■今日買った本。計3596円。
a)ブックオフ富山黒瀬店にて。
1・池内紀・編訳『ウィーン世紀末文学選』岩波文庫 ¥108
b)ヤフオクにて。5/12&15&17着 ¥1870
2・ロジャー・デュボアザン、松岡享子訳『おばかさんのペチューニア』佑学社 ¥510
3・ロジャー・デュボアザン、松岡享子訳『ペチューニアのだいりょこう』佑学社 ¥510
4・ローラ・ジェーン、工藤直子訳『まんまるいちにち木のそばで』トモ企画 ¥350
5・ベラ・ヘルド・原作、木島始・文、桂ゆき・絵『ぴちこちゃんのけっこん』福音館書店 ¥250 triangle
6・横溝英一・文/絵『しんかんせんでおいかけろ』小峰書店 ¥250 triangle
c)ブックオフonlineにて。¥1618
7・上村一夫『マリア(下)』ワイズ出版 ¥822
8・アントーニイ・ポゴレーリスキイ、栗原成郎訳『分身 あるいはわが小ロシアの夕べ』群像社 ¥598
9・カリール・ジブラン、船井幸雄・監訳『預言者』成甲書房 ¥198
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●書きかけ。
月例の用事で街へ出たついでに、a)へ。海外文学棚に良い本があるけれど、高くて買えない。b),c)は、先月に届いたものだが、ここに記しておく。
1:1900年を迎える頃のウィーンの文学選集。カバー原画のコーロ=モーザーを知らなかったので簡単に調べると、やはり同時代のポスターや装丁の作家であった。
2:がちょうのペチューニアシリーズとして全7巻あるうちの第1巻。邦題は”おばかさんの”が付いていて、なんだかかわいそう。英語版で既読ではあるが、改めて読んで楽しめた。本を、字を読めないとおばかさんになるし、自分を人より偉いと思うのは、もっとおばかさんになる。
3:これは第3巻。美容体操でスリムかつ筋肉もりもりになったペチューニアが空を飛んで、大都会にたどり着くのだけれど、周りの巨大な建築物やあれやこれやと自分を比べすぎて、自分を見失いそうになったところで、何とか親切な人に助けられて、また農場に戻ってくる話。いつのまにか夫と子どもがいるのには驚いた。
4:朝六時から翌朝六時までの一日を、一本の木を画面の中心に据えて、描いた良質の絵本。こういう基本的に物語がない絵本が好み。一点、太陽と同じ方向に虹が出ているのは間違い。
5:もてもてのねずみのぴちこちゃんが、5人のどうぶつに次々にプロポーズされる話。桂ゆき氏の絵が、頭の中でさらに広がりを持たせられるような絵で素晴らしい。初山滋をマイルドにした感じの印象。月刊予約絵本こどものとも180号。原作者の綴りは、Vera Held。どんなかたなのか、ちょっと調べてみたい。
6:かつて東京から西鹿児島まで、はやぶさという名前の寝台特急があった。そのはやぶさに姉弟だけで乗って、両親の実家に帰る話。ひょんなことから、弟だけ、はやぶさに乗って行ってしまったのを、小学6年生の姉がどうにかこうにか新幹線を使って追いかけていく。子どもが懸命に努力している姿と、うまくいった直後に緊張の糸が切れて大泣きするなど、こちらもがんばったねと目が潤んでしまう。
7:収集中の漫画。これで読み始められる。
8:ロシア名作ライブラリーのうちの一冊。ロシアといえば群像社。
9:●