■今日買った本。計5300円。
a)A文庫にて。→本購入無しだが、新品CDを買った。
b)ブックオフ京都三条駅ビル店にて。
1・石川啄木『雲は天才である 他二篇』角川文庫 ¥100
c)ブックオフ京都三条駅ビル店にて。
2~9・邱永漢『西遊記』中公文庫 各¥105
10・加納一郎『25人の極地探検家 未踏への誘惑』朝日文庫 ¥55
11・安野光雅『かぞえてみよう』講談社 ¥200
12・神沢利子・作 堀内誠一・絵『ふらいぱんじいさん』あかね書房 ¥105
13・塚本邦雄『連彈』筑摩書房 ¥1000
14・塚本邦雄『眩暈祈禱書』審美社 ¥200
15・塚本邦雄『ことば遊び悦覧記』河出書房新社 ¥1250
16・塚本邦雄『稀なる夢』小澤書店 ¥200
17・尾崎一雄『蜂と老人』中央公論社 ¥200
18・肥田浩三編『露伴遺珠』湯川書房 ¥950
19・大原富枝『珈琲館影絵』講談社 ¥200
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1は昭和36年の第26版で定価50円の本。岩波文庫かと思っていたが帰宅して良く見たら、角川文庫だった。
2~9は藤城清治さんの影絵付きの西遊記で、全8巻のもの。影絵は白黒。ときどきあちこちの店にバラで売っていたので、バラで頑張って集めるか、どーんとまとめて買えるときを待つか、悩んでいたところ、このc)の店に各105円で出ていたので揃いで買ってしまった。つまらない挿話の部分は大胆に削除されている西遊記とのこと、これで通して読めば、個人的には満足できるだろうと思う。
10は、同じ著者が訳した『千島紀行』がえらく良かったので、その良い印象につられて買った本。これも多分、増刷されていないと思う。
11は、帰りの電車の中で読んでいたら、隣席の方の興味をありありと引いたことが分かったので、「私が下車するまでお読みになりますか?」と話しかけたところ、おそらく反射的に「大丈夫です」と断られた。横目で見ていたのを気取られたのが、恥ずかしかったのだろう。しかし内容的に素晴らしい本だった。
12は行商の定番。
13以降は、いずれもc)の店に売っていたことが奇跡のような本。いずれも箱付きの本。
13は中井英夫が確か「香りの時間」の中で、香りをテーマにした素晴らしい短篇が収録されていると触れていたので、学生の頃だったか、探していた本。同じ本を持っているが、買ってしまった。
14は、第一歌集から第七歌集までから、あるテーマに沿って、抜粋、再編集した、選歌集といった本。200円なら買う。
15は、言葉遊びの古今東西の超絶技巧を紹介した本で、実に面白そうなので購入。定価は¥2500。
16も、塚本作品で¥200、という驚きで購入。
17は、『昔日の客』で興味を覚えた作家であり、やはり¥200なので購入。
18は、何やら古本好きの方々の口の端にしばしばのぼる湯川書房の本と言うことで、買った。他にも3冊くらいあったが、その中でも自分にとって面白そうな本書を選んだ。
19は、モダンなデザインに引かれて買った。珈琲屋さんのK氏に見せてみようと思う。