■今日買った本。計950円。
a)ヤフオクにて。
1・シャーロット・ゾロトウ・文、アニタ・ローベル・絵、みらいなな訳『おかあさん』童話屋 ¥330
2・マリサビーナ・ルッソ・作、みらいなな訳 『おやすみおやすみぐっすりおやすみ』童話屋 ¥320
3・松野正子・作、太田大八・絵『しあわせをもってきたシャベル』福音館書店 ¥300
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a)にて、4/10に落札したものが、本日届いた。
1:私を産んだお母さんが、小さかった時から本当に私を産んだことでお母さんになるまでを、ポートレートで時系列に紹介する話。ページを見開いて右側にポートレートの大きな絵があって、左側におうちの中のあちこちにそのポートレートが写真立てに飾られているところを私が示したり写真アルバムのページを繰っている私が描かれている。お母さんは、ハイスクール時代にボーイフレンドがたくさんいたり、大学を卒業していたり。なかなか日本の絵本ではそんな風なおかあさんは登場しなさそうだなと思わせた。カバー袖が、おうちの壁紙を模している。
2:うさぎの一家で、3匹の子うさぎたちが、両親に寝かしつけられた後に、やっぱり起き出して遊びまくる、そして怒られてまた寝かしつけられ、の繰り返し話。パターンのしつこさがだんだん笑いに変わっていく。着ているものやソファーの布の色と柄がとても凝っている。作者は手芸の素養があるのかもしれない。
3:3人兄弟の末っ子が財をなす話。上の兄弟は金と銀のシャベルをそれぞれ遺産として受け取り、それを売って、一時のお金だけを得る。末っ子は、普通の鉄のシャベルで、困った人を助けたり、地道に畑を耕したりして、遂にはそうそう揺らぐことのない財産(土地や人間関係であったりお金)を築く。めでたしめでたし、と書いてあって終わるお話で、なんだか久しぶり、