空紅く」は山が動く話。大山鳴動という四字熟語を思い出した。

今日買った本

■今日買った本。計8600円。

 

a)第17回天神さん開田自治会館でヒトハコ古本市にて。

1・みつはしちかこ『初恋のりりあん』講談社漫画文庫 ¥200 hoshitsuki

2・浜田廣介・文、朝倉摂・絵『むくどりのゆめ』講談社 ¥1500 kumomi

3・寺村輝夫・作、ヒサクニヒコ・絵『おにのあかべえ』ポプラ社 ¥1000 kumomi

4・エレーン・ポガニー・文、ウイリー・ポガニー・絵、光吉夏弥訳『金のニワトリ』岩波書店 ¥200 A文庫

5~7・水野英子『星のたてごと 1~3』朝日ソノラマ ¥800 A文庫

8・高安克己『ぼくらの科学1 洞くつの世界』千代田書房 ¥600 yanagi

9・丸木位里/丸木俊、松村賢一・英文『ピカドン』ろばのみみ ¥300 yanagi

10・あらいあき『チュウチュウカナッコ』青林工藝舎 ¥300 yanagi

11・ぽんつく文庫『無職未満』ぽんつく堂 ¥150 pontsuku

12・岡崎武志/柴田信/安部甲・編『書肆アクセスという本屋があった 神保町すずらん通り1976-2007』『書肆アクセスの本』をつくる会 ¥600 emdrive

13・エルンスト・クライドルフ・文/絵、大塚勇三訳『くさはらのこびと』福音館書店 ¥400 remondo

14・徳南晴一郎『復刻版 怪談 人間時計』太田出版 ¥350 hori

15・『長岡天Zine』 ¥500 mazaki

16・木田安彦・木版画、田中一光・アート・ディレクション『にほんのまつり』講談社 ¥600 kumahiko

17・『うZINE』 ¥200 fumi

 

b)ヨドニカ文庫にて。

18・ホルヘ・マンリーケ・作、佐竹謙一訳『父の死に寄せる詩』岩波文庫 ¥300

 

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 前回から半年経ってまたa)の開催の日を迎えた。早朝に自宅を発ち、開始時刻ちょっと過ぎに会場入り。時間いっぱい会場にいた。b)は、a)の閉会後に寄ったもの。連れに、連れの友人に起きた悲しい出来事についての連絡があり、辛い気持ちでいながら本棚を見ていて、罪深い気持ちになった。

 1:みつはしちかこの著名な作品には買うほどの興味はわかないけれど、こういう全1巻完結の知らない作品だと手が伸びる。4コマとか8コマの連作で、やっぱりいずれもアイデアが活きているから、コマ漫画が好きだ。りりあんの幼馴染らしき男の子が健気。p.53の女心、p.83のしあわせ、p.86の優しさ、がぐっとときた。

 2:函入。p.38の最後のひと葉は、こすり出しで描いたものだろうか。木のうろで冬越しをするむくどりの父と子。子は母が亡くなっていることも知らず、母を恋しく思っている。木に残った葉っぱが風に吹かれてかさこそする音で、もしや母が来たのではと何度も確認する。話は、冬のままで終わるところ、静かな余韻が続く。

 3:あっかんべえの由来を創作したお話。人間世界でなんでも真逆に捉えたり、言うことやることも真逆にするあかべえ。その振る舞いを見抜いた悪いごんたの賢しらなこと。函入、帯付。

 4:カバー袖の「本のおねがい」という本の取り扱い方の注意書きが大変いかしていたので、購入。岩波の子どもの本だが、このシリーズの表紙の右下あたりに描いてある象の絵と、その「本のおねがい」の絵は、同じ絵描きによる仕事のようだ。誰だろう。若干ぐうたらな王さまが、悪い魔法使いに妬まれて、度々侵攻に遭う。侵攻を知らせる金のニワトリは、その魔法使いが変装して王様に届けたもの。代わりにいつか望みをきくという借りをつくる。金のニワトリが信仰を知らせたので、婚姻直後の王子に討伐に行かせると、石にされてしまう。それを発見した王様は、石の王子と、そこで出会った月の姫を自分と結婚するために連れ帰る。帰城すると魔法使いが月の姫を貰い受けにくる。この危機を金のニワトリが魔法使いを退治する。金のニワトリは月の姫の婚約者で、金の羽でみなを撫でると、石の王子は元に戻り、各々の不都合な記憶も消されて、一件落着という話。と、こう書き出してみるとなかなか入り組んだ話。

