■今日買った本。計4113円。
a)ブックオフ3号バイパス新宮店にて。→本20%OFFセールをやっていた。
1・玖村まゆみ『完盗オンサイト』講談社文庫 ¥208
2・ジョン・ミリントン・シング、山本修二訳『西国の伊達男』岩波文庫 ¥168
3・喜多川歌麿・歌川豊国他画、安田義章・監修、佐野文哉訳『秘蔵の名作艶本第4集 春雨のおんな』二見文庫 ¥86
4・ウィリアム・スタイグ、小川悦子訳『いやだいやだのスピンキー』セーラー出版 ¥87
5・わたりむつこ、真島節子・絵『そでふりすずめ』福音館書店 ¥87
6・司修『はずかしがりやのぞう』にっけん教育出版社 ¥86
7・トミー・デ・パオラ、高木由貴子訳『さあ歩こうよおじいちゃん』絵本の家 ¥86
8・トミー・デ・パオラ、高木由貴子訳『上のおばあちゃん 下のおばあちゃん』絵本の家 ¥86
b)ブックエコ新宮店にて。→105円本5冊で100円セールをやっていた。
9・多和田葉子『飛魂』講談社文芸文庫 ¥700
10・ユリー・シュルヴィッツ、瀬田貞二訳『よあけ』福音館書店 ¥500
c)ブックエコ和白店にて。→105円本5冊で100円セールをやっていた。
11・佐々木マキ『ぼくとねずみのいそげ、じどうしゃ!』福音館書店 ¥300
12・都筑道夫『殺されたい人この指とまれ』集英社文庫 ¥20
13・オイゲン・ベルトルト・ブレヒト、岩淵達治訳『肝っ玉おっ母とその子どもたち』岩波文庫 ¥20
14・ハーウィン・オラム、喜多村惠・絵/訳『やねうら』佑学社 ¥20
15・水沢謙一・再話、梶山俊夫・画『さんまいのおふだ』福音館書店 ¥20
16・マリー・ホール・エッツ、田辺五十鈴訳『ジルベルトとかぜ』冨山房 ¥20
d)ブックオフ九産大駅前店にて。→本20%OFFセールをやっていた。
17・森須磨子『しめかざり』福音館書店 ¥240
18・安野光雅、遠山啓・監修『くらべてかんがえる』福音館書店 ¥110
19・安野光雅、遠山啓・監修『きれいなさんかく』福音館書店 ¥110
20・川道美枝子、金尾恵子・絵『きたのもりのシマリスくん』福音館書店 ¥160
21・佐々木マキ『だれかしら』福音館書店 ¥87
22・エズラ=ジャック=キーツ、木島始訳『ピーターのいす』偕成社 ¥240
23・スーザン・ジェファーズ・絵、徳岡久生/中西敏夫訳『Brother Eagle, Sister Sky 酋長シアトルからのメッセージ』JULA出版局 ¥100
24・アーシュラ・クローバー・ル=グウィン、ジェイムズ・ブランスマン・絵、長田弘訳『いちばん美しいクモの巣』みすず書房 ¥86
25・ミッシャ・ダムヤン、ジャン・カスティ・絵、尾崎賢治訳『アツーク』ペンギン社 ¥86
26・中野美代子『鮫人』日本文芸社 ¥400
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a)やd)が本日までセールをやっているので、夕食を早めに摂って、車を借り、急いで回ってきた。a)のそばにb)があるのは知っていたが、たまたま通り掛かったc)はノーマークで、それなりの収穫が得られたので、嬉しい誤算だった。しかし、よく記憶を探ってみると以前はブックマーケットだったはずで、その時代には入店経験があったはずだ。
1:よあけというキーワードがどこかに出てくるという噂を聞いて読んでみたかった本。クライミングもストーリーに一役買っているようで、そのことも楽しみ。
2,10,18,19:行商用。2はもう一冊自分用を持っているが未読。
3:艶本のような江戸時代のくにゃくにゃした文字は私には簡単に読めないので、こんな風に読みやすく書き下してある本は助かる。このシリーズ、かなりの巻数が出ているようなので、今後もチェックしたいところ。カラーページもあるし、ぼかしきれていないぼかしもありがたい(?)。リンク先は、出版社がマドンナ社になっているけれど、本そのものには二見書房と書いてある。
4:機嫌を損ねたスピンキーのご機嫌取りに頑張る家族がいじらしい。
5:昔話風の創作と思う。お父さんすずめが出てこないのが気になる。
6:恥ずかしがってばかりではさすがに何もできなくなる、本来の自分が歪んでしまうよ、といった話。
7:8と対になる本。脳梗塞か何かになったらしいおじいちゃんと孫の話。立場が、逆転しても信頼関係が続く。
8:1階のおばあちゃんと2階のひいおばあちゃんとが出てくるお話。カバー袖の推薦文に書いていあるが、核家族時代に捧げる絵本ということだ。
9:単行本を探していたが、文庫化されていたとは知らなかった。どこかで紹介されていて探していた本。
11:漫画風のやや長めの作品。全体的に平和な雰囲気に溢れていて心が和む。
12:105円本5冊で100円ということで、どこか仕方なく買ったところのある本。とはいえちょっと珍しいのではないか。
13:スイスチーズが登場している戯曲。
14:『ぼくはおこった』と同じコンビによる絵本。相変わらず、カラフルでものに溢れた絵が良い感じ。
15:幼い頃に聞いたことのある話。おふだがそれぞれ色が違ったかとか、お坊さんがのんびり屋なところとか、記憶とはどこか違うような気もするが、その辺りの比較が昔話を読んでいて面白いところ。再話者の水沢謙一氏は、新潟県長岡市生まれとのこと。
16:地の紙を薄茶色にして、風が白色で見えるように工夫している。
17:力強い絵がしめかざりを生き生きと見せてくれる。表紙も良い。
20:シマリスの一年の暮らしが物語風に分かる科学絵本。一度の冬眠で1500個くらいのどんぐりを食べるらしい。
21:いないいないばあやかくれんぼに近い話。こどものとも0.1.2の本。
22:ピーターもののシリーズ読むのは、これが3冊目。妹ができてちょっと寂しい思いをするピーター。
23:当時開拓の白人の敵対者の言葉とはいえ、ちゃんとこういう発言を記録して抹殺することなく、それから随分時を経た後でも発表、公開される点は感心する。
24:詩人の選ぶ絵本というシリーズの第2期に出版された本。仲間内に理解されなくても、仲間外に自分を理解してくれる誰かがいるかもしれない。
25:著者はマケドニア出身。絵のかたはスイスの人とのこと。イヌイットの少年アツークの話。やや抽象化された絵が想像力を刺激する。
26:戯曲2篇を収める函装本。高山宏氏との対談を収めた付録も嬉しい。