■今日買った本。計6984円。
a)ブックオフ福岡六本松店にて。
1・ルイス・ヘンリー・モーガン、古代社会研究会訳、上田篤監修『アメリカ先住民のすまい』岩波文庫 ¥108
2・萩尾望都『モザイク・ラセン』秋田文庫 ¥260
3・オンドジェイ・セコラ、関沢明子訳『ありのフェルダ』福音館書店 ¥108
4・竹本健治『定本 ゲーム殺人事件』ピンポイント ¥200
5・山田洋次・原作、林律雄・脚色、高井研一郎・作画『男はつらいよ 寅次郎ハイビスカスの花 コミック寅さん9』学習研究社 ¥108
b)徘徊堂六本松店にて。→初入店。
6,7・秋竜山『おーいたすけてくれ Part1,2 秋竜山の無人島まんが1000展』旺文社文庫 各¥200
8・金田一京助/荒木田家寿『アイヌ童話集』講談社文庫 ¥200
9・駒田信二『中国故事はなしの話』文春文庫 ¥100
10・大西巨人編『日本掌編小説秀作選(上)』光文社文庫 ¥100
11・金井直『金井直の愛と死の歌』彌生書房 ¥100
12・日本作文の会編『日本の子どもの詩11 埼玉』岩崎書店 ¥100
13・上村一夫『上村一夫珠玉作品集1 子年のお岩』愛育社 13~16のセットで¥4500
c)ふくやにて。→初入店、アンティークのお店で本の販売は無い。
d)青柳堂にて。→初入店、喫茶も利用。
17・アーサー・シモンズ、工藤好美訳『エスター・カーン』平凡社ライブラリー ¥400
18・吉田よし子『カレーなる物語』筑摩書房 ¥300
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ここ数日で回れなかった初入店を狙う店舗を、集中して回った。開店直後のa)で、b)の開店時間まで時間を潰した。それ以後、結果的に、古本屋ではb),d)への初入店が叶った。c)は、アンティークの店だが、とても面白い店だったので、ここに記録しておく。
1:岩波文庫の白帯で、こんな作品が出ているとは知らなかった。どちらかというと青帯のほうが適当に思える。
2:あまり見かけないように思う萩尾望都氏の漫画。表題作の他にも二篇収録。そのうち「ハワードさんの新聞広告」は、小学館文庫の『精霊狩り』で既読だった。
3:チェコの作家による児童文学。シリーズでもう一作邦訳があるようだ。
4:この本の一番の売りであったチェス殺人事件はまだ読んだことなかったはず。
5:実のところ、今日一番の収穫。これでコミック寅さん全9巻が揃った。
6,7:Part3とPart4は、所有既読。これで全巻揃った。バラで売ってくれるところがなかなかなかったので、これま嬉しい。
8:アイヌの民話ではなくて"童話"とあるのが気になって購入。
9:中国故事といったら駒田信二氏だと思う。教養文庫や河出文庫でも似たような本を出されている。
10:行商用。
11:以前購入した『薔薇』という詩の絵本の「薔薇 VIII」は、この本の「薔薇 1」になっている。金井直は、薔薇の詩を複数つくっている。
12:装幀とカットを安野光雅氏が担当している。このシリーズ、他都道府県も読んでみたい。
13~16:4巻セットで購入。この店舗には、上村一夫の漫画がたくさんあって驚いた。是非ともまた買いに行く。15では、大胆なカットが素晴らしい「ボディ・ペインティング」と肩の力を抜いてほっとした読み味の「クレイジィ・サマー」が好み。16では、ユーモラスな「山手線外廻り (一),(二)」「ボクが女を描くとき」が良い。
17:アーサー・シモンズの『心の冒険』という短篇集から5篇を収録したもの。19世紀末ロンドンの「群衆のなかの孤独」に惹かれた作家だとか。2024/3/E売却済。
18:タイトル買い。だがもちろんカレーには興味あり。