【銀座バーテンダーからの贈り物】稲田春夫 パピルスあい ★★★ 2008.5.15
バーテンダーへの憧れが変に（"偏に"とも書けそう）高まってきたので、試しに（ハードカバーで）買ってみた。
面と向かって注文を聴いて、期待に応えられるカクテルやその他ドリンクを差し上げる。うまくいけば表情や言葉で即座に御礼が返ってくる。裏を返せば、悪い評価もストレートに返ってくるのはあるけれど、それでも何だか羨ましい商売である。世間様曰く、隣の畑は良く見える。
バーの仕事を中心に書かれた岸久著「スタア・バーへ、ようこそ」と異なる点は、本書の著者が所謂大御所である点。日本のバーテンダー協会をIBA（国際バーテンダー協会）に加盟するためにおこなったあれやこれやの血と汗と涙の行動力、結果得られた世界的人網と、そのおかげで氏やその周辺人物のみが体験したスペシャルな、酒を介した至福の時間の数々。
傘寿でも現役という。すごい方である。
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昨日かな、偶々、全国バーテンダー技能競技大会をやっていたようです。
