■今日買った本。計3450円。
a)第3回うだつのあがる古本市にて。
1,2・有間しのぶ『キラキラフィズ(全2巻)』竹書房 2冊で¥200 doron
3・天野祐吉・作、大槻あかね・絵『絵くんとことばくん』福音館書店 ¥500 morikore
4・まご『よあけのたび 朝ごはん巡り回想録』 ¥800 morikore
5・まご『よあけのたび 2』 ¥950 morikore
6・Bruno Munari『Zoo』Corraini ¥1000 ayumi
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第3回目をむかえるa)へ行ってきた。第1,2回でも会場になっていた建物の2階でのみ、本購入ができた。他のブースは、販売中に見に行くことは叶わなかった。
1,2:『その女、ジルバ』が良かったので、目についた同作者の未読作品を購入。2002年刊行ということで、バブリーな感じが盛り盛りだったが、主人公はそんな時代の中でも、やや控えめな性格。チャラい幼なじみとの付かず離れずの関係が、一時恋愛関係になりそうで、でもそうならず。しかし、その程よい関係を見つけるまでの物語といった感じ。各話6ページくらいで終わるので、隙間時間にぱっぱ、ぱっぱと読めて良い。オカマバーが出てくるところなど、その後の『その女、ジルバ』のタネは、既にこの時代には作者の中に植えられていたのだなと思う。
3:
4:第2版(2002年7月)のどうやら再販を購入したようだ。「御所南の朝」というスペシャルペーパーがおまけに付いていた。売っていた方が、作者のことを「モーニングのプロ」と呼んでいたのだけど、あとがきを読むとモーニングで七百軒以上を巡ったそう。ちょっと信じられないくらいの経験量だと思う。モーニングに至るまでのよあけの時間の散歩……それを好む作者の凛とした精神を思わずにはいられない。時の過ごし方に胸を打たれる。続巻を読む。
5:
6:出版社Corrainiのページはここ。新品だと今のレート換算で、2800円くらいかな。