■今日買った本。計5633円。
a)本のあるところajiroにて。
1・二階堂奥歯『八本脚の蝶』河出文庫 ¥1320
2・ソン・アラム、吉良佳奈江訳『大邱の夜、ソウルの夜』ころから ¥1980
b)ブックオフSUPPER BAZAARノース天神にて。→本20%OFFセールをやっていた。
3・佐藤さとる、鈴木博・画『ぼくのいぬくろべえ』小学館 ¥200
4・山本おさむ、藤村和夫・監修『そばもん ニッポン蕎麦行脚 14』小学館 ¥336
5・新美南吉、谷内六郎・絵『新美南吉童話選集 こどものすきなかみさま』大日本図書 ¥416
6・島津和子・作『だいどころにもはるがきた』福音館書店 ¥216
7・ミラ=ローべ・作、ヴィンフリート=オプゲノールト・絵、佐々木田鶴子訳『あるきだしたゆきだるま』偕成社 ¥296
8・ハーディ・グラマトキー・作、渡辺茂男訳『がんばれグラマトキー むかしのしょうぼうポンプのおはなし』学習研究社 ¥176
c)F野さんより。
9・寒村孤山『風雪』櫂歌書房 ¥0
***
帰省ついでにa)とb)へ。a)では、文庫化を知らなかった作品と、発刊を知っており入手したく思っていた本をそれぞれ購入。b)では、スピッツのCDアルバム『色色衣』も購入した。CDは20%OFF対象ではない。c)は、お隣さんに献本いただいたもの。
1:
2:
3:著者がかつて15年の間飼っていたというくろべえという犬についての、エッセイ風の絵本。くろべえの賢さと忠実さを語る言葉が、優しさに満ちている。小学館の創作童話というシリーズだけど、ほとんどノンフィクション。水彩のぼわぼわとして滲みを生かした、木材や木、花などの描き方が素晴らしい。それに比べて、くろべえの絵はあんまり私の好みではない。
4:収集中の漫画。千住ネギについての回が、面白かった。一般の長ネギに比べ巻きが多く、ジューシー。千住にある葱の市場で、確かな鑑識眼を持つ葱商の目に適ったネギだけが、千住ネギと呼ばれるのだそう。千住ネギ農家は20軒程度。良いネギの見極め方は、葉っぱの数が多いほど、巻きが多く、葉の分岐の大元部分を押さえてみて固く締まっているものを選ぶと良いとのこと。
5:
6:台所に放置していた野菜や芋から芽が出たり、花が咲いたりしているのを描いたもの。たまたまSNSで野蒜が伸び続けていちごみたいにライナーを伸ばしているらしき写真を見て、その様子が面白かったのだけど、それと似たものをこの作品に感じた。芽が出て、花が咲いたさらにその先まで追った作品もあれば面白いかも。
7:
8:消防馬が引っ張る時代の消防ポンプ車のお話。改訂新版ということで、見たことのなかった版だったが、コンパクトなのが気に入ったので購入。自動車の消防車にとって代わられるのだが、初期の自動車の故障しやすさや馬力のなさなどの実際的な問題があり、お払い箱になっていた馬で引く消防車がいざというとき活躍するという、何というかスカッとする話。
9:自伝作品。「ある特殊法人地方組織責任者の苦悩と孤独な奮闘記」とある。