yh氏の日記

主に買った本を、メモがてら、ずらずら書いていきます。他に言葉集めなど。過去記事鋭意編集作業中。

今日買った本

■今日買った本。計1065円。

 

a)ブックオフonlineにて。

1・羽海野チカ『3月のライオン 13』白泉社 ¥180

2・羽海野チカ『3月のライオン 14』白泉社 ¥235

3・高羽賢一・作/絵『ちいさなあかいバス』ひさかたチャイルド ¥180

4・ヘスス・バリャス、ミケル・シチャル、立花香訳『もうじゅうつかいのイバイ』新世界研究所 ¥180※  

5・半村良『雨やどり』文春文庫 ¥290

 

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 2022/5/7にa)で注文した本が、本日届いた。この注文でスピッツのアルバム『フェイクファー』も同時に買っているが、CDなので上記リストからは外している。

 1,2:最寄りの図書館で12巻まで架蔵している漫画。続きがどうしても読みたくなって買ってしまった。既刊は16巻まであり、15巻と16巻は、図らずも某施設から借りることができて、既に読了済。『ベルセルク』を連載していたのと同じ媒体での連載だそうで、物語はもう少しで完結しそうだけども、まだ何年かかかるかもなあと思われた。

 3:

 4:イバイぼうけんシリーズの8作目。

 5:バーが舞台の連作短編集ということをどこかで聞き知って、探していた本。装画が滝田ゆう。1974年下期に表題作で第72回直木賞を受賞。2023/1/2読了。『その女、ジルバ』という漫画でもオールドジャックアンドローズという人情味溢れるバーが出てきたが、それを彷彿させる新宿のバーやバーテンダー、ママたちの物語だった。連作短篇集になっていて、群像劇とも言えそう。メインの登場人物が他篇でちょい役になっていたり。実際、都会では昼夜問わず同時多発的にそこここに人間ドラマがあるはずで、そんなことを思わせた。一番好きなシーンは、「雨やどり」での町野さんの去り方。常連客は、店のことを考えて、そして状況に敏感に反応し、しかし落ち着いて、静かに、然るべく振る舞いたいものだと思っているが、そのような理想的なワンシーンだった。私は、自分自身の特性として、掴まらない人、気づいたらいなくなっている人、空気のような人、といったものがあると思っている。町野さんに「私と同じだ」を感じて、心がぎゅっとなった。