yh氏の日記

主に買った本を、メモがてら、ずらずら書いていきます。他に言葉集めなど。過去記事鋭意編集作業中。

今日買った本

■今日買った本。計3053円。

 

a)マヤルカ古書店通販にて。

1・矢野浩三郎・監修『アンソロジー 恐怖と幻想 第1巻』月刊ペン社 ¥2250

2・なかむらあきこ『COVID-19後の社会とフェミニズムを考えるZINE vol.2』 ¥0

 

b)ヤフオクにて。

3・渡辺茂男・文、川原美木・絵『チムニイのさんぽ』トモ企画 ¥363

 

c)ブックオフ徳島沖浜店にて。

4,5・手塚治虫『ザ・クレーター 1,2』秋田文庫 各¥110

6・中川正文・作、山脇百合子・絵『ねずみのおいしゃさま』福音館書店 ¥110

7・パット・ハッチンス『なんにかわるかな?』ほるぷ出版 ¥110

 

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 a),b)はそれぞれ6/4と6/8に届いたもの。c)の店舗は、待ちくたびれた同行者をなんとかなだめながらの買い物だった。

 1:第何刷だったかメモし忘れたが、函無しのハードカバー。後日、このシリーズの全3巻セットを入手したので、売却してしまったが、全3巻セットは初期の造本で函装だった。

 2:これが欲しくて何かついでにa)の通販サイトで買えるものがないかと探したくらい。一応不定期発行と表紙に書いてあるが、前号は2020.4発行で、今号は2020.5発行なので、大体月1回発行のペースになるのかな。今号は、料理レシピ紹介が1つになって、その分日記が増えている。日記が一番興味をもって読んでいるので嬉しい構成。自分自身日記をつけていないせいもあり、もう2020年4~5月の社会の空気感を思い出せなくなってしまっていることに愕然とするが、「自粛に向かう日々の日記」を読むと、刺激され思い出されることがあり。記憶も記録に助けられるということか。

 3:いぬのチムニイのえほんの2巻目に相当。ビーグル犬のチムニイは、散歩する時はまさかの二足歩行。三白眼で、目の周りが黒く縁取られているところはエジプトの壁画を思わせる。ステーキやフライドポテト、ショートケーキの花が咲く植物を散歩で見つけて、その後、たねやでそれらのたねを買って育てる話。

 4,5:1994年の新版ではなく1989年第12版のもの(1976年第1版と内容はたぶん変わらなそう)。1994年の新版になると収録作品数が増えているが、今回のものは各7篇収録。SF的な短篇漫画集。

 6:ねずみのいしゃが、大雪の日にりすの子どもの発熱の連絡を受けて往診に行くが、その日中に患者宅につかず、翌日着いた時にはもう熱は下がっていた。代わりにいしゃが熱を出した、という何とものんびりしたお話。現実には、もうこんなのんびりした医者はやっていけないだろうと思う(僻地医療では、こういうことまだあるかもなあ)。

 7:裏見返しに蔵書印。文字のない絵本で、よく見かけるのだが、今まで何となく購入をスルーしていた。同行者が欲しがったのもあって購入。絵本の中で木製人形が積み木を使って、冒険する話。最初から提示されている一セットの積み木を、足したり引いたりせず、きっちりと組み合わせて、画面を作っているのには感心する。創作に当たって、同じ積み木セットを作ったか、紙か何かで2次元の積み木を作って、試行錯誤を繰り返したのではないか。