yh氏の日記

主に買った本を、メモがてら、ずらずら書いていきます。他に言葉集めなど。過去記事鋭意編集作業中。

今日買った本

■今日買った本。計3725円。

 

a)ブックオフ中条店にて。→本20%OFFセールをやっていた。

1・大友克洋『SOS大東京探検隊』講談社 ¥40

2・近藤ようこ『水鏡綺譚』ちくま文庫 ¥288

3・エルサ・ベスコフ、石井登志子訳『ウッレのスキーのたび』フェリシモ出版 ¥568

4・永坂幸三『うかい』福音館書店 ¥86

5・大沼鉄郎、ながさわまさこ・絵『ぼくがねているあいだに』福音館書店 ¥86

6・菅原久夫、石部虎二・絵『がいろじゅ いちょうのきのいちねん』福音館書店 ¥86

7・トーマス・ティードホルム、アンナ-クララ・ティードホルム・絵、外山真理訳『おじいちゃんをさがしに』ほるぷ出版 ¥87

 

b)suruga屋にて。
8・ライサ・アダモヴナ・クダショワ、マイ・ミトゥーリチ・絵、吉田知子訳『おんどりコッコちゃん、ふゆの一日』新読書社 ¥150
9・加古里子『かこさとししゃかいの本 やさいのだいりょこう』童心社 ¥400
10・舟崎克彦『それでも夜は明ける』秋書房 ¥100
11・笹沢左保・原作、小島剛夕・影丸穣也・上村一夫『木枯し紋次郎ベストコレクション 地獄を見た紋次郎』リイド社 ¥480
12・『月刊マンガ少年 1977年10月号』朝日ソノラマ ¥210

 

c)ブックオフonlineにて。
13・筒井敬介、東君平『ぺろぺろん』あかね書房 ¥0
14・アンソニー・ブラウン、久山太市訳『ボールのまじゅつし ウィリー』評論社 ¥198
15・東君平『魔法使いのおともだち』サンリオ ¥398
16・永島慎二『旅人くん 第2集 出逢いと別れ』道出版 ¥548

 

***

 

 山形行の帰りの日。高速道路に乗る前に、本当に久しぶりにa)へ寄る。今年のGWは、セールの最終日にようやくこの1店舗のみを行けたことになる。絵本と、文庫漫画と大型漫画のみをさっと見て退店。b),c)が届いたのは、本当は次の日だけど、今日付で書いておく。

 1:

 2:

 3:少年ウッレが、これまでよりも立派なスキーを買ってもらって、日帰りの旅に出る話。冬王さまの両脇にそれぞれセイウチが侍っているのには笑ってしまった。春の女王はペルセポネーかな。

 4:鵜は根室のあたりで生まれて、茨城の海岸沿いで捕まえられ、岐阜の長良川の鵜飼に送られてくるとか。このわざわざそこまでといった風の流通への違和感は、かつては長良川以外でも盛んに鵜飼による鮎漁があったことをやはり意味するものだろう。

 5:特製版も出ている。夜勤の仕事をしている父母らの話が、ぼくとクラスメートらとで会話される。友人の親がどんな仕事をしているのか、強く興味を持ったことがなかったように思う。想像の埒外だった。

 6:特製版も出ている。いちょうの木のほか、街路樹によくある木々が掲載されていて、それらの花の時期も書いてある。そこをみると、今の時期は松の花粉が飛んでいるのかもしれないななどと思う。このところいがらっぽい喉なので。

 7:豆一粒食べるのに1年かかるなどの大げさなのかナンセンスなのか、そういった表現がちりばめられた絵本。子どもの感覚で、おじいちゃんのいどころを突き止める探検・探索の楽しさを描いている。ドイツ児童文学賞受賞作らしいが、私にはいまいちピンとこない作品だった。

 8:姉さんめんどりのいいつけを守らずスケートに行ったコッコちゃんが、氷が割れて水の中に落ちてしまい風邪をひいて寝込むのだが、みんなが美味しそうなものをピロシキを食べているのを安静にしている隣の部屋から聞きつけて、ベットを飛び出してくる話。話は単純だけれど、とにかく絵がカラフルで画面いっぱいに遊んでいて目に楽しい。訳者は『お供え』などを書いた小説家の吉田知子とは同名異人(ただ訳者の吉田氏は、土に口の"つちよし")。

 9:野菜の流通に関する社会の教科書的な絵本。野菜は、植物であって食べ物であり商品である、ということ。

 10:阪神淡路大震災を受けての創作。ねずみと猫という天敵同士が、大地震に遭い、お互いを気遣って助け合う。

 11:上村一夫が絵を描いた「中山峠に地獄をみた」を読みたくて購入。上村作品だけ、木枯らし紋次郎ものではない。佐渡金山の水替人足のまさに地獄の労働環境について、知ることとなった。ストーリーは、紋次郎ものの方が吸引力があって面白い。

 12:水木しげる「悪魔時計」という特別ゲスト作品の短篇が読みたくて購入。開かずの間の時計と憑き物の話。巻末近くのページが10ページ分ほど切り取られいる不完全な商品だった。

 13:398円だったものが、何やら商品に不具合があるとか書いた栞が挟まれていて、無償でいただくかたちとなったもの。へびの女の子が主人公。舌を出しながら歩く?姿など、他の生き物たちに馬鹿にされてショックを受けたり、別の生き物の優しい言葉に立ち直ったり。見た目で判断してはいけないということ。

 14:チンパンジーのウィリーのシリーズの第二作と思う。緻密な絵によって語らせる場面がいくつかあって、そういう箇所に気づけば気づくほど、また最初から何か見落としがなかったか、目を皿のようにして再読してしまう。パジャマのシャツのシワの描き方など本当に美しい。

 15:

 16:行商用。