 5~7:手塚治虫の少女漫画の系譜に当たりそうな作品。惜しげもないストーリーの展開に次ぐ展開で、ぐいぐい読ませる。人魚姫のような切なさを醸す作品。ただ終わり方はもう少し丁寧であって欲しかった。掲載雑誌のページ数都合を強く感じた。第3巻の後半に「ルル」という短篇を収録。

 8:洞穴探検のことを書いた第三章が抜群に面白かった。読者を、先輩に連れられて、初めて洞穴探検をする人にしてくれるような二人称的な文章に久しぶりに触れた。そう、洞穴は探検するものであって、冒険にいくところではないのだ。後半は、考古学的になってきて、個人的にはつまらなかった。

 9:『ひろしまのピカ』の元になった絵本。オリジナルは、ポツダム書店というところから、1950年8月6日に発行されたのだが、その後発禁処分を受けたようだ。本書は1976年8月15日英文付新版。1年前に英文のない復刻版が、やはりろばのみみ舎から出てもいたようだ。ピカの前後を実体験と伝聞から多様に書き綴った絵本。爆心地には生存者がいなかったため、話を伝える人がいないというすさまじさ。人間だけでなく、動物や鳥の様子も描かれている。付録?の紙切れがたくさん挟まっていたので、メモしておく。鈴木晴久「ろばのみみの読者の皆様へ」、ろばのみみというミニコミ誌の編集・出版における経済的な大変さ、注いでいる誠意、広告を載せないということ、など綴られいて、編集人の人柄がよく伝わってきて、応援したくなるような内容。「おーい ろばのみみ No.20」、この『ピカドン』他ろばのみみ既刊についての読者の投稿感想を多数掲載。一般市民?の名前が並ぶなか、平野威馬雄氏からの投稿もある。編集人独白もあり。「サンデー毎日 1980.3.30「ほん」欄のコピー、および鈴木晴久氏の手書き文章添えたもの」、ろばのみみ既刊の『渡辺禎雄版画小品集』について武田清子(国際基督教大学教授)の文章。「ろばのみみのつどい その32 ツィターへの招待」、河野保人というオーストリアおよび南ドイツに伝わる撥絃楽器ツィターの演奏会の案内チラシ。

 10:2001年から2010年にかけて描かれた漫画作品。2004年までの第5話を描いてから、5年間続きが出なかったとのことで、確かに5話くらいまで、自閉症的なカナコのいちいちが読んでいて痛々しくくらーい気持ちになったが、その後から少しずつカナコのデキる面が紹介されたり、社会性も増してきて、俄然面白くなった。レモンスカッシュのことをレスカと略するのは、一般に知られていることなのだろうか。

 11:ぽんつく堂を開店するまでの話を簡単にまとめてある。開業費用が書いてあるのが、いつか参考になるかも。

 12:

 13:

 14:ヌレて状態悪かったが、何だか気になったのと、買った箱のお隣のかたが、やはりこの本をかつて買って読んだことがあるという偶然もあって、購入。p.194にピカドンが出てくる。9の本のタイトルワードがここにも登場するとは偶然。堀広道氏の画を連想させるこの漫画家の絵は、全体にきつくゆがんでいて、内容は追い詰められたような息苦しい雰囲気に満ち満ちている。一読で手放そうかとも思ったが、竹熊健太郎氏の巻末の文章を読んで、「アブナイもの」も自宅の棚に残しておいたほうがいいかなとも思えてきた。

 15:

 16:

 17:宇治についてのZINE。今現在の宇治の茶畑がどのように広がっているか、現地調査したレポートが載っていて、実に労作だと思う。茶摘みの季節労働者の募集看板があるのを初めて知った。作物の産地を、季節労働で渡り歩きたい気持ちがどこかにある。

 18:中世スペイン(1400年頃)文学。表題作のほかに、作者不詳の『死の舞踏』を載せてあり、ここまでで全ページ数の半分にも満たない。残りが、訳注や解説と参考文献ページというつくり